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ASTERHDF データ Import!!
ア ス タ ー エ イ チ ・ デ ィ ー ・ エ フ デ ー タ の イ ン ポ ー ト


この情報量で 9,800円とは驚きの価格...

 ERSDAC さんが提供している ASTER 衛星画像データのインポートが ver6.8 を TNTmips でインポートすることができます!!
 ここでは、HDF フォーマットで提供されたすべてのデータを TNTmips ver6.8 以降 へのインポート方法について解説いたします。

ver6.7以前の方はこちらをご覧ください
ver6.4以前の方はこちらをご覧ください
ASTER CEOSデータのインポート方法

■■■■■■  注  意  ■■■■■■
ver6.8 ユーザーの方は修正パッチを
あてる必要があります。
詳しくはこちらを御覧ください



This Information was checked by TNTmips 6.8 on Windows XP
●1. インポート
まずは、RVC 形式に変換
●2. データの表示
データを表示して確認
●3. 注意事項
こんな点に注意!!





 

 イ ン ポ ー ト 方 法


 TNTmips には ASTER 専用の HDF インポート機能があります  これで、ほとんど自動的にインポートを行ってくれるのです  



▼[Process]-[Import/Export...] をクリック

メニューより、[Process]-[Import/Export...] を選択します。
 




▼ASTER-HDF の選択

Import / Export ウィンドウが現れますので、上にあるボタンの Object Type: 欄を『Raster』に、Operation: 欄を『Import』にしてから、『ASTER-HDF』を選択し、下の [Import...] ボタンをクリックしてください。
 




▼HDF ファイルを指定

Select Files ウィンドウが現れましたら、今度は HDF データファイルを指定します。 [Go To...]ボタンを用いながら CD-ROM 等データファイルの場所へ移動し、ファイル名をダブルクリックして右枠内に名前を表示しましょう。できましたら [OK]ボタンを押します。 もしここで、いくら .hdf ファイルや .dat ファイルをクリックしても、選択できない場合は、修正パッチを充てる必要があります。詳しくはこちらを御覧ください。
 




▼ピラミッドと圧縮はオン!

このような Import Raster from ... ウィンドウが現れましたら、Options タブへ移動しまして、Create Pyramid Tiers と Compress トグルボタンを両方ともオン(押している状態)にしましょう。 この設定を行っておくことで、データの表示速度が速くなり、かつファイルサイズが小さくなります。圧縮方法は、可逆性がありますので、データ損失はまったくありませんのでご安心ください。 できましたら [Import] ボタンをクリックします。
 




▼RVC ファイル名とオブジェクト名を入力

Select Objec ウィンドウが登場します。 ここがわかりにくいのですが、[Go To...]ボタンを用いながらデータを保存したいフォルダへ移動し、[New File...]ボタンと [New Object...]ボタンをそれぞれ押して、保存する RVC ファイル名とオブジェクト名を入力しましょう(オブジェクト名はデフォルトのままでいいです)。 できましたら、それぞれ [OK] ボタンをクリックします。
 




▼インポートが終わるまでしばらく待ちます

ェクト名を1つ入力しますと、あとは自動的にすべてのデータを読み込みます。その間、Process Status ウィンドウが表示されますが、処理が終わるまで待っていましょう。
 




▼Time to import... で終了です。

ートが終わると、このように Time to import: ○○Minites, ○○Seconds と、処理に費やした時間が表示されます。おつかれさまでした。[OK] ボタンを押してこのウィンドウを閉じましょう。
 





 

  デ ー タ の 表 示


 HDF 形式と RVC 形式はよく似ています  14バンドものデータを、どのように格納しているか解説し、早速データを表示してみます 



▼[Display]-[Spatial Data...] をクリック

メニューより、[Display]-[Spatial Data...] を選択します。
 




▼[New 2D Group] ボタンをクリック

Spatial Data Display ウィンドウが現れますので、二次元表示用の [New 2D Group] ボタンをクリックしてください。
 




▼[Add Raster]-[Quick-Add RGB...] を選択

Group Controls ウィンドウと Group View ウィンドウの2つが現れますので、Controls ウィンドウの [Add Raster]ボタンをクリックし、[Quick-Add RGB...] メニューを選択しましょう。
 




▼RGB に割り当てるラスタを3つ選択

よ ASTER データを選択するわけですが、ここがちょっとわかりにくいです。 Select Object ウィンドウで、まず [Go To...] ボタンを押しながら、ASTER データの保存先へ移動します。 あとは、RVC ファイル名をダブルクリックし、『 VNIR 』 というフォルダ名をダブルクリックし、順に ImageData3N、ImageData2、ImageData1、の順に名前をダブルクリックします。 それぞれが順に、右側の Red、Green、Blue へと割り振られます。 ここまでできましたら、左下の [OK] ボタンを押します。
 




▼データの格納先を復習!

のデータ選択は一体何をしたのか? といいますと、TNTmips の独自形式である、RVC ファイルの中身は、ASTER データの配布形式である HDF 形式に似て、ファイルの中にフォルダ構造を持つことができます。 そして、3種類のセンサごとに、フォルダ分けされてデータが格納されております。 ちょうど下の図のように...
 




▼あとは、描画されるだけ...

OKタンを押すと、このようにバンド321をRGBに割り当てて、フォールスカラー画像を描画します。 コントラストなどは好みで調整してくださいね。
 








 

 注 意 事 項


 ASTER データの取り扱いで、重要な点をまとめてみました。



▼すべての処理レベルで、座標情報を読み取ります!!

TNTmips の ver6.7 までは、ASTER の HDF データが読み込めてはいたものの、いくつかの処理レベルで座標情報が付いてこないなど、少し不便なところがありました。 しかし、ver6.8 になってからは、レベル1A / 1B / 2A02 / 2B01 / 2B03 / 2B04 / 2B05 / 3A01 / 4A01Z のすべてのプロダクトで、座標情報も正しく認識してインポートされます。 もし、ver6.8 でうまくインポートされないようでしたら、ver6.8 用の修正パッチを充ててください。
 




▼ビット数に注意!!

VNIR【可視近赤外放射計】と SWIR【短波長赤外放射計】は 8 bit unsigned バイナリデータとしてインポートされていますが、TIR【熱赤外放射計】は元々 12 bit のunsigned バイナリデータとして提供されています。 しかし、TNTmips でのインポート後は 16 bit unsigned バイナリデータとして認識され、12 bit 以降、つまり 4095 から 65535 までの DN 値は空として処理しています。
 




▼ASTER 基礎知識

ASTER を扱う上で知っておくべき情報をまとめてみました。 もっと詳しいことについては、ERSDAC さんのサイトに沢山情報があります!!
 ●周期: 16日
 ●軌道: 太陽同期軌道
 ●平均高度: 705km
 ●ビット数: 8bit (VNIR/SWIR)、12bit (TIR)
 ●空間解像度: 約15m (VNIR)、約30m (SWIR)、約90m (TIR)
 ●1シーンのお値段: 9,800円(L3A01以外)、19,800円(L3A01のみ)






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2003.12.04 更新

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