Subject: [ts-mag:00076] OpenGIS Mail Magazine for T.S.U 【第 70号】 Date: Fri, 18 Oct 2002 19:43:41 +0900 From: Taichi FURUHASHI OpenGIS Mail Magazine for Technical Support Users 2002/10/18 Keywords: OpenGIS,TNTmips,PCMCIA,Internal,X-Desktop,Scroll Bar オープンGIS テクニカル・サポート専用メールマガジン 第70号「 邪 魔 な ド ン グ ル は 埋 め 込 ん で し ま え. . . 」 ################################################################# 株式会社 オープンGIS 高価なソフトウェアを動かすために必要な ハードウェアキー(ドングル)... 簡単にコピーされないための工夫ではありますが、 なかなかどうして、邪魔なものです。 デスクトップパソコンの場合は、それほど問題にはなりませんが、 ノートパソコンとなるとちょっと深刻。 ぶつけてしまったり、落としそうになったり、パラレル端子がなかったり、 USB 端子が埋まってしまったりと、みなさんお悩みのことかと思います。 ● 薄型化や小型化など、それなりに進化はしているものの、基本的な構造は コンピューターの外部端子に付けるもの。それだけに、ハードウェアキー はマシンからはみ出ているものだと思っていませんか? そこで新しいキーの登場です!! TNTmips ver6.7 から、PC カード(PCMCIA)タイプのキーが使用可能になり ました。 キーはこのような形です。 このキーをノートパソコンの PC カードスロットに差し込めば もう外側に飛び出す心配ありません。 ライセンスの切り替えが面倒では? と思われるかもしれませんが、 License Configurator ウィンドウにて HASP キーへと切り替えていただ ければ、いとも簡単に認識されます。 ● ノートパソコンの内部に差し込むことで、どんなメリットが出てくるの でしょうか? 例えば、ノートパソコンによっては、防水仕様のタイプもありますが、 PC カードタイプであれば外部端子が剥き出しになることなく、完全防水 GIS マシンとしてフィールドで活躍できます。 松下電器の耐衝撃/防塵設計ノートパソコン「TOUGHBOOK シリーズ」など http://www.panasonic.co.jp/pc/doc/catalist/pdf/27ct.pdf に差し込んでおけば、安心感がちがいますね。 フィールドでの過酷な使用条件下では、どうしても情報機器のトラブル が避けられませんが、そういった屋外での GIS 作業にこの PC カード タイプハードウェアキーは向いているのです。 GPS とつないで現在地を確認するもよし、 現場でデータ入力するもよし、 薄型ノートパソコンで深刻な USB 端子不足も解消!! まさにいいことずくめのような文句が次々と出てきます、が 最後に、注意点だけ御紹介します。 ☆PC カードタイプは、ver6.7 以降でないと使用できません。 ver6.6 以前の TNTmips ではライセンスを認識できませんので、 ご注意ください。 ☆現在のところ、Windows のみ対応です。Linux, UNIX, MacOS9, MacOSX では使用できません。 ☆キーの交換は有償(税別:25,000円)となります。 USB や パラレルキーより、やや高めになっております。 実はこの PC カードキー、ユーザー様からのご要望によって実現した機能です。 あんなことできないか? こんなことできないか? などなど、 まだまだご意見あるかとおもいますが、どしどしお寄せください。 できる限り、より使いやすい TNTmips へと進化させていきます。 今週の新プチ・テクニック """"""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""" " " ベクタやラスタなどの GIS データに標準で生成される内部テーブル " を見たい!! " " そんなときは、Group Controls ウィンドウのメニューより " Options/Show Internal Tables を選択してください。 " " すると、Internal という名前のテーブルが見えるようになります。 " これが内部テーブルです。 " " Display 機能も Spatial Data Editor 機能も操作は同じ。 " " 通常は、内部テーブルが表示されないよう設定されています。 " " """" 隔 週 で 新 / 過 去 テ ク ニ ッ ク を 交 互 に 発 信 """" New Things 最新情報 ================================================================= = = ver6.7 にて「縦に縮むバグ」が修正されました。【TNT 修正パッチ】 = http://www.opengis.co.jp/htm/patch/patch.htm#THIRD = ================================================================= バグ・トラブル情報 ??? ??? ??? ver6.7 より、TNTmips の起動時に Windows デスクトップと ??? X-Window デスクトップが選択できるようになりました。 ??? ??? 今まで通りの X-Window デスクトップが使いやすい方も多いかと ??? 思いますが、時々この X-Winodw の全体が縦方向に縮んでしまう ??? 現象がみられました(ちょうどタスクバー1つ分くらい)。 ??? ??? このバグが修正されたと、マイクロイメージより報告がありました。 ??? ??? ??? どうしても気になるのでなんとかしたい、という方は、 ??? マイクロイメージのダウンロードサイトより ??? ??? xs.zip と needed.zip という2つのパッチを充ててください。 ??? ??? ??? パッチの詳しい充て方につきましてはこちらをご覧ください。 ??? http://www.opengis.co.jp/htm/patch/patch.htm#THIRD ??? ??? ??? ただ、パッチを充てることで、他の障害を発生させる可能性も ??? ありますので十分ご注意ください。 ??? ??? よろしくお願いいたします。 ??? ??? ??? ??? 今週の話題 on メーリングリスト ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ~ ユーザさまより ~ ver6.7 にて、縦方向のスクロールバーが ~ スクロールマウスに対応していることに気づいた!! との ~ ご報告をいただきました。 ~ ~ 早速試してみたところ、たしかに、グググと動きます。 ~ Windows も MacOSX も両方可能ですね。 ~ ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ メーリングリストに参加されたい方は、 info@opengis.co.jp までご連絡ください。 弊社からの対応は バグ対応と、新製品告知のみですが、 ユーザーさまの間での情報交換の場として 多くの方に利用されています。 ☆☆☆ バ ー ジ ョ ン ア ッ プ が 年2回 と な り ま し た ☆☆☆ いままでの年3回バージョンアップから年2回に変更されました。 同時に、年間バージョンアップ契約も、140,000円で2回分となりました。 前倒しで購入されていた分に関しましては、3回としてカウントされます が、今後申し込まれた方は、2回分としてカウントされます。 また、今まで新規購入の際に1回分のフリーアップグレード・サービスが ありましたが、こちらのサービスもなくなりました。 新規購入された場合、そのバージョンのみの対応となります。 わからない点などありましたら、 info@opengis.co.jp までご連絡ください。 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ ■■■■■■■ 料 金 改 定 し ま し た ! ! ■■■■■■■ 最近の円高に合わせまして、料金を改定を行いました。 今まで、日本語解説書・動作チェック・手数料などを含めまして、 1ドル = 150円(130円 + 20円) 換算で行っておりましたが、 1ドル = 140円(120円 + 20円) 換算へ変更いたしました。 例えば、TNTmips シングルライセンスの場合、 旧価格 900,000円 から 新価格 840,000円 となります。 普段より、元価格にあまり上乗せしていない分、 円相場に応じて価格が変動いたしますことを ご理解よろしくお願いいたします。 わからない点などありましたら、 info@opengis.co.jp までご連絡ください。 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ ############# このメールマガジンの配信について ################ このメールマガジンは、 年間テクニカル・サポートに加入されている、 ユーザーさまのみを対象としております。 基本的には、登録アカウント1つに対して 1ユーザーを配信対象としておりますが、 例えば、研究室の予算で加入された場合などは、 ご購入いただいた指導教官と、実際に TNTmips で作業を行う学生1名の、 計2ユーザーを対象として配信させていただきます。 1アカウントに対して合計3名以上の配信は行いません。 学生さん2名が同じくらい使用する場合は、 申し訳ありませんが、じゃんけん等で1人に決めてください。 また、テクニカル・サポートの期限を半年以上過ぎてしまった場合は、 メールマガジンの配信を停止させていただきます。 メールマガジンが配信されなくなった時は、 サポート期限が半年過ぎたとお考えください。 転勤、ドメイン変更などでメールアドレスが変わった場合は、 お手数ですが、弊社までご連絡ください。 テクニカル・サポート活用案内 >サービスその1:緊急なバグ情報はすぐにメール配信します。 >サービスその2:TNTmipsに関するどんな質問にも対応します。 >サービスその3:対応は最優先で行います。 >サービスその4:専用FAX質問用紙をお送りします。 >サービスその5:電話・電子メールも、もちろん最優先で対応いたします。 >サービスその6:週に1回メールマガジンを配信します。 >サービスその7:展示ブースへご来場の方には特製オリジナルグッズを進呈。 >サービスその8:サポート対応で FTP サイトを 20MB まで利用できます。 >サービスその9:現在計画中です... 「これで年間9万円は安い!!」と感じていただけるような サービスを提供していきたいと考えております。 よろしくお願いいたします。 ============ おことわり ============= ※OpenGIS Mail Magazine for T.S.Uでは、 TNTmipsに関わる新しいニュースを、 毎週金曜日に、皆さまへご提供させていただきます。 ※このメールマガジンの転載・転送はご遠慮ください。 ================================