基盤地図情報(縮尺レベル2500)
JPGIS形式 道路縁
世界測地系 インポートSML




(1)SMLのダウンロード
(2)インポート
(3)機能解説

This Information was checked by Windows 7
( TNTmips Pro 2013 )


(1)SMLのダウンロード

この SML は 国土地理院発行 の 基盤地図情報(縮尺レベル2500) JPGIS形式 道路縁 より情報を読み込み、インポートしたCADデータを自動的にジオリファレンスして出力します。

● JGD2000 用

   FG_JPS_RdEdg2500_v1xx.sml  (9KB)

● JGD2000 / JGD2011 用
  TNTmips 2013 (29 May 2013) 以降 で利用可能。

   FG_JPS_RdEdg2500_v2xx.sml  (10KB)



(2)インポート

SMLを実行すると入力ファイルと出力フォルダを聞いてきますので、それらを指定すれば後は待つだけです。

  1. メインメニューから SML を実行
  2. TNTmips を起動し、メインメニューより 「スクリプト」 > 「実行...」 を選択します。



  3. SMLスクリプト用のファイルを選択
  4. ダウンロードしました SML スクリプト用のファイルを選択、エンコーディングを Shift-JIS へ変更し、[OK] ボタンを押します。



  5. タイトル画面
  6. 最初にメッセージが現れますので、[OK] ボタンを押します。



  7. XML ファイルを選択
  8. ここではインポートするデータファイル(拡張子 .XML)を1つ選択して、[OK] ボタンを押します。



  9. 保存先フォルダを指定
  10. 先ほどと同じようなウィンドウが現れますが、今度は保存先フォルダの指定です。
    ファイルを保存する場所を指定したら、 [OK] ボタンを押します。
    ファイル名は自動で割り当てられます。



  11. 準備は OK ?
  12. これで準備は完了です。 [はい] ボタンを押すと処理が始まります。



  13. インポート完了
  14. インポートが終了しますと。このようなウィンドウが現れます。




(3)機能解説

  1. 一括インポート
  2. 複数データの一括インポート機能といってもどちらかというと裏技的な方法ですので、分かりにくいのですが、 読み込むべきファイルとしてリストファイルを指定すると、自動的にリストの中のファイル情報を読みながら、複数ファイルのインポート処理をはじめます。

    まずリストファイルとは何かですが、次の2つの条件を備えたテキストファイルのことです。

     ・拡張子が lst
     ・1行に1つのファイル名がフルパスで記載されている

    つまりこのような形式のファイルです。

    J:/FG-JPS-RdEdg2500_xml/FG-JPS-13101-RdEdg-20120308-0001.xml
    J:/FG-JPS-RdEdg2500_xml/FG-JPS-13102-RdEdg-20120308-0001.xml
    J:/FG-JPS-RdEdg2500_xml/FG-JPS-13103-RdEdg-20120308-0001.xml
    リストファイルの作成についてはこちらをご覧ください。


    リストファイルをどう使うの?

    読み込む .XML ファイルが 90MB と大きいため、TNTmips(32-bit) ではリストファイルを使いインポートを行おうとすると、32ビットアプリケーションのメモリ制限により失敗します。
    リストファイルによるインポートは TNTmips(64-bit) をお使いください。

    インポート SML を実行してから、インポートする .XML ファイルを指定するウィンドウのところでリストファイルを指定すると、プログラムが自動的に複数ファイルインポートモードに切り替わります。




    ここから先は、通常のインポート作業と同じです。



  3. 複数データを表示すると
  4. 複数データをつなぎ合わせるとこのようになります。
    東京23区すべてをインポートすると約331MBになります。





  5. 出力ファイル
  6. 指定した保存先フォルダに、
    ●FG-JPS-団体コード-RdEdg-整備完了日-0001.rvc : 道路縁



  7. メタデータ
  8. 各CADデータには、座標参照系がメタデータとして記録されています。




2013.7.10
(株)オープンGIS