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TrueTypeFont使!
ト ゥ ル ー タ イ プ フ ォ ン ト を つ か い た お す ! !

地図に欠かせないのは、よりわかりやすく情報を伝えるマークです。
 このほど国土交通省が「標準案内用図記号」なるわかりやすい案内用マークを決定しました。

 このマークを GIS でも使用できるよう True Type Font 経由で TNTmips のシンボル変換を試みてみましたので、案内図などの作成に TNTmips を活用してみてはいかがですか?

 「標準案内用図記号」についての詳しい説明は 交通エコモ財団ホームページ を御覧ください。



スタイル・オブジェクトの作成
シンボル・エディター・テクニック



This Information was made on Windows Me(TNTmips 6.5)
1.ダウンロード
True Type FONT [Win版] をゲット
2.インストール
まずは Windows OS へインストール
3.Style として取り込む
TNTmips への取り込み方





 

 T T F の ダ ウ ン ロ ー ド


 WEB で公開されているのは PDF ファイル。 これをすべて True Type Font に変換しました。 どうぞこの FONT を TNTmips で活用ください。
 



▼FONT の形式は Windows 用 1byte TTF

 トゥルー・タイプ・フォント(TTF) とは 拡大してもギザギザのでてこない ベクタ形式の文字データのこと。

 今回使用する 「標準案内用図記号」 トゥルー・タイプ・フォントは、アルファベットの " abcdef... " に対して それぞれマークを当てはめた 1バイトの Windows 用 フォントファイルです(日本語フォントではないことに注意!!)。ひとつひとつ手作業で変換したものですので、多少のずれはありますが多めに見てください。

 Mac ユーザーの方はこのフォントを使用できませんのでご注意ください。
 (Mac 用のフォント作成ソフトがかなり高価なもので...)
 ただ、一度 Windows でこの解説の作業を行いスタイル・オブジェクトを作成すれば、Mac・UNIX・Linux 問わず使用できます。こういうことができるのは RVC ファイルさまさまですね。


▼さあ Download

 下にあるフロッピーディスクボタンをクリックするとフォントがダウンロードされます。
 適当な場所に保存してください。

  standardmark.TTF  <<<<< ダウンロードできます (TTFファイル:81KB)





 

 F O N T の イ ン ス ト ー ル


 ダウンロードしたからといって、すぐにフォントが使えるわけではありません。 Windwos が認識できるようフォントのインストールが必要です。



▼コントロール・パネル から FONT 設定!!

 Windows の左下スタートボタンより、スタート/設定/コントロールパネル でコントロールパネル・ウィンドウをひらきます。

 たくさんのアイコンの中に、フォントというアイコンがありますのでダブルクリックしてください。これで FONTS というウィンドウが開きます。
 


▼新しい FONT のインストール

 FONTS ウィンドウのメニューより、ファイル/新しいフォントのインストール を選択します。
 



▼Download した FONT を指定

 するとフォントの追加ウィンドウが現れますので、先ほどダウンロードした standardmark.TTF ファイルが保存してあるディレクトリ(フォルダ)を開き、ウィンドウの左側:フォントの一覧に名前が登録されたら、青く選択して右の OK ボタンを押してください。
 



▼これでインストール完了

 あとはちゃんとインストールされているか確認してみましょう。

 このように先ほどの FONTS ウィンドウ内リストに standardmark.TTF の名前が挙がっていれば完了です。
 





 

 ス タ イ ル と し て T T F を 取 り 込 む


 いよいよ最後の作業。 トゥルー・タイプ・フォントからスタイルへの取り込みです。 これで既存のフォントに頼らない思い通りのデザインができますね。



▼Style Editor の起動

 TNTmips を起動して、メインメニューより Edit/Styles... を選択します。
 



▼New Style を作成。

 すると、Style Editor ウィンドウが現れますので、上に並んでいるアイコンの New Style アイコンをクリックしてください。

 下のほうに Style1 という名のついたスタイルが生成されます。ここで Name: 欄に train と名前を入れましょう。
 



▼Point Type: を Point Symbol にする。

 次に、真ん中あたりにある Point Type: を Point Symbol に変更します。
 



▼New Symbol を作成

 ではその右側へ移って、今度は New Symbol ボタンを押します。

 すると、このような Symbol Editor ウィンドウがでてきますので、メニューより Pattern/Open TrueType Symbol... を選択しましょう。 いよいよこれで True Type フォントの指定へと作業は移ります。
 



▼Select TrueType Symbol ウィンドウで マークを探す。

 小さな文字がずらっと並んだ Select TrueType Symbol ウィンドウが現れます。

 まずは上にある Font... ボタンを押して 一番はじめにダウンロードした standardmark.TTF を選択。そして表示された一覧の中から適当なマークをクリックし赤い枠で囲みます。今回は鉄道のマークを選択します。

 赤枠で囲んだら OK ボタン。
 



▼Symbol Editor で修正。

 選択したマークが Symbol Editor に現れていますので、必要に応じて修正してください。ここでは細かい修正方法については解説いたしません。詳しくは こちらの解説ページ を御覧ください。
 



▼修正が終了したら保存します。

 このような形に修正してみました。とりあえず結果を知りたい方は、このようにきちんと修正しなくてもかまいません。ただ、より美しく出力する場合はここでじっくり修正しておく必要があります。
 

 修正が終わりましたら Symbol Editor のメニューより Pattern/Save As... を選択しましょう。これでこの鉄道のシンボル・パターンを保存します。
 

 今回は train という名のシンボル・パターンとして保存しましょう。
 

 保存が終わったら、メニューより Pattern/Close で Symbol Editor を閉じましょう。



▼ 再び、Style Editor へ戻って微調整。

 これで再び、Style Editor のほうへ戻ってきました。今度は、先ほど作成した train というシンボル・パターンが選択できると思いますので Height: や Color などを微調整してみてください。
 

 最終的に満足がいきましたらメニューより File/Save As... でスタイルオブジェクトとして保存します。

 保存の際は、TNTmips のインストールフォルダに新しい RVC ファイル ( 例えば STDmark4JAPAN.RVC ) を作成し、その中に新しいスタイル・オブジェクトを作成することをお勧めします。こうすると、どこへ保存したか忘れても大丈夫です。

 ちなみに新規 RVC ファイルを作成するのは右上の New File アイコンボタンを、新規オブジェクトを作成する場合は New Object アイコンボタンをそれぞれ押すと 名前を入力できます。

 ちょっと初めての方にはとっつきにくいですが慣れてください。
 



▼ お疲れ様でした。これで完了です。

 以上で、True Type FONT から スタイルへの組み込みは終了です。ここで作成したスタイル・オブジェクトを用いることで、ポイントデータの表現方法がますます広がっていきます。既存の文字や記号に満足の行かないとき、またオリジナルのフォントを利用したいときなどにお役立てください。

 スタイル・オブジェクトの利用方法については、 こちらの解説ページ をご参考ください。
 





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2001.8.17更新

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