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数値地図50k 地図画像 インポートSML
す う ち ち ず 5 0 0 0 0 ち ず が ぞ う イ ン ポ ー ト エ ス エ ム エ ル


ランドサットなどの衛星画像を幾何補正するときは、数値地図25k の地図画像ほど細かくなくても十分です。
それよりはもっと広い範囲がいい...

そんなときにちょうど良いのが数値地図50000 地図画像。 TNTmips では SML で自動的にインポートが可能です。


この SML のすごいところ
 ○ CD まるごとインポート
 ○ ジオリファレンスの自動化
 ○ 図郭の外側を自動で透明化
 ○ オブジェクト名/注釈も自動
 ○ メタデータには発行年月日


数値地図25K地図画像 インポートSML
細密数値地図10m インポートSML



This Information was checked by Windows Me and MacOS 8.5.1(TNTmips 6.5)
1.ダウンロード
SML などのファイルをダウンロード
2.EXCEL 作業
並び替えとローマ字変換
3.SML の実行
あとは SML におまかせ





 

 S M L な ど を ダ ウ ン ロ ー ド


 まずは、オリジナル SML プログラムとパラメータ作成用 MS-EXCEL ファイルの2つをダウンロードしてください。



▼作業をはじめる前に...

ML は処理が複雑な上に、ディスク容量と時間が他のものと比べて多く必要です。 そこでいくつか注意点をご紹介しますので、まず最初にざっと目を通してください。

 ○ TNTliteでは使用できません。

 ○ 図郭線の外は透明化しているだけで、切り取ってはおりません。

 ○ CD-ROM1枚でおよそ 1.5 GB のデータが生成されます。HD の容量にご注意!!

 ○ 図郭線などが多少残る場合もあります。

 ○ 離島などのモザイク図には、正しい座標がつかないこともあります。

 ○ CD-ROM の発行年が異なると、正しいジオリファレンスが行われません。
   発行年があやふやな場合は、必ず各自で kanri*.prn ファイルを作成してください。

 ○ メモリを消費しますので、SML実行の際は他のアプリケーションをなるべく実行しないでください。

 ○ このSML処理は CD-ROM1枚分で約1時間(PentiumV500MHzの場合) ほどかかります。
   Macintosh では、それ以上の場合もあります。    寝る前やお食事前に行うと効率的です。



▼それでは必要な File を Download

ロッピーディスクマークをクリックして SML ファイルと MS-EXCEL ファイルの2つをダウンロードしてください。

  kanri50k.xls    ( .prn 作成用 MS-EXCELファイル :147KB)
 MS-EXCEL97/2000用マクロが含まれています。


  topo50k_v10.sml    ( TNTmips 用 SMLファイル :6KB)
 ダウンロードしたファイルはそれぞれ適当な場所に保存してください。
 特に保存場所が決まっていない方は、topo50k というワークディレクトリを作成して、その中へ保存しておくことをお勧めします。






 

 E X C E L で 変 換 処 理


 手順は大きく2つ。 EXCEL で .prn ファイルを作成し、これを SML の実行時に読み込ませる。 そこで、ここではまず EXCEL での作業を行います。



▼MS-EXCEL ファイル kanri50k.xls を開きます

S-EXCEL を起動し、先ほどダウンロードしました MS-EXCEL ファイル "kanri50k.xls" を開きます。



▼CD-ROM にある kanri.csv を開きます

値地図50000 (地図画像) の CD-ROM から、"Data / kanri.csv" というテキストファイルを開きます。



▼Select, Copy, Paste...

ますと、CD-ROM に記録されている地図画像の情報が一覧で表示されますので、そのデータをすべて選択し、コピーします。 貼り付ける場所は、最初に開いた kanri50k.xls ファイルの KANRI ワークシートに、1行A列を起点としてペーストしてください。



▼ローマ字変換 (マクロあり)

シートを KANRI から kanri0 へ移動するとパラメータの計算された結果が現れていると思います。 感の良い方は気づかれると思いますが、C列が空白になっているのがわかります。 この空白欄に、図幅名のローマ字を入力しましょう。
MS-EXCEL 97/2000 をお使いの方は、メニューより ツール/マクロ/マクロ を選択し、"Henkan" マクロを実行するとローマ字変換が自動化されます。


▼余った行は Delete しましょう

字の入力が終わりましたら、下の行(だいたい60〜70行目あたり)へ移動して、値が 0 と表示されている、データ範囲を削除してください。



▼.prn ファイルを出力して一段落

行を削除しましたら、「ファイル/名前を付けて保存」を行い、ファイルの種類で「テキスト(スペース区切り)(*.prn)」を選択して、"kanri+地域名+発行年(元号頭文字と年2桁)+.prn" ( 例えば、kanriShikokuH09.prn )というファイル名で、ワークディレクトリ(例えば、topo50k ディレクトリ)に保存します。

様でした。 少し一息入れましょう





 

  よ い よ S M L の 実 行


 さあ、本題の SML 作業です。 といってもそれほど大変な作業ではありません。 必要な情報は TNTmips が聞いてきます。



▼topo50k_v10.sml ファイルを実行

できましたらいよいよ SML の実行です。 先ほどダウンロードした SML ファイルをダブルクリックして、SML を実行しましょう。

SML が実行されない場合は拡張子の関連付けに問題がある可能性が高いので、 こちらの関連付け解説ページ をご覧ください。

も実行できないときは、メインメニューより Process/SML/Edit Script... を選択し、topo50k_v10.sml ファイルを読み込んでから、File/Run を選び実行してください。


 



▼Welcome to topo50k import program !!

、自動的に TNTmips が立ち上がり、このようなタイトル画面がでてきます。 インポートするCD-ROM をドライブにセットして、OK ボタンを押しましょう。

 



▼Select File ウィンドウで .prn ファイル指定

Selcet File ウィンドウが出てきますので、MS-EXCEL を使ってあらかじめ作成しておいた kanri*.prn ファイルを選択します。 選択したら OK ボタンを押してください。

 



▼注意! 今度の指定は Directory

や Selcet File ウィンドウが出てきますが、今度は ファイルではなくて 保存先のディレクトリを指定します。 ファイル名はプログラムが自動的につけますので、ワークディレクトリなど既存のディレクトリを選択してください。

クトリ名をシングルクリックしましたら、OK ボタンを押してください。 ダブルクリックしてしまうとディレクトリの中を開いてしまいますのでご注意。 また、新規ディレクトリの作成はこのウィンドウではできません。

 



▼CD-ROM ドライブ名の指定

図 50000【地図画像】の CD-ROM がセットされている CD-ROM ドライブ名を入力するのがこのウィンドウです。 マイコンピューターなどで、一度確認しておくと良いかもしれません。

 



▼入力側の Projection 設定

図の持っている四隅の座標情報は緯度経度の値なので、それに合わせて入力するプロジェクションの設定を Latitude / Longitude と設定します。 また、測地系(Datum)は Tokyo - Japan を選択します。

 



▼出力側の Projection 設定

出力するときのプロジェクションです。 SYSTEM 欄は Universal Transverce Mercator (UTM) ですが、 Zone や Datum は図幅名、使用目的などに応じて選択してください。 各図幅ごとの対応 Zone については オリジナル数値地図メッシュコード&座標系一覧図(PDF ファイル 1.45MB) などをご参考いただけると幸いです。

 



▼心の準備はいいですか?

ほとんどの作業は終わりました。 OK ボタンを押せば処理が始まります。 ハードディスクの容量は十分(2G以上)ですか? 一度動き出しますと速いマシン(例えば Athlon 1.4G など...)で約30分、通常のマシン(例えば PentiumIII 800MHz など...)で約1時間ほどかかりますよ。 はい、それでは OK ボタンをクリックしましょう。

 



▼順調ならばこんな画面です

像の図幅名が一つずつ表示されていけば、ちゃんと動いている証拠です。 SML を実行するときに Process/SML/Run を選ぶと、このコンソール画面がでてきませんのでご注意ください。

エラーが起きたときは、CD-ROM のドライブ名が間違っていないか、kanri*.prn ファイルの指定が間違っていないか、EXCEL 作業を正しく行っているかなど、今までの手順をもう一度確認してみてください。

 



▼お疲れ様でした

Finished!! の ウィンドウが出てきましたら処理は終了です。 念のため、メインメニューの Display/Spatial Data からインポートした地図画像を表示して、きちんとジオリファレンスされているかなどチェックしてみてください。

 





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2001.9.17更新

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