Subject: [ts-mag:00179] OpenGIS Mail Magazine for T.S.U 【第 169号】 Date: Fri, 24 Sep 2004 18:11:12 +0900 From: Taichi FURUHASHI OpenGIS Mail Magazine for Technical Support Users 2004/09/24 Keywords: OpenGIS,TNTmips,POW,LOG,Contrast,Legend,Record,SAL,Round オープンGIS テクニカル・サポート専用メールマガジン 第169号「 指 数 ・ 対 数 表 示 の コ ツ 」 ################################################################# 株式会社 オープンGIS 1、10、100、1000、10000... 世の中の現象には、常に掛け算が組み合わさっていく数字の変化パターン があります。十倍、百倍、千倍... いわゆる倍々ゲームですね。 スタート時は、1と2が大きく違うように感じますが、徐々に桁数が大きく なっていくと、10001も10002も、大きな差ではなくなります。 GISでも、数字を色分けするときに、この倍々ゲームの発想が役に立 ちます。例えば、1次直線式で数値の変化を色の変化に割り当てた場合、 このようなコントラスト設定になりますが、 表現される色合いはこのような雰囲気です。 よくあるパターンですね。 仮に、同じデータで、10倍ゲームの変化パターンを読み取る、底が10の 常用対数曲線を利用すると、 このように数値の小さい部分は色の変化が大きく、数値の大きい部分は 色の変化があまりでてこないパターンになります。 逆に、倍々ゲームをより強調する指数曲線(乗数が2の場合)にコントラ スト設定を変えますと、 大きい数値の変化を強調する形で色が変化します。 ● この対数コントラスト、指数コントラストの設定方法を簡単にご紹介い たしましょう。 コントラストの切り替え方法 ▽[表示]>[空間データ...] [2次元グループの新規作成]ボタンで、 いつものようにラスタデータを表示します。 ▽<グループコントロール>ウィンドウの [操作ツール]マークをクリック し、登場するメニューから [コントラスト強調...]を選択します。 ▽<ラスタコントラスト強調> ウィンドウの手法:欄を [対数] に切り替えます。 ■あとは、<表示ウィンドウ> を再描画するとコントラスト設定が反映されます。 凡例にスケールバーを表示させたい場合は、 ▽<グループコントロール>ウィンドウの [操作ツール]マークをクリック し、登場するメニューから [コントロール...]を選択します。 ▽<ラスタレイヤコントロ−ル>ウィンドウの [凡例]タブへ移動します。 ▽凡例の種類を [連続的カラースケール] へ切り替えます。 ▽ピクセル値や間隔を設定後、[OK] ボタンをクリックすると完了です。 ■もし、<表示ウィンドウ>に凡例表示されていない場合は、メニューより [凡例表示]>[表示]>[左] を選択してください。 コレさえ知っていれば、倍々ゲームも怖くありませんね! 今週の過去プチ・テクニック """"""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""" " テーブルの複数レコードを一度に選択(左のチェックボックスをオン) " したい場合、一つチェックを入れた後で、Shift キーを押しながら別 " のレコードをチェックすると、その間のレコードがすべて選択されま " す。 [このフィールドを並び替え] 機能と併用すると効果抜群です。 " " " " " (メルマガ第66号を改良) " """" 隔 週 で 新 / 過 去 テ ク ニ ッ ク を 交 互 に 発 信 """" New Things 最新情報 ================================================================= = = アカデミックライセンス書類一覧【ドキュメント】 = http://www.opengis.co.jp/htm/info/SALdocuments.htm = = 第163号「LEGOブロックを作ったり壊したり」 【メルマガ】 = http://www.opengis.co.jp/htm/kako_mail/mail_mag_163.htm = = キーワードを更新しました! 【OpenGIS検索サイト】 = http://www.opengis.co.jp/htm/namazu.cgi = ================================================================= ■■■■■■ 今 年 も テ キ ス ト 販 売 中 !! ■■■■■■ 昨年部数限定でご提供しました「リモートセンシングテキスト」の改訂版を 今年も作りました!! しかも、値段は安く、中身は濃くなりお買い得です!! 同時に、TNTlite の日本語解説セットも、オープンGIS 独自パッチや、 北海道地図さんの GISMAPTerrain サンプルデータと共にリリースしました。 詳しい内容はこちらをご覧ください。 http://www.opengis.co.jp/htm/info/book.htm ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ バグ・トラブル情報 ??? ??? ??? ??? ジオリファレンス機能のGCP座標情報が表示されるテーブルでは ??? 表示される数値の小数点以下は2桁までしか表示されません。 ??? ??? 本当の座標がたとえ小数点以下4桁の精度の高いデータであっても ??? 表示上は四捨五入処理が行われて、2桁になります。 ??? ??? ところが、数値によって四捨五入されたりされなかったりする現象が ??? 見つかりました。 ??? ??? ??? ??? ??? 試してみたところ、 ??? ??? [入力]→[表示] ??? 0.005 → 0.01 ??? 0.015 → 0.01 ??? 0.025 → 0.03 ??? 0.035 → 0.04 ??? 0.045 → 0.04 ??? ??? と、一見不規則に、四捨五入されたりされなかったりしています。 ??? ??? 最新の修正パッチ(22Sep04以降) をダウンロードし、当てていただ ??? けますと正しく表示されますので、作業上問題のある場合は御利用 ??? ください。 ??? http://www.microimages.com/freestuf/tntpatch/ ??? ??? ??? 修正パッチを当てますと以下のように正しく表示されます。 ??? ??? ??? ??? ??? [入力]→[表示] ??? 0.005 → 0.01 ??? 0.015 → 0.02 ??? 0.025 → 0.03 ??? 0.035 → 0.04 ??? 0.045 → 0.05 ??? ??? お手数おかけしますがよろしくお願いいたします。 ??? ??? ??? ??? 今週の話題 on メーリングリスト ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ~ 今週は特にありませんでした。 ~ ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ メーリングリストに参加されたい方は、 info@opengis.co.jp までご連絡ください。 弊社からの対応は バグ対応と、新製品告知のみですが、 ユーザーさまの間での情報交換の場として 多くの方に利用されています。 ■■■■■■■ 現 在 の T N T m i p s の 価 格 ■■■■■■■ 円高になりましたので、ver6.9 リリースを機に、価格を改定!! 全体的に安くなりました! ・TNTmips シングルライセンス 827,400円(税込) ・年間バージョンアップ(2回分) 136,500円(税込) ・年間テクニカルサポート 94,500円(税込) 普段より、元価格にあまり上乗せしていない分、 円相場に応じて価格が変動いたしますことを ご理解よろしくお願いいたします。 わからない点などありましたら、 info@opengis.co.jp までご連絡ください。 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 困ったときの問題解決フローチャート ▼STEP1「ウェブサイトで検索してみる」 ▼STEP2「ウェブサイトにある情報を眺めてみる」 ▼STEP3「ドキュメントを読んでみる」 ▼STEP4「メーリングリストへ聞いてみる」 ▼STEP5「テクニカルサポート」 STEP1 「ウェブ検索テクニック」 ▽オープンGIS検索システム http://www.opengis.co.jp/htm/namazu.cgi ▽メールマガジン検索システム http://www.opengis.co.jp/mail_mag/namazu.cgi ▽マイクロイメージ検索サイト http://www.microimages.com/search/ ▽Google 検索 http://www.google.co.jp/ とくに、and検索(キーワードの間に空白)、not検索(キーワードの前に - や not を入れる)、とは検索(キーワードの後ろに "とは" をつける) を使いこなすと、便利です! STEP2 「ウェブサイトの有用な情報源」 ▽オープンGIS ウェブサイト「基本操作」 http://www.opengis.co.jp/htm/basic/title.htm [日本語] ▽オープンGIS ウェブサイト「メニュー解説(Flash)」 http://www.opengis.co.jp/flash/index.htm [日本語] ▽オープンGIS ウェブサイト「SML スクリプトの解説」 http://www.opengis.co.jp/sml/sml_index.htm [日本語] ▽オープンGIS ウェブサイト「作業で必要となる情報を集約したポスター類」 http://www.opengis.co.jp/htm/gallery/index.htm [日本語] ▽オープンGIS ウェブサイト「メルマガバックナンバー」 http://www.opengis.co.jp/mail_mag/index.htm [日本語] STEP3 「ドキュメントを読んでみる」 ▽オープンGIS ウェブサイト「その他ドキュメント一覧ページ」 http://www.opengis.co.jp/htm/documents.htm [日本語] ▽オープンGIS ウェブサイト「チュートリアルテキスト&リモセンテキスト」 http://www.opengis.co.jp/htm/info/book.htm [日本語] ▽マイクロイメージウェブサイト「ワンポイントテクニック集」 http://www.microimages.com/didyouknow/ ▽マイクロイメージウェブサイト「TNT入門(Getting Started)」 http://www.opengis.co.jp/htm/getstart/getstart.htm [日本語] http://www.microimages.com/getstart/ [英文] ▽マイクロイメージウェブサイト「リファレンスマニュアル」 http://www.microimages.com/refman/ STEP4「メーリングリストへ聞いてみる」 メーリングリストに参加されたい方は、 info@opengis.co.jp までご連絡ください。 弊社からの対応は バグ対応と、新製品告知のみですが、 ユーザーさまの間での情報交換の場として 多くの方に利用されています。 STEP5「テクニカルサポート」 テクニカル・サポート・ユーザー専用 メールアドレス ############# このメールマガジンの配信について ################ このメールマガジンは、 年間テクニカル・サポートに加入されている、 ユーザーさまのみを対象としております。 基本的には、登録アカウント1つに対して 1ユーザーを配信対象としておりますが、 例えば、研究室の予算で加入された場合などは、 ご購入いただいた指導教官と、実際に TNTmips で作業を行う学生1名の、 計2ユーザーを対象として配信させていただきます。 1アカウントに対して合計3名以上の配信は行いません。 学生さん2名が同じくらい使用する場合は、 申し訳ありませんが、じゃんけん等で1人に決めてください。 また、テクニカル・サポートの期限を半年以上過ぎてしまった場合は、 メールマガジンの配信を停止させていただきます。 メールマガジンが配信されなくなった時は、 サポート期限が半年過ぎたとお考えください。 転勤、ドメイン変更などでメールアドレスが変わった場合は、 お手数ですが、弊社までご連絡ください。 テクニカル・サポート活用案内 >サービスその1:緊急なバグ情報はすぐにメール配信します。 >サービスその2:TNTmips に関するどんな質問にも TEL/e-mail/FAX で対応。 >サービスその3:対応は最優先で行います。 >サービスその4:専用FAX質問用紙をお送りします。 >サービスその5:週に1回メールマガジンを配信します。 >サービスその6:展示ブースへご来場の方には特製オリジナルグッズを進呈。 >サービスその7:サポート対応で FTP サイトを 20MB まで利用できます。 >サービスその8:メルマガ・バックナンバー・サイトも利用できます。 >サービスその9:現在計画中です... 「これで年間9万円は安い!!」と感じていただけるような サービスを提供していきたいと考えております。 よろしくお願いいたします。 ============ おことわり ============= ※OpenGIS Mail Magazine for T.S.Uでは、 TNTmipsに関わる新しいニュースを、 毎週金曜日に、皆さまへご提供させていただきます。 ※このメールマガジンの転載・転送はご遠慮ください。 ================================