Subject: [ts-mag:00193] OpenGIS Mail Magazine for T.S.U 【第 183号】 Date: Fri, 07 Jan 2005 21:04:29 +0900 From: Taichi FURUHASHI OpenGIS Mail Magazine for Technical Support Users 2005/01/07 Keywords: OpenGIS,TNTmips,Select,LayerControls,Group,TNTsim3D,RPC オープンGIS テクニカル・サポート専用メールマガジン 第183号「 セ レ ク ト し な い の も 一 つ の 方 法 ! ! 」 ################################################################# 株式会社 オープンGIS 新年明けましておめでとうございます。 20世紀が終わり、なんとなく21世紀だなぁと思っているうちに、 あっという間に2005年。2010年ももうすぐですね。 まだまだ勉強不足な点が多々あるかと思いますが、 今年もよろしくおねがいいたします。 ● あれは見たいけど、これは見たくない! GISデータを表示していると、時には主観的に「この情報は必要」、 「この情報は不要」といった、個々のデータごとの表示/非表示を切り替 えたくなります。 例えば、Aというポリゴンは表示したいけど、Bとい うポリゴンは表示したくない。 でもその度にいちいち空間データエディ タを立ち上げてポリゴンを削除するのでは効率が良くありません。 そこで、今週はポイントデータを例に、表示するか/しないかを選択す る方法を簡単にご紹介いたしましょう! ● まず、今回の使用したサンプルデータはこんなデータです。 地名ポイントデータをラベル表示してみると、自動的にラベル位置調整 してくれるものの、ポイントが集中してしまうとさすがにちょっと見難 いです。そこで今回はポイント密集地で、選択的にポイントを非表示に することを目標にしましょう。 念のため、ポイントデータがどのような属性情報を持っているかを、予め 確認しておきましょう。今回のサンプルデータは、"POINT" という名前の テーブルに4つのフィールドがあります。 この4つのフィールドの内 "文字列" 属性情報を元にして、表示させる ポイント、表示させないポイントを分けていきます。 ● サンプルデータの状況がわかりましたら、早速具体的な操作方法です。▽ グループコントロール ウィンドウの ボタンで、 ポイントデータなどGISデータを表示。
ここまではいつものデータ表示とまったく同じですね。続いて… を起動。 ▽▽ グループコントロール ウィンドウの操作ツールマークをクリック。 ▽ メニューを選択 ▽ ベクタレイヤコントロール ウィンドウの
これで 「属性を使用」を選択 ウィンドウが登場します。 あとは、表示したいポイントの属性にチェックを入れ、表示したくない ポイントの属性はチェックを外します。▽ 「属性を使用」を選択 ウィンドウの [すべて選択]ボタンを押し、 すべての属性を表示対象とします。 ▽試しに "東町" のチェックを外し、 ボタンを押します。 ▽ テーブルの新規作成 ウィンドウが現れましたら、デフォルトの 状態(テーブル名は"SELECTION")で ボタンをクリックしましょう。 ■ ベクタレイヤコントロール ウィンドウも ボタンを押して閉じ ると、東町のポイントだけが非表示で描画されます。
このように、表示対象をあえて に切り 替えることで、表示するしないを個々の属性ごとに設定することができます。 東町だけではなく、混み合っているいくつかの地名も非表示にすると、 このようにとても見やすくなります。 ● いかがですか。 普段何気なく使っている ベクタレイヤコントロール ウィンドウも、じっ くり見ていると色分けやラベル表示以外に、細かな設定が可能です。 改めて、眺めてみるとまだまだ発見がありますよ! 今週の過去プチ・テクニック """"""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""" " " データを表示するたびに、 " 毎回たくさんのレイヤを追加するのが面倒くさい!! " " そんなときは、<グループコントロ−ル>ウィンドウのメニューより " を選択すると、レイヤの組み合わせを " グループオブジェクトとして、保存できます。 " " 再度グループを開くときは、メインメニューから > " を起動し、<空間データの表示>ウィンドウの ボタンを " クリックし、 メニューでまるごと読み出せます。 " " (メルマガ76号を改良) " """" 隔 週 で 新 / 過 去 テ ク ニ ッ ク を 交 互 に 発 信 """" New Things 最新情報 ================================================================= = = RPCオルソ変換の日本測地系対応 【修正パッチ】 = http://www.opengis.co.jp/htm/patch/patch.htm = = キーワードを更新しました! 【OpenGIS検索サイト】 = http://www.opengis.co.jp/htm/namazu.cgi = = TNTsim3D のダウンロード更新 【TNT製品紹介】 = http://www.opengis.co.jp/htm/catalog/tntsim3d.htm = = 第177号「なんとなくクセがある??」 【メルマガ】 = http://www.opengis.co.jp/htm/kako_mail/mail_mag_177.htm = ================================================================= ■■■■■■ 今 年 も テ キ ス ト 販 売 中 !! ■■■■■■ 昨年部数限定でご提供しました「リモートセンシングテキスト」の改訂版を 今年も作りました!! しかも、値段は安く、中身は濃くなりお買い得です!! 同時に、TNTlite の日本語解説セットも、オープンGIS 独自パッチや、 北海道地図さんの GISMAPTerrain サンプルデータと共にリリースしました。 詳しい内容はこちらをご覧ください。 http://www.opengis.co.jp/htm/info/book.htm ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ バグ・トラブル情報 ??? ??? ??? ??? RPCオルソ補正で、日本測地系に定義されたDEMを使用すると ??? 変換結果が大きくずれるバグについて以前ご報告いたしました。 ??? ??? 世界測地系で定義されたDEMであれば問題ないのですが、例えば ??? 国土地理院さんの50mDEMや北海道地図(株)さんの10mDE ??? Mなどを利用する際には、注意が必要でした。 ??? ??? このバグが、最新パッチにて修正されました! ??? ??? ??? もし、RPCオルソ補正を行って、どうも結果がよくないなぁ…と ??? いう場合は、一度使用しているうDEMの測地系定義をご確認の上 ??? 日本測地系で定義されている場合は、お手数ですが、こちらのサイ ??? トより、最新の修正パッチ(05Jan05以降) をダウンロードし、当て ??? ていただけますでしょうか。 ??? http://www.microimages.com/freestuf/tntpatch/ ??? ??? お手数おかけしますがよろしくお願いいたします。 ??? ??? ??? ??? 今週の話題 on メーリングリスト ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ~ 今週は特にありませんでした。 ~ ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ メーリングリストに参加されたい方は、 info@opengis.co.jp までご連絡ください。 弊社からの対応は バグ対応と、新製品告知のみですが、 ユーザーさまの間での情報交換の場として 多くの方に利用されています。 ■■■■■■■ 現 在 の T N T m i p s の 価 格 ■■■■■■■ 現在の ver7.0 の価格は ver6.9 と変更ありません。 ・TNTmips シングルライセンス 827,400円(送料・税込) ・年間バージョンアップ(2回分) 136,500円(税込) ・年間テクニカルサポート 94,500円(税込) ご不明の点などありましたら、 info@opengis.co.jp までご連絡ください。 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 困ったときの問題解決フローチャート ▼STEP1「ウェブサイトで検索してみる」 ▼STEP2「ウェブサイトにある情報を眺めてみる」 ▼STEP3「ドキュメントを読んでみる」 ▼STEP4「メーリングリストへ聞いてみる」 ▼STEP5「テクニカルサポート」 STEP1 「ウェブ検索テクニック」 ▽オープンGIS検索システム http://www.opengis.co.jp/htm/namazu.cgi ▽メールマガジン検索システム http://www.opengis.co.jp/mail_mag/namazu.cgi ▽マイクロイメージ検索サイト http://www.microimages.com/search/ ▽Google 検索 http://www.google.co.jp/ とくに、and検索(キーワードの間に空白)、not検索(キーワードの前に - や not を入れる)、とは検索(キーワードの後ろに "とは" をつける) を使いこなすと、便利です! STEP2 「ウェブサイトの有用な情報源」 ▽オープンGIS ウェブサイト「基本操作」 http://www.opengis.co.jp/htm/basic/title.htm [日本語] ▽オープンGIS ウェブサイト「メニュー解説(Flash)」 http://www.opengis.co.jp/flash/index.htm [日本語] ▽オープンGIS ウェブサイト「SML スクリプトの解説」 http://www.opengis.co.jp/sml/sml_index.htm [日本語] ▽オープンGIS ウェブサイト「作業で必要となる情報を集約したポスター類」 http://www.opengis.co.jp/htm/gallery/index.htm [日本語] ▽オープンGIS ウェブサイト「メルマガバックナンバー」 http://www.opengis.co.jp/mail_mag/index.htm [日本語] STEP3 「ドキュメントを読んでみる」 ▽オープンGIS ウェブサイト「その他ドキュメント一覧ページ」 http://www.opengis.co.jp/htm/documents.htm [日本語] ▽オープンGIS ウェブサイト「チュートリアルテキスト&リモセンテキスト」 http://www.opengis.co.jp/htm/info/book.htm [日本語] ▽マイクロイメージウェブサイト「ワンポイントテクニック集」 http://www.microimages.com/didyouknow/ ▽マイクロイメージウェブサイト「TNT入門(Getting Started)」 http://www.opengis.co.jp/htm/getstart/getstart.htm [日本語] http://www.microimages.com/getstart/ [英文] ▽マイクロイメージウェブサイト「リファレンスマニュアル」 http://www.microimages.com/refman/ STEP4「メーリングリストへ聞いてみる」 メーリングリストに参加されたい方は、 info@opengis.co.jp までご連絡ください。 弊社からの対応は バグ対応と、新製品告知のみですが、 ユーザーさまの間での情報交換の場として 多くの方に利用されています。 STEP5「テクニカルサポート」 テクニカル・サポート・ユーザー専用 メールアドレス ############# このメールマガジンの配信について ################ このメールマガジンは、 年間テクニカル・サポートに加入されている、 ユーザーさまのみを対象としております。 基本的には、登録アカウント1つに対して 1ユーザーを配信対象としておりますが、 例えば、研究室の予算で加入された場合などは、 ご購入いただいた指導教官と、実際に TNTmips で作業を行う学生1名の、 計2ユーザーを対象として配信させていただきます。 1アカウントに対して合計3名以上の配信は行いません。 学生さん2名が同じくらい使用する場合は、 申し訳ありませんが、じゃんけん等で1人に決めてください。 また、テクニカル・サポートの期限を半年以上過ぎてしまった場合は、 メールマガジンの配信を停止させていただきます。 メールマガジンが配信されなくなった時は、 サポート期限が半年過ぎたとお考えください。 転勤、ドメイン変更などでメールアドレスが変わった場合は、 お手数ですが、弊社までご連絡ください。 テクニカル・サポート活用案内 >サービスその1:緊急なバグ情報はすぐにメール配信します。 >サービスその2:TNTmips に関するどんな質問にも TEL/e-mail/FAX で対応。 >サービスその3:対応は最優先で行います。 >サービスその4:専用FAX質問用紙をお送りします。 >サービスその5:週に1回メールマガジンを配信します。 >サービスその6:展示ブースへご来場の方には特製オリジナルグッズを進呈。 >サービスその7:サポート対応で FTP サイトを 20MB まで利用できます。 >サービスその8:メルマガ・バックナンバー・サイトも利用できます。 >サービスその9:現在計画中です... 「これで年間9万円は安い!!」と感じていただけるような サービスを提供していきたいと考えております。 よろしくお願いいたします。 ============ おことわり ============= ※OpenGIS Mail Magazine for T.S.Uでは、 TNTmipsに関わる新しいニュースを、 毎週金曜日に、皆さまへご提供させていただきます。 ※このメールマガジンの転載・転送はご遠慮ください。 ================================