Subject: [ts-mag:00194] OpenGIS Mail Magazine for T.S.U 【第 184号】 Date: Fri, 14 Jan 2005 21:11:43 +0900 From: Taichi FURUHASHI OpenGIS Mail Magazine for Technical Support Users 2005/01/14 Keywords: OpenGIS,TNTmips,Vertex2Points,SML,SessionLog,Resampling オープンGIS テクニカル・サポート専用メールマガジン 第184号「 エ レ メ ン ト を 気 軽 に チ ェ ン ジ !! 」 ################################################################# 株式会社 オープンGIS 久々に新しいSMLを作りました。 今回のSMLはラインやポリゴンをポイントに変換します。 そういえば、今までも似たようなSMLがあったような気が... と思わ れる記憶力の良い方もいらっしゃると思いますが、そうです。昔はテキ ストファイルとして出力するSMLを作ったことがあります。 http://www.opengis.co.jp/htm/kako_mail/mail_mag_099.htm 今回はテキストではなく、ポイントベクタオブジェクトとして、すぐに 結果を再利用できる形での提供です。しかも、後で加工しやすいようで きるだけシンプルなスクリプトで記述しました。 使い方はいたって簡単! (1)まずSMLをダウンロードして実行。 (2)変換元のベクタオブジェクトを選択。 (3)変換されたポイントベクタの保存先を指定。 (4)変換結果を表示して確認! これで、ポイントベクタが出来上がります。 例えばこのようなベクタデータがあったとしますと… 変換結果はこのようになります。 ちょっと見難いかもしれませんが、ラインやベクタの境界線がすべて ポイントに変換されています。 早速、この具体的な変換方法に移っていきましょう。 ● (1)SMLをダウンロードして実行 ▽ここから vertex2point_v20.sml [1KB] をダウンロードします。 http://www.opengis.co.jp/sml/sml_basic/vector/vertex2point_v20.sml ▽TNTmips のメインメニューより [解析処理]>[SML]>[実行…]を 行います。 ▽vertex2point_v20.sml ファイルを選択して [OK]ボタンをクリック。 ■これでSMLが実行されます。 (2)変換元のベクタオブジェクトを選択。 <オブジェクトを選択>ウィンドウが登場しましたら、最初に、変換元 のベクタオブジェクトを選択し [OK]ボタンをクリックします。 (3)変換されたポイントベクタの保存先を指定。 再度 <オブジェクトを選択>ウィンドウが登場しましたら、今度は 生成するポイントベクタオブジェクトの保存先を指定します。新規 にRVCファイルを作成するには右上の [新規ファイル…]ボタンを、 オブジェクト名を指定するには [新規オブジェクト…]ボタンを押し ます。 (4)変換結果を表示して確認! 最後に、出来上がったベクタオブジェクトを表示して、正しく中間点 がポイントになっているかどうか、また座標情報は正しく引き継がれ ているかどうかを [表示]>[空間データ…]機能で確認してください。 ● この結果、どのような利用価値があるでしょうか。 例えば、適当な大きさのメッシュを区切り、メッシュ内のポイントを カウントすることで海岸線の複雑さの指標につかえるかもしれません。 はたまた、任意の点から各ポイント間の距離を測定することで、一番 近いポリゴンとその距離を求めることも可能です。 シンプルな処理なだけに、その利用方法はアイディア次第で膨らみます 今回ご紹介したSMLスクリプトをいじり倒して、より面白いSMLに 進化させてみてください。 今週の新プチ・テクニック """"""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""" " " ver7.0 の新機能をひとつ。 " " TNTmips を使用して何を行ったのか、その処理がうまくいったのか? " それともエラーが発生したのか? などなど、TNTmipsの作業記録を自 " 動的に保存する機能がつきました。以下のような形で、日時、プロセ " ス名、結果などが記録されます。 " " 2005-01-11 11:02:51 polyprop アプリケーション初期化 " 2005-01-11 11:02:51 polyprop MISYSTEM built Jan 1 2005 02:48:44 " 2005-01-11 11:02:51 polyprop C:\…\vectanly.exe built Dec 31 2004 22:42:55 " 2005-01-11 11:02:51 polyprop RVCSYS built Jan 5 2005 02:47:25 " 2005-01-11 11:02:51 polyprop geom library built Jan 1 2005 02:53:11 " 2005-01-11 11:03:16 tntloc Application initialized " 2005-01-11 11:03:16 tntloc MISYSTEM built Jan 1 2005 02:48:44 " 2005-01-11 11:03:16 tntloc C:\…\tntloc.exe built Dec 31 2004 22:42:55 " 2005-01-11 11:03:16 tntloc RVCSYS built Jan 5 2005 02:47:25 " 2005-01-11 11:03:16 tntloc geom library built Jan 1 2005 02:53:11 " 2005-01-11 11:05:02 polyprop アプリケーションは正常に終了しました。 " " " このログファイルの保存先ですが、 " " Windows の場合: ~マイドキュメント/MicroImages/20050111.log " MacOSX の場合: ~ユーザ/Library/Logs/MicroImages/20050111.log " Linux/UNIX の場合: home/.MicroImages/20050111.log " " という場所がそれぞれ設定されています。 " 文字のエンコードは UTF8 ですので、日本語モードのときは、 " エンコードの設定を行ってください。 Shift-JIS では文字化けします。 " """" 隔 週 で 新 / 過 去 テ ク ニ ッ ク を 交 互 に 発 信 """" New Things 最新情報 ================================================================= = = リサンプリングの出力解像度バグ修正 【修正パッチ】 = http://www.opengis.co.jp/htm/patch/patch.htm#THIRD = = 第178号「ようやくリリース ver7.0!!」【メルマガ】 = http://www.opengis.co.jp/htm/kako_mail/mail_mag_178.htm = ================================================================= ■■■■■■ 今 年 も テ キ ス ト 販 売 中 !! ■■■■■■ 昨年部数限定でご提供しました「リモートセンシングテキスト」の改訂版を 今年も作りました!! しかも、値段は安く、中身は濃くなりお買い得です!! 同時に、TNTlite の日本語解説セットも、オープンGIS 独自パッチや、 北海道地図さんの GISMAPTerrain サンプルデータと共にリリースしました。 詳しい内容はこちらをご覧ください。 http://www.opengis.co.jp/htm/info/book.htm ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ バグ・トラブル情報 ??? ??? ??? ??? あれれ、リサンプリング解像度を100と入力したのに受付けない... ??? ??? ??? ver7.0 でラスタの解像度を細かくしたり粗くするリサンプリング機 ??? 能([解析処理]>[ラスタ]>[リサンプルとリプロジェクト]>[自動…]) ??? で、出力解像度を設定する "ピクセルサイズ" 欄にて、90m以上の値 ??? を入力しても、受け付けないバグが修正されました。 ??? http://www.opengis.co.jp/htm/patch/patch.htm#THIRD ??? ??? このような現象が発生しましたら、お手数ですが、こちらのサイトよ ??? り、最新の修正パッチ(12Jan05以降) をダウンロードし、当てていた ??? だけますでしょうか。 ??? http://www.microimages.com/freestuf/tntpatch/ ??? ??? このバグは ver6.9 以前の TNTmips では発生いたしません。 ??? ??? お手数おかけしますがよろしくお願いいたします。 ??? ??? ??? ??? 今週の話題 on メーリングリスト ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ~ 今週は特にありませんでした。 ~ ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ メーリングリストに参加されたい方は、 info@opengis.co.jp までご連絡ください。 弊社からの対応は バグ対応と、新製品告知のみですが、 ユーザーさまの間での情報交換の場として 多くの方に利用されています。 ■■■■■■■ 現 在 の T N T m i p s の 価 格 ■■■■■■■ 現在の ver7.0 の価格は ver6.9 と変更ありません。 ・TNTmips シングルライセンス 827,400円(送料・税込) ・年間バージョンアップ(2回分) 136,500円(税込) ・年間テクニカルサポート 94,500円(税込) ご不明の点などありましたら、 info@opengis.co.jp までご連絡ください。 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 困ったときの問題解決フローチャート ▼STEP1「ウェブサイトで検索してみる」 ▼STEP2「ウェブサイトにある情報を眺めてみる」 ▼STEP3「ドキュメントを読んでみる」 ▼STEP4「メーリングリストへ聞いてみる」 ▼STEP5「テクニカルサポート」 STEP1 「ウェブ検索テクニック」 ▽オープンGIS検索システム http://www.opengis.co.jp/htm/namazu.cgi ▽メールマガジン検索システム http://www.opengis.co.jp/mail_mag/namazu.cgi ▽マイクロイメージ検索サイト http://www.microimages.com/search/ ▽Google 検索 http://www.google.co.jp/ とくに、and検索(キーワードの間に空白)、not検索(キーワードの前に - や not を入れる)、とは検索(キーワードの後ろに "とは" をつける) を使いこなすと、便利です! STEP2 「ウェブサイトの有用な情報源」 ▽オープンGIS ウェブサイト「基本操作」 http://www.opengis.co.jp/htm/basic/title.htm [日本語] ▽オープンGIS ウェブサイト「メニュー解説(Flash)」 http://www.opengis.co.jp/flash/index.htm [日本語] ▽オープンGIS ウェブサイト「SML スクリプトの解説」 http://www.opengis.co.jp/sml/sml_index.htm [日本語] ▽オープンGIS ウェブサイト「作業で必要となる情報を集約したポスター類」 http://www.opengis.co.jp/htm/gallery/index.htm [日本語] ▽オープンGIS ウェブサイト「メルマガバックナンバー」 http://www.opengis.co.jp/mail_mag/index.htm [日本語] STEP3 「ドキュメントを読んでみる」 ▽オープンGIS ウェブサイト「その他ドキュメント一覧ページ」 http://www.opengis.co.jp/htm/documents.htm [日本語] ▽オープンGIS ウェブサイト「チュートリアルテキスト&リモセンテキスト」 http://www.opengis.co.jp/htm/info/book.htm [日本語] ▽マイクロイメージウェブサイト「ワンポイントテクニック集」 http://www.microimages.com/didyouknow/ ▽マイクロイメージウェブサイト「TNT入門(Getting Started)」 http://www.opengis.co.jp/htm/getstart/getstart.htm [日本語] http://www.microimages.com/getstart/ [英文] ▽マイクロイメージウェブサイト「リファレンスマニュアル」 http://www.microimages.com/refman/ STEP4「メーリングリストへ聞いてみる」 メーリングリストに参加されたい方は、 info@opengis.co.jp までご連絡ください。 弊社からの対応は バグ対応と、新製品告知のみですが、 ユーザーさまの間での情報交換の場として 多くの方に利用されています。 STEP5「テクニカルサポート」 テクニカル・サポート・ユーザー専用 メールアドレス ############# このメールマガジンの配信について ################ このメールマガジンは、 年間テクニカル・サポートに加入されている、 ユーザーさまのみを対象としております。 基本的には、登録アカウント1つに対して 1ユーザーを配信対象としておりますが、 例えば、研究室の予算で加入された場合などは、 ご購入いただいた指導教官と、実際に TNTmips で作業を行う学生1名の、 計2ユーザーを対象として配信させていただきます。 1アカウントに対して合計3名以上の配信は行いません。 学生さん2名が同じくらい使用する場合は、 申し訳ありませんが、じゃんけん等で1人に決めてください。 また、テクニカル・サポートの期限を半年以上過ぎてしまった場合は、 メールマガジンの配信を停止させていただきます。 メールマガジンが配信されなくなった時は、 サポート期限が半年過ぎたとお考えください。 転勤、ドメイン変更などでメールアドレスが変わった場合は、 お手数ですが、弊社までご連絡ください。 テクニカル・サポート活用案内 >サービスその1:緊急なバグ情報はすぐにメール配信します。 >サービスその2:TNTmips に関するどんな質問にも TEL/e-mail/FAX で対応。 >サービスその3:対応は最優先で行います。 >サービスその4:専用FAX質問用紙をお送りします。 >サービスその5:週に1回メールマガジンを配信します。 >サービスその6:展示ブースへご来場の方には特製オリジナルグッズを進呈。 >サービスその7:サポート対応で FTP サイトを 20MB まで利用できます。 >サービスその8:メルマガ・バックナンバー・サイトも利用できます。 >サービスその9:現在計画中です... 「これで年間9万円は安い!!」と感じていただけるような サービスを提供していきたいと考えております。 よろしくお願いいたします。 ============ おことわり ============= ※OpenGIS Mail Magazine for T.S.Uでは、 TNTmipsに関わる新しいニュースを、 毎週金曜日に、皆さまへご提供させていただきます。 ※このメールマガジンの転載・転送はご遠慮ください。 ================================