ASTERデータ取得の流れ





2000年12月 1日以降、
ERSDAC( エルスダック : Earth Remote Sensing Data Analysis Center : 財団法人 資源環境観測解析センター )より、
ASTERデータの一般公開とデータ配布が開始されました。


ASTER(アスター)とは、
Advanced Spaceborne Thermal Emission and Reflection radiometer
資源探査用将来型センサーの名称で、
1999年12月に、NASAが打ち上げたTERRAと呼ばれる人工衛星に搭載された
日本の開発した地球観測センサーです。

主に資源探査用として、可視光域から長波長の赤外域までをカバーした、
全14バンド+後方視のデータを提供しています。

少し、経験のある方ならば、JERS-1の可視赤外域センサ後継機というと、
理解しやすいかもしれません。
(ちなみに、JERS-1のマイクロ波センサー後継機はALOSに搭載されています。)
とくに、空間解像度 ( 15m ) や価格 ( 10,290円 ) の面で優れており、
16日周期の太陽同期極軌道をとるなど、
軌道パラメーターは、地方時を除いてランドサット衛星と同様な点などでも、
ランドサット衛星のように、今後使用される頻度の高い衛星といえるでしょう。


ASTER画像は、ASTER GDSのサイトから入手することが出来ます。
このサイトでは、データ入手の全体手順をフローチャートで紹介しております。

データ入手の手順を簡単にご紹介しますと、

1.ユーザー登録
2.プロダクトの検索
3.注文

となっております。
なお、HDFフォーマットデータのインポートについては、こちらをご覧ください。




■搭載されたセンサーの概要
地上分解能
15m    可視近赤外放射計 VNIR  (Visible and Near-infrared Radiometer)
30m    短波長赤外放射計 SWIR  (Short Wave Infrared Radiometer)
90m    熱 赤 外 放 射 計 T I R  (Thermal Infrared Radiometer)

2008.6.22更新

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