標準地域メッシュ (TNTgis)

数値地図をはじめ、日本のGISデータの多くは標準地域メッシュという枠に従って、図幅・ファイルが分けられます。(標準地域メッシュコードは 昭和48年 行政管理庁告示により制定、昭和51年 JIS規格に採用)

そこで、TNTmipsで使用可能な標準地域メッシュ枠ポリゴンを作成しました。

ただし3次メッシュと4次メッシュは、ファイルサイズが大きくなるのでSMLにて自動生成してください。

1次メッシュ

20万分の1地勢図とほぼ同じ、「標準地域メッシュ」の中で一番大きい、緯度間隔 40′、経度間隔 1°のメッシュです。

正式名は「第1次地域区画」ですが、一次メッシュのほうが一般的かもしれません。

5339(東京)や5437(高山)など、4桁の数字で日本各地をコード化しています。

特徴

Download (RVCファイル)

2次メッシュ

2次メッシュは1次メッシュを縦横8等分したメッシュで、国土地理院の2万5千分の1地形図の範囲とほぼ同じものです。おおよそ10km × 10kmのメッシュサイズとなります。

1次メッシュコード(4桁)に 縦マス1桁、横マス1桁を加えた合計6桁コードで日本中の場所を指定しますので、メッシュ数はかなりの数になります。

特徴

Download (RVCファイル)

3次メッシュ

1次メッシュと2次メッシュはデータをそのままダウンロードすると使用できますが、3次メッシュはデータ量が多すぎるのでみなさんのお手元で自動生成していただきます。

2次メッシュをさらに縦横10等分したメッシュが「3次メッシュ」です。おおよそ1km × 1kmのメッシュサイズですので「1kmメッシュ」と呼ばれることもあります。

特徴

Download (SMLスクリプト)

sml scriptmake_3rd_Mesh_20160315.sml (5KB)

SMLの使い方

  1. メインメニューよりスクリプト>実行...
  2. ダウンロードしたSMLスクリプトを選択
  3. 生成されるメッシュポリゴンデータは、1次メッシュ単位で処理します。
    ここでは3次メッシュを作成したい場所の4桁の1次メッシュコードを入力しOKをクリックします。
  4. 使用する座標参照系を選択してOKをクリックします。
  5. 出力先のファイル名を入力します。
  6. 続いて出力先のオブジェクト名を入力します。
  7. 出力が完了するとメッセージが表示されます。

出力されたポリゴンデータの確認

  1. メイン>表示...でメッシュを確認します。
  2. 画像のようにメッシュコードがアタッチされているはずです。

4次メッシュ

人口密集地のデータなど、より精度を上げた空間データを扱う場合には3次メッシュよりも更に細かいメッシュが必要となります。そんなとき4次メッシュが便利です。

3次メッシュを縦横半分したメッシュで、おおよそ 500m × 500m のメッシュサイズとなります。左下が1、右下が2、左上が3、右上が4となっていますので、4次メッシュコードだけは数学的な座標コードではありません。

特徴

Download (SMLスクリプト)

4次メッシュ作成SMLをダウンロードしてお使いください。

sml scriptmake_4th_Mesh_20221129.sml (5KB)

SMLの使い方

  1. メインメニューよりスクリプト>実行...
  2. ダウンロードしたSMLスクリプトを選択
  3. 生成されるメッシュポリゴンデータは、1次メッシュ単位で処理します。
    ここでは4次メッシュを作成したい場所の4桁の1次メッシュコードを入力しOKをクリックします。
  4. 使用する座標参照系を選択してOKをクリックします。
  5. 出力先のファイル名を入力します。
  6. 続いて出力先のオブジェクト名を入力します。
  7. 出力が完了するとメッセージが表示されます。

出力されたポリゴンデータの確認

  1. メイン>表示...で3次メッシュと重ねてみると、左下が1、右下が2、左上が3、右上が4というコードの割り振りがわかります。
  2. 属性テーブルも正しく作成されているか確認してみましょう。
  3. 座標参照系をレイヤ情報...で確認。
  4. レイヤ情報