1998.9.28
TNTmips V5.9
<新機能紹介>
カーソル・トラッキング
Display/Spatial Dataで、複数のウィンドウに十字カーソルを連動して表示します。複数のウィンドウ上で場所を同定するのに使用します。
バージョン: TNTmips V5.9以降
メニュー: Display/Spatial Data
パッチファイル: 現在はWindows版のみ対応。1998年9月28日以降のtntdisp.zipおよびneeded.zip。マック版は、ライブラリ整理に伴うコンパイル問題のため今現在未対応。V6.00で全プラットフォームに対応予定。
<手順>
1.Display/Spatial Dataを選択。
2.ハンマー型のOptionボタンを押す。
3.Viewタブを押す。Track mouse cursor between viewsボタンを押す。OKボタンを押す。
4.New 2D Groupボタンを押す。
5.Add ボタンを使って、レイヤーを設定します。Group/NewメニューまたはNew 2D Groupにより、2つ目のウィンドウを開き、2つ目のオブジェクトをレイヤーに設定します。
それぞれのウィンドウにカーソルと黄色の十字が現れます。カーソルを動かすと、十字カーソルも連動して動きます。カーソルはどちらのウィンドウにあっても構いません。またウィンドウの数はいくつでも構いません。
注意.実際のモニター上では左のウィンドウに矢印カーソルがありますが、画面のキャプチャには表示されません。
(おまけ)2つのウィンドウを連動して表示させるには、ビュー・ウィンドウのGeolockを使います。位置のボタンを押すと、2つのウィンドウの中心位置が連動します。スケール・ボタンを押すと、縮小・拡大のスケールも連動します。「設定」番号は、連動させたいウィンドウ同士の番号を同じにします。表示を連動するには、当然オブジェクトにジオリファレンス(地理参照)がついていることが必要です。オブジェクトの種類にはよりません。
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