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えないザイク方法
あ た い を か え な い モ ザ イ ク ほ う ほ う

 
数値地図の地図画像を繋げたり...
標高データを繋げたり...

 ラスタデータをつなぎ合わせる「モザイク処理」を行うと、TNTmips は自動的に色調整をはじめたり、予想とは違う結果が得られる場合があります。 これが結構初心者泣かせ...
 そこで、モザイクの基本となる、値をまったく変更しないモザイク方法についてご紹介します。



モザイクを利用した雲除去テクニック
SMLによるシンプルモザイク
モザイク処理【TNT入門】



This Information was checked by Windows XP (TNTmips 6.9)
●1. モザイクって?
処理のかんたん解説
●2. 繋げてみよう!
モザイク処理を実行してみる
●3. 最終色調整
モノクロの結果をカラーに戻す





 

  ザ イ ク っ て ?


 何枚もの地図を床に広げて繋げる作業をイメージしてください。  これをコンピュータ上で行う処理のことをモザイクと呼びます。  



▼たくさんのラスタを1つにするのがモザイク

な処理の流れは、[複数ラスタ]→[1つのラスタ] です。 ただ、つなぎ合わせるラスタによって色調整が必要だったり、重なる場所の判断を組み合わせたりと細かな設定がたくさん用意されています。 そこで設定を間違えると予想外の結果が出てくる場合も・・・

違えやすいのは、例えば下の結果のように、色調整機能が自動的に働いて、境界線が見えてしまうケース(MosaicRaster1)です。 本当は色調整などを行わず、元々の値のままつなぎ合わせたい(MosaicRaster2)のに!! そこでこの解説では値を一切変更せず2つのラスタをモザイクしてみましょう。

 





 

  げ て み よ う !


 実際に、2つのラスタオブジェクトをつなげてみましょう。  ここでは、数値地図25000[地図画像]を例に値を変更せずモザイクを行ってみます。  



▼[解析処理]>[ラスタ]>[モザイク...] を選択

TNTmips を起動しましたら、メインメニューより [解析処理]>[ラスタ]>[画像結合(モザイク)...] を選択します。

 



▼[ファイル]>[追加...] を選択

<イク> ウィンドウのメニューから [ファイル]>[追加...] を選択します。

 



▼繋げるラスタを選択

<ジェクト(複数)を選択> ウィンドウで繋げる2つのラスタを選択タブへ登録(名前をダブルクリック)して [OK] ボタンを押します。

 



▼出力ラスタの情報をチェック

、細かくモザイク設定を確認していきましょう。まずは、[出力] タブへ移動して、ビット数が先ほど追加した2つのラスタと同じかどうかを確認します。 数値地図25000[地図画像]は8ビットデータですので 「8ビット符号なし整数(0〜255)」を選びました。

 



▼[パラメータ]タブで重なり調整

[パラメータ] タブへ移動して、オーバーラップ手法:を [最大値] に設定します。 地図画像の場合、余白部分がお互いにオーバーラップするので、透明部分(0)とそれ以外の色(0より大)がオーバーラップしている条件では [最大値] をとることで切り抜けられます。

 



▼[コントラスト]タブで色調整なし

要な設定はここです。 自動的に色調整を行わないように、すべての機能をオフにしておきましょう。

 



▼[トレンド]タブも調整なし

色が変わっていく写真を綺麗に繋げるための機能がトレンド機能。 でも値を変化させたくない場合は、この機能は使用しません。 [なし] に設定してあることを確認しましょう。

 



▼表示ウィンドウはこんな感じ

完了したら、実行する前に画像を確認。  うん良さそうですね。

 



▼[ファイル]>[実行...]でいよいよ実行!

<モザイク>ウィンドウのメニューから [ファイル]>[実行...] を選択しましょう。

 



▼保存先オブジェクトを指定

、結果を保存するラスタオブジェクトを指定します。 新しくRVCファイルを作るには [新規ファイル...] ボタンを、オブジェクトを指定するには [新規オブジェクト...] ボタンをクリックします。 名前を確定すると処理が始まります。

 



▼プロセス ステータスが進行中...

く処理を眺めていましょう。

 



▼処理が終わるとこうなります

かかった時間が表示されて終了。 [OK] ボタンをクリックします。

 



▼結果を確認!

<イクの結果> ウィンドウでまずは確認します。 カラーマップが外れますので、グレースケール表示になってしまいます。 あわてずに境界線が見えないかどうかだけを確認しましょう。

 





 

  終 色 調 整


 モザイク結果がモノクロで表示されてびっくりしますが問題ありません。  カラーマップをコピーすれば復活です。  



▼表示機能で [操作ツール]>[色の修正...]

れたモザイク画像を [表示]>[空間データ...] 機能で見てみましょう。 さらに <グループコントロール> ウィンドウで [操作ツール]>[色の修正...] を選択します。

 



▼[ファイル]>[開く...] でカラーマップを探す

<ーパレットエディタ> ウィンドウのメニューより [ファイル]>[開く...] メニューを選択します。

 



▼元データにあるカラーマップを選択

<ジェクトを選択> ウィンドウで、モザイク時に使用した元データの中を開き、カラーマップサブオブジェクトを選択して [OK] ボタンをクリックします。

 



▼数値地図25000[地図画像]用のカラーマップ

マップを開くと、数値地図25000[地図画像] 用のカラーマップはこのように表示されます。

 



▼呼び出したカラーマップを別名保存

いうちに呼び出したカラーマップを保存しておきましょう。 [ファイル]>[別名保存...] メニューを選択します。

 



▼保存先はオブジェクトの下

身のオブジェクトの下に、呼び出したカラーマップを保存しておきましょう。

 



▼これで [再描画] するとカラーに!

<グループ表示ウィンドウ> で [再描画] ボタンをクリックしましょう。 ようやくこれでカラーに戻りました。

 





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2004.07.23 更新

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