1998.11.5
TNTmips V6.00新機能の紹介*
V6.00は11月中にリリース予定です。
ハイライト:ハッチパターンを使用したポリゴンの塗りつぶし
システム
- プログラムのDLL化によるサイズの縮小(Windows95/98/NT版で約30MB)
- プロジェクトファイルの最大サイズが16テラバイトまで拡張(Windows95/98/NT版、DEC UNIX版)
- オブジェクトの最大サイズが4テラバイトまで拡張(Windows95/98/NT版、DEC UNIX版)
- オブジェクト選択ウィンドウでのアイコンの使用
- オブジェクト選択ウィンドウでの任意オブジェクトの詳細情報の表示
- 全部選択(Add All)、全部削除(Remove All)によるオブジェクトのクイック選択
- ヒンティングやスムージングによる小サイズTrue Typeの改善(全プラットフォーム)
- HTMLインタープリタによるリンク情報画面の提供
TNTlite
- 扱えるラスタオブジェクトサイズを614x512ピクセルまで拡大(AVIRIS画像)
- 扱えるベクター・オブジェクトの点要素数を500から1500に増加
ビジュアリゼーション(表示、視覚化)
- 飛行シミュレーションにおいてよりなめらかな方向転換、最大回転速度の制御
- すべての2Dビューでのカーソルの同時表示
- レイアウト(3Dビューなど)をラスター・オブジェクトに直接レンダリング
- 多種類のデフォルト8ビットカラーマップ
- 同じ範囲を持った複数テーマ図の作成
インポート/エクスポート
- MapInfoネイティブ(内部)形式のインポート(図形および属性)
- AVIRIS、ENVIハイパースペクトル画像、SDTS DEMのインポート
- XYZ座標ファイル(テキストファイル)を3次元ライン・ファイルとしてインポート
- Arc BIL/BIPのエクスポート、SDTSの属性、GEOTIFF、ERMapperのジオレファレンス
ジオツールボックス
- 分散していた既存ツールを新ジオツールボックスに整理、統合、拡張
- 選択、測定、スケッチ、リージョン生成ツールを、1つのウィンドウに統合
- 1つの図形要素の選択と複数機能での使用(Select a single graphical element and use in multiple functions)
- タブパネル化
- カーソルの代わりとしてGPS入力の選択
- スケッチのためのグループの選択
- ラスターレイヤーのソリッド範囲または境界追跡によるリージョンの生成
- スケッチツールでの任意の点、ライン、ポリゴン、テキスト・スタイルの生成
- 表面とポリゴンレイヤーからの断面図の作成と保存
- 2Dビューでの断面位置を示すラインの描画
- ポリゴン属性の断面ベクターへの転写
GPSツール
- ジオツールボックスを用いた複数GPS装置からの入力設定
- 異なる色またはポイント・スタイルによるGPS位置の表示
- 一時的に静的なGPS位置を表すカーソルまたはシンボルの選択
- GPS位置を持った、任意の図形ツール(円)の移動
- 任意および全部のGPS装置のログ
- GPSログの実時間での再生
ハッチ・パターン・エディター
- 単純なラインまたは複雑なラインスタイルによるポリゴンの塗りつぶし
- 新しいハッチパターン・エディタ(新規作成、修正が可能)
- ラインの角度、間隔、オフセット、太さ、他の制御
- 複数ラインパターンの重ね合わせによる複雑な塗りつぶしパターンの生成
編集
- ジオツールボックスを用いた効率的な要素選択
- 選択されたサイズ以下の島ポリゴンのフィルタリング
- フィルターのテスト時の統計情報の表示
データベース管理
- テーブル・エディタを用いた各フィールドの入力制限の設定
- リスト選択によるフィールド設定
- 数字フィールドに対する入力範囲の制限
- 文字フィールドに対する大文字、小文字、混合アルファベットの制御
- 第一テーブルだけからフィールド選択を許す設定
- 単一レコード表示モードでのキー項目の表示コントロール
- 選択可能なフィールド値をスクロールリストで表示
ハイパースペクトル解析
- ハイパースペクトル・エクスプローラによる物性のRGB表示アニメーション
- N次元ビジュアライザ(回転する分散プロット)による物性検索アニメーション
- ニューラル・ネットワークによる教師なし分類(Self-organizing Map Calculator)
- 主成分の計算、固有ベクトルの表示、成分分散プロット
- テキストファイルによるスペクトル曲線のインポート/エクスポート
- すべてのステップで使用するバンド定義のための波長範囲の選択
- 可変の移動平均ウィンドウ(カーネル)を使用した複数ピクセル・スペクトルの抽出
ネットワーク解析
- ネットワーク要素への描画スタイルの割り当て
- ラインスタイルによる全ラインの表示
- ノードに連結した全ラインの名前をデータチップで表示
- ラベルをストップ番号とともに表示
CAD図形のマージ
- 複数CAD図形のマージ
- ベクター・マージ・プロセスと同様のデータベース結合オプション
SMLの作
- 複数グループを持った表示レイアウトの作成と位置指定
- データベース・レコード編集のためのポップアップ・ダイアログ
- 2D/3Dビューで使用しないアイコンのオフ
- 複数GPS装置からの座標の直接読み込みと表示
- 動作確認のためのGPS位置のテスト機能
- HTMLを使ったガイド用スクリプトの設計とプレゼンテーション
- ジオレファレンス・オブジェクトの読み書き
- マルチスペクトル画像の分類(20個の関数)
- ネットワーク解析(83個の関数)
- 約170個の新関数スクリプト(全770)
新しいチュートリアル冊子
- ネットワーク解析
- ハイパースペクトル画像の解析
- 他の製品との連携
- Windows版インストールおよびセットアップ・ガイド
- マック版インストールおよびセットアップ・ガイド
- TNT製品のためのWindows3.1xの最適化
*本文書はMicroImages, Inc.のV6.00 New Featuresを訳したものです。