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TNT 製品 V6.90 機能
テ ィ ー エ ヌ テ ィ ー せ い ひ ん バ ー ジ ョ ン 6 . 9 0 し ん き の う

 
おまたせしました!!
ようやく TNTmips ver6.9 がリリースされました。

 特に、●高解像度衛星 RPCオルソ補正 対応 と、●グローバルGISデータセット 、さらに●64-bit OSに対応 などが大きな特徴です。


その他細かい点につきまして、ver6.9 の新機能を翻訳しましたのでご覧ください。



マイクロイメージ社の原文ページ









V6.9新機能



ハイライト:

●世界地理データをDVDで提供
●クイックバード/イコノス画像の正射投影画像作成
●カラー表示と印刷の較正
●プロジェクトファイルのJPEG2000圧縮
●64ビットOSのサポート




世界標準地理データをDVDで提供[V6.9に同梱]

世界地理データ、クイックバード正射画像作成、カラー較正の説明は添付イラストをご覧ください。 その他のV6.9の新機能を説明するカラー資料は、 http://www.microimages.com/documentation/platecatalog.htm にあります。


■1km解像度、世界の24ビットカラー画像−

481MB、MODIS画像のモザイク。損失なしGeoJP2形式。TNTリンクファイル。


■1km解像度、世界の標高モデル−

146MB、GTOPO30モザイク。損失なしGeoJP2形式。TNTリンクファイル。


■100万分の1世界の地形図−

23,696個のフォルダーに納められた129,588個のVMAP0地理データファイルを結合して作成した。10個のプロジェクトファイルで世界をカバーします。空間データ・エディタを使って図形データの掃除と属性テーブルの再構築をしました。 10個のプロジェクトファイル、全2.36GB。各ファイルは特定の主題図の複数の全世界のベクタ・オブジェクトを含みます。(例えば、1個のプロジェクトファイルに様々な水路に関するレイヤーが全て入っており、他のプロジェクトファイルには境界が入っています。その他、輸送路、標高、産業、等高線、人口、施設、植生、データの品質などのレイヤーがあります)。各ベクタ・オブジェクト(例えば、河川)は全世界の範囲をカバーしています。


■無料ブラウザソフト「TNTatlas」を使えば、高速で、意味のある、縮尺制御されたベクタ・レイヤーの表示ができます。


■このデータは無制限で使用、エクスポートができます。


■TNT製品V6.9以降で使用可能です。





64bit OS などの新しい OS に対応

■64ビットサポート:

☆サンSolaris 9.x(SPARCプロセッサ)
☆アップルMacOS X 10.3 (G5プロセッサ)
☆SUSE Linux 9.x (AMD Athlon F64, FX64, Opteron)
☆Windows XPベータ (AMD Athlon F64, FX64, Opteron)


■32ビットサポート:

☆アップルMacOS X 10.3(G3, G4, G5プロセッサ)
☆Windows 2000, XP (AMD Athlon F64, FX64)


■フローティングライセンス(Mac, Windows, Linux, Unixをサポート)

☆TNTライセンス・マネージャとして上記の任意のプラットフォームを使用可能。
☆TNTクライアント・ライセンスとして上記の任意のプラットフォームを使用可能。
☆TNT製品を使用する各クライアントに対してデフォルトの設定ファイルがあります。




システムレベルでの新機能

■TIFF

☆グレイ階調やRGBだけでなく、任意のTIFF形式を自動リンク(直接使用)できます。
☆1画像以上を含むTIFFファイルを使用できます。
☆複数のTIFFファイルが選択可能。
☆複数のラスタ・オブジェクトを1個のTIFFファイルにエクスポート可能。
☆エクスポート時に希望の解像度(DPI:1インチあたりのドット数)を設定可能。


■JPEG2000

☆大きなJP2ファイルをエクスポートする際のメモリ管理を改善した。
☆GeoJP2(内部にジオリファレンス情報を持つJP2ファイル)の使用:
 ★レイヤーへのダイレクトリンクと表示
 ★インポートとエクスポート
☆JPEG2000内部圧縮の使用
 ★ラスタオブジェクトに対してJPEG2000の圧縮が選択できます。
 ★圧縮レベルの選択が可能--損失無し、損失ありの度合いの指定。
 ★TNT製品の全機能を通じて使用可能(表示、編集、抜き出し、モザイク、他)


■プロジェクトファイル情報(Supportメニュー)


☆各サブオブジェクトに対して「最後に修正された」時刻を表示することができます。
☆最後に使用されたジオリファレンス・サブオブジェクトから計算される、セルサイズとスケールを表示。
☆ヒストグラムに対してセルの累積数を表示。
☆ベクタオブジェクトをバリデートする際、Element IDを作成または再作成します。


■その他


☆細いラインに対して幅のあるヒンティングを持ったアンチエイリアスを使用。
☆壊れたオブジェクトの回復処理の改善。
☆Oracle Spatial Layerへのリンクと直接使用。例、表示のレイヤー。
☆ラインの点の数を増やす際、精度を設定できます。




2次元表示

■凡例ビューの小型化(垂直方向)による視認性の向上。
■2種類の座標系を設定して、同時に座標値表示が可能。
■メニューにツール・スクリプトとマクロ・スクリプトだけを追加する(ツールバーからのアイコンの削除)。
■レイアウトにツール・スクリプトとマクロ・スクリプトを添付、保存する。
■オブジェクトの範囲を選択した単位で、あるいは選択した緯度経度形式で表示する。
■通常のコピー&ペーストの方法でオブジェクトの範囲の情報をコピーする。




3次元表示

■密度三角網とレイキャスティングを組み合わせた、高速で、新しい地表面モデルの選択が可能。
■新しい可変(前景から背景に向けて変わる)の三角網モデルを使った、高速で、新しい地表面モデルの選択が可能。
■両方のモデルにおいてなめらかなテクスチャの重ね合わせに対してミップマップが使用可能。




ラベルスタイルの強化

■ラベルに対して枠の追加が可能(四角、角が丸い四角、円、楕円)
■ラベルの周りに枠の余白を設定可能
■枠のスタイル(色、線幅など)
■枠の内側に対して色と透明度を選択可能。
■スタイルの引き出し線(色と幅)
■オープンまたは風船(三角形)のスタイル引き出し線の使用




カラー表示と印刷の較正

■マイクロソフト、アップル、HPなどで採用されているsRGB(standard RGB)色空間の使用が可能。
■上記ハードウエア装置のICCまたはICMカラープロファイルを使用したsRGBの表示と印刷
(ICC=マッキントッシュによって使用されているInternational Color Consortiumのプロファイル)
(ICM=Windowsで使用されているIntegrated Color Managementプロファイル)

■表示及び印刷で、sRGBカラーの範囲外の色の取り扱い方の指定が可能。絶対または相対飽和度からのレンダリングの選択。
■ICCまたはICMプロファイルを使ってプリンターが作ったビューの色を表示するためのソフト校正。
■ソフト校正での「警告カラー」の整理。印刷によって変更される各RGBピクセル。
■WIndowsプリンタを使用しない場合は較正なしで改善された色を実現可能。
■WindowsまたはMacドライバー経由で6色(CMYKcm)のプリンターを使用可能。




クイックバードとイコノス画像の RPC正射投影作成

■Digital Globe社QuickBird画像 Ortho Ready Standard Productを使った正射画像の作成
■Space Imaging社IKONOS画像 Geo Ortho Kit Productを使った正射画像の作成
■上記製品と一緒に提供される有理多項式係数(Rational Polynomial Coefficients)を使用する。
■入手可能な高精度のDEMを使用する。
■数個の精度の良い3次元地上コントロールポイントを改良されたジオリファレンス処理で追加。Raster Resample処理に追加された、新しい有理多項式モデル(Rational Polynomial Model)を使ってリサンプルします。




TNTsim3D

■重なっている任意のレイヤーを選択し、任意のビューウィンドウでポイントを対話的に選択(強調)する。
(広告板、対象点、対象体積の位置)
■選択した点を新しい位置に引っ張る。
■選択したポイントのコピーと新規ポジションの挿入
■選択したポイントの削除機能
■選択したポイントの属性レコードをマニュアル修正可(例えば、座標情報や名前など...)




ODBCリンクのテーブルの表形式での表示

■ダイアログ上でのボタンを使って表示を手動でリフレッシュする。
■選択した時間間隔で表示を周期的にリフレッシュする。
■SML経由、Active Xコールバック経由で、VB, JAVA, C++プログラムによって修正されたテーブルを自動的にリフレッシュする。




インポート/エクスポート

■アークビュー シェープファイル(ArcView Shape)のポイントシンボルのインポートエクスポート
■SDTS,ENVI,NITF形式の改良
■PCI画像形式の測地系情報読み込み機能追加




Oracle Spatial Layerのインポート

■ベクタオブジェクトのトポロジレベルをプレイナー、ネットワーク、ポリゴナルに定義可能
■標準属性テーブルを自動生成
■複数の入力オラクル空間レイヤ用に自動的にベクタに名前を与える




新測地系のサポート

■日本19平面直交座標系についても測地系(Tokyo-Japan や JGD2000 など)を選択可能。
■Libyan 1979 datumの採用。
■Nahrwan 1967 Qatar datumの採用、変換。
■クロアチア、セルビア、ボスニア−ヘルツェゴビナに対してHermannskogel datumの採用。




SVGへのレンダリング

■出力SVGファイル内に、データティップ情報を埋め込み可(ブラウザ内でエレメントをハイライトにできる)
■JPEG画像を出力SVGファイル内にレンダリングまたは印刷(前はPNG画像のみであった)。
■アドビイラストレータ用に最適化する。
■ビュー範囲のみを変換する。




ベクタの編集

■1本のライン状ラベル、もしくは属性が連結された長さに応じて
■複数選択または全ラインに対してラインの方向を逆にする。




X-Desktop版TNTatlasのカスタマイズ

■ディスプレイツールバー内のアイコンオン/オフ設定でシンプルな TNTatlas 構築が可能
■インターフェイスのカスタマイズ設定を atlas データ一緒に埋め込める
■エンドユーザーに、ツールバーとメニューのカスタマイズ設定を可能にする
■リンク先のある範囲の上では、ハンドツールが反応する(Windows版も同様)
■プラグインSMLツールやマクロスクリプトレイアウトと一緒に関連付け可能
■SMLツールスクリプトとマクロスクリプト経由での 外部VB、JAVA、C++ 操作を追加




TNTserver

■SVG, PNG, JP2画像をTNTクライアントにサービスする。




SML

■Active Xを経由して、外部VB、JAVA、C++他のプログラムの起動や通信
■外部プログラムの制御して、ビューの再描画、レイヤーの追加、ピンマップ、内部テーブルの表示、他のSMLでサポートされた地理空間操作の実行などを行う。
■表示グループの中でRGBラスタを作成する機能。




その他

■仮想フィールド(計算フィールド)やノードの使用
■CADブロックのポイント・シンボルへの変換




言語対応

■5個のリソース・ファイル(インターフェース、メッセージ、ヘルプなど)を1個の参照ファイルに結合。
■マルチリンガル・エディタ追加(参照ファイルの認定翻訳者に提供)




自習用テキスト(Get Started冊子)

新規冊子

■SMLにおけるダイアログの作成
■インストール&設定ガイド
■地理空間科学の用語集


大幅な改訂

■システムの基本操作
■SMLでスクリプトを書く
■マップレイアウトの作成
■スタイルの作成と使用
■他の製品との地理データの共有
■電子アトラスの構築



(MicroImages, V6.90 New Features 翻訳 輪座利彦)




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2003.12.26 更新

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