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SymbolEditor テクニック
シ ン ボ ル エ デ ィ タ ー テ ク ニ ッ ク

 GIS のお絵かき機能は、お世辞にも洗練された使いやすいものではありません。

 だからこそ、よりわかりやすい解説が必要です。

 そこで、特にスタイルオブジェクトという記号を作成する機能のなかで、ひとつひとつの記号を作成・修正するシンボルエディターの使い方についてのみ解説します。

 これを使いこなすと、GIS での表現力がぐっと高まりますので興味のある方は是非御覧ください。




スタイル・オブジェクトの作成
TrueType Font を使いこなす



This Information was made on Windows Me(TNTmips 6.5)
1.Symbol Editorの起動
シンボル・エディターの立ち上げ方
2.基本操作
簡単な図形を描いてみる
3.応用テクニック
こんな技を知っていると便利





 

 S y m b o l E d i t o r の 起 動


 シンボル・エディターはスタイルエディター内で実行できる小さな機能です。 まずはこのエディターを起動しましょう。
 



▼まずは Style Editor の起動

NTmips を起動して、メインメニューより Edit/Styles... を選択します。
 



▼そして New Style を作成

ると、Style Editor ウィンドウが現れますので、上に並んでいるアイコンの New Style アイコンをクリックしてください。

のほうに Style1 という名のついたスタイルが生成されます。適当に名前を変えてもかまいません。
 



▼Point Type: を Point Symbol に変更

の Style Editor ウィンドウのまんなかあたりにある Point Type: 欄を Point Symbol に変更しましょう。これであとは シンボルエディターを起動するだけです。
 



▼New Symbol を作成していよいよ Symbol Editor を起動

はその右側にある New Symbol ボタンを押します。 するとようやく Symbol Editor ウィンドウがでてきます。

い、これでまずは一段階クリアです。次は本題のエディット・テクニックです。
 





 

 基 本 操 作


 まずは最低限知っておいたほうがよい、いくつかのテクニックを紹介します。 あせらずひとつひとつ動作を確認してみましょう。



▼BOX を書いてみる

ymbol Editor ウィンドウの Rectangle アイコンボタンを押してから左の画面をマウスでドラッグすると BOX(四角形) を作成することができます。 決定は右クリックです。
 



▼CIRCLE を書いてみる

様に Symbol Editor ウィンドウの Circle アイコンボタンを押してから左の画面をマウスでドラッグすると CIRCLE(円) を作成することができます。 これも決定はやはり右クリックです。
 



▼色を変える

ymbol Editor ウィンドウの Select アイコンボタンを押してから左の画面でシンボルを選択し、右側のカラーパレットから適当な色を選択すると色が変わります。

の選択について補足ですが、各色以外にも後で色の変更を可能にする "Variable"、他のシンボルと同じ色にしたいときに選択する "From Symbol"、また出力が透明になる作業用の臨時色 "Background" を選択することができます。
 



▼太くする

ymbol Editor ウィンドウの Select アイコンボタンを押してから左の画面でシンボルを選択し、右下の Thickness:欄 に太さの数値を入力すると線が太さを調節できます。
 



▼塗りつぶしてみる

ymbol Editor ウィンドウの Select アイコンボタンを押してから左の画面でシンボルを選択し、右下の Fill ボタン をオンにするとシンボルの内側を塗りつぶしてくれます。
 



▼重なりを意識する

ymbol Editor ウィンドウの Select アイコンボタンを押してから左の画面でシンボルを選択し、 Raise ボタンや Lower ボタン を押すと、シンボルの重なり合っている上下関係を調節できます。
 





 

 応 用 テ ク ニ ッ ク


 知っておくと便利なテクニックはまだまだあります。 ここではその中でも比較的良く使う技をいくつか紹介しましょう。 さあ準備はいいですか?



▼Move: 動かす

ymbol Editor ウィンドウのメニューより Edit/Edit を選択すると、編集モードを示す緑色に変わります。 この状態でマウスカーソルをあわせ、十字マークになってからつまむと動かすことができます。 決定は右クリックです。

た、ラインの場合は Edit Control ウィンドウの Move Line ボタンアイコンを押しておかないと動かせませんのでご注意ください。
 



▼Scale: 大きさを変える

ymbol Editor ウィンドウのメニューより Edit/Scale を選択すると、Prompt ウィンドウが現れて変更サイズの倍率を聞いてきます。
 
 



▼Duplicate: 複製を作る

ymbol Editor ウィンドウのメニューより Edit/Duplicate を選択すると、選択されたシンボルの複製をつくります。そのままでは重なっているので動かしてあげましょう。
 



▼Spline: 滑らかにする

ymbol Editor ウィンドウのメニューより Edit/Spline を選択すると、選択されたシンボルが滑らかになります。ちなみにこれは BOX(Rectangle) には使用できません。
 



▼Array: 複製を配置する

ymbol Editor ウィンドウのメニューより Edit/Array を選択すると Array ウィンドウが現れて複製の配置パラメータを聞いてきますので必要に応じて入力してください。これでいくつものシンボルが一度に生成できます。
 
 



▼Undo: やり直す

まった、間違えた!! そんなときは Undo ボタンを押すと先ほどの作業まで戻れることもあります。 でもできる限り頼らないほうが良いと思いますよ。
 



▼Snap to Grid: スナップさせる

ymbol Editor ウィンドウの右下にある Snap to Grid をオンにすると 表示部分に網目模様が現れます。網目の間隔は Snap Distance によって決まります。この状態で作画を行うと、網目の交差点にスナップしますので、等間隔の点を結びたいときやフリーハンドではどうしてもきれいに作図できないときなどに利用できます。
 



▼TrueType FONT や CGM 画像 をインポート

の中にはいろいろな記号が出回っていますが、そのなかでも TrueType フォントや CGM(Computer Graphics Metafile)画像ファイルは直接シンボルとしてインポートすることが可能です。

まかな説明はここでは省略しますが、Edit Symbol ウィンドウの Import アイコンボタンより選択するなどいろいろな方法があります。 TrueType フォントのインポートにつきましてはこちらの解説ページを御覧ください。
 







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2001.8.17更新

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