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TNT 製品 V6.60 機能
テ ィ ー エ ヌ テ ィ ー せ い ひ ん バ ー ジ ョ ン 6 . 6 0 し ん き の う

 
TNTmips ver6.6 がリリースされました。

 特に、TNTatlas Windows と TNTsim という2つのソフトが標準装備となりました。

 これで、TNTmips さえ持っていれば、さまざまなデータを自分で作成して、三次元のリアルタイム・シミュレーションを行ったり、簡単に扱える Windows 用データ閲覧ソフトを配布できたりと、今まで蓄積してきたデータをより質の高い形でプレゼンテーションすることが可能となります。

その他、マイクロイメージ社より報告ありました ver6.6 の新機能について翻訳しましたのでご覧ください。



マイクロイメージ社の原文ページ






V6.60新機能
 ハイライト:TNTatlas Windowsネイティブ版、OpenGL/DirectX対応リアルタイム・
シミュレーション


●汎用フォーマットの直接使用
 TNT製品のV6.50では外部にある地理データファイル形式に対してTNT製品の中で、
リンクを張り、利用することができました(例えばTIFFやGeoTIFFファイル)。V6.60
ではサポートされる外部地理データファイルを選択すると、処理によらずリンクが自
動的に作成されます。
オブジェクト選択ウィンドウで外部ファイルを選択し、TNTプロジェクトファイルの
オブジェクトであるかのように、元の形式の地理データに対して表示、編集、解析を
行うことが出来ます。投影、データム、データタイプや他のその場での変更が、プロ
ジェクトファイル中に格納されたTNTオブジェクトに対するかのように、トランスペ
アレントに操作できます。

 サポートされる外部地理データファイルの1つを直接選択用に選択すると、最初の
時は自動的に、そのデータに対するリンクのプロジェクトファイルである"stub"ファ
イルが自動的に生成されます。元の外部ファイルは変更を受けませんし、名前、拡張
子、元の構造、ファイルの場所も維持されます。外部ファイルを直接使用するために
必要な他のすべての情報もリンクプロジェクトファイルに含まれます。例えば、外部
ファイルがラスターならばピラミッドレイヤー、ヒストグラム、ジオリファレンス、
他のサブオブジェクトが必要に応じて生成されます。

 リンクプロジェクトファイルの生成により、外部データファイルをはじめて選択す
る時にリンクを定義しますが、それには通常数秒しかかかりません。したがって、
TNT処理で外部ファイルを使用する際、ユーザはあまり意識しないですみます。次に
同じファイルを使用する時は、どの処理にいても構いませんが、前にリンクを定義し
たプロジェクトファイルを見つけ出し、使用することになります。このリンクファイ
ルはプロジェクトファイルであり、外部地理データファイルと同じディレクトリに保
存されます。外部ファイルと同じ名前を持ちますが、拡張子は.rlk(RVC link)とな
ります。(通常のプロジェクトファイルの拡張子は.rvcです)。外部ファイルを格納
するメディアが、CDやリードオンリー設定のネットワークのような読み取り専用の時
は、リンクファイルはローカルドライブのキャッシュディレクトリに作成されます。

 次の形式がトランスペアレントにリンクできます(TNTmips, TNTedit, TNTview,
TNTatlas, TNTserver)。
・ESRIシェープファイル(図形とテーブル)
・MapInfoのTABファイル(図形とテーブル)
・ER-MapperのECWファイル(Enhanced Compressed Wavelet)
・Lizard TechのMrSIDファイル(wavelet compressed)
・TIFF/GeoTIFFファイル(全タイプ)

 他にサポートを予定している外部地理データ形式は、ERDASの.IMG, NITF 2.x,
CADRG他です。


●Point Density to Raster(点密度をラスターへ)
 ベクターオブジェクトの離散的なサンプル点をdensity raster(密度ラスター)に変
換する新処理です。逆距離地形近似(Inverse Distance surface fitting)処理の特別
バージョン。
・クエリーによって点を選択可能
・各点は属性によって重み付け可能
・各点の影響はその周りの円の半径によって定義可能
・ラスター特性を定義可能(例、セルサイズ)


●インポート
・NTFラスター、ベクター、属性ファイル
・GeoSPOT画像形式
・MrSID圧縮画像ファイル
・IDRISI32ラスター形式
・ECW圧縮画像ファイル
・ILWISラスター=MPR形式
・ERS-2画像形式


●インポート&エクスポート
・ECW圧縮画像ファイル


●インポート/エクスポート修正
・HDF形式からのASTER画像
・HDF形式からのMODIS画像
・ENVIラスターのインポートの際に空のラスターを生成するオプション。ENVIがラベ
ルなしのハイパースペクトルバンドをトレースする際、空のラスターが必要のようで
す。
・GeoTIFFファイルをTIFFファイルとしてインポートする(付加情報を無視する)。
・ER-Mapperファイルに対して投影法パラメターが見つからない場合やない場合、そ
れの入力待ちを行う。
・改定SDTS形式からDEMラスターをインポートする際にデシメータ(10cm)単位を選択
するオプションの追加
・SMLスクリプトで圧縮ラスターをインポート出来るようになった。
・インポートされたDXFファイル中に英語以外の言語もちゃんと保持される。編集や
その後のエクスポート等のTNT製品の内部操作に対して維持される。


●モザイク
 モザイク処理のラスター強調ツールウィンドウを使ってコントラスト強調を定義で
きます。強調をモザイクの全レイヤーに適用可能。モザイクは出力画像に対して線形
(Linear)のコントラストテーブルを作成します。

 入力ラスター、特に地形図から作成したDEMラスターは、隣接部において小さい隙
間があることがあります。隙間が数ピクセルの場合、隙間を埋めるような内挿オプ
ションをモザイク処理は提供します。
・モザイクのセルサイズや地図パラメターが参照ラスターとマッチするように指定。
・選択された出力投影へビューの方向を変える。
・参照ラスターに対してコントラストマッチをした場合、このコントラストをモザイ
クにコピーする。
・コントロールポイントのジオリファレンス・サブオブジェクトをモザイク用にマー
ジするオプション。
・セルの中心にクロスヘアを自動マッチするオプション。
・クロスヘアの位置に対してライン、コラムの数値を表示、手入力する。
・平均二乗誤差テーブルをテキストファイルに保存する。
・ビューのスナップショットを印刷用に保存する。


●ルート検索
・ネットワーク解析処理やSMLなどにおいてルートを計算する際、次の解析のために
ルートをベクターオブジェクトとして保存できる。


●Hough変換
 順方向及び逆方向Hough変換を画像に適用できます。画像中の繰り返しラインや点
のパターンを探すために使用します。
・順方向変換は画像中のラインの繰り返しパターン(例えば顕著な断層の向き)や平
行線や円形の境界線上にある点の集合を正弦曲線形式で表示します。
・正弦曲線Hough変換ダイアグラム上の面積(すなわち、ラスターとしての表示)を
対話的に選択可能。逆変換はもとの入力画像の表示においてこれらの特徴を強調しま
す。


●凡例と枠
 レイアウト中のどのグループにも、それを囲む枠と背景の色を付けることが出来ま
す。この機能を使って地図の図郭線(境界)、凡例ボックス、凡例の背景、透明な背
景、他の特別な効果を作ることができます。
・複数のラインに対して境界ラインの太さや色の設定。
・差込ページ、盛上げ、角の丸み他など多くのカラーフレームからの選択。
・カルトスクリプトを使用して、自分だけの境界線をデザインする。
・塗りつぶしや段彩(gaussian)の陰影や厚みの選択。
・べたや透明カラーで背景を塗りつぶす。
・グループ内をカラースペクトルで塗りつぶす。


●チュートリアル
 V6.60対応の全く新しいチュートリアル冊子をPDF形式でmicroimages.comからダウ
ンロードして見ることができます。
混乱を避けるために、更新だけのものはサーバーに載せてありません。これらの改定
されたバージョンはCDで提供され、V6.60が出荷された時点でダウンロードのものと
置き換えら得ます。

<新冊子>
・Xウィンドウ用TNTatlasの使用(作成中)
・Microsoft Windows用TNTatlasの使用(作成中)
・Geospatial Applications in Precision Farming(精密農業でのGISアプリケーショ
ン)
・Analyzing Terrain and Surfaces(地形・地表解析;Modeling Watershed and Land
Surfacesの拡張、置換)
・Modeling Watershed Geomorphology(やはりModeling Watershed and Land
Surfacesの拡張、置換)
・Flying with TNTsim(TNTsimでの飛行;準備中)

<大改定>
・Writing Scripts with SML(完全改定。多くのサンプルスクリプトを使ったツール
スクリプト、マクロスクリプト、ウィンドウ、ダイアログの作成を網羅)
・Mosaicking Raster Geodata(ラスター地理データのモザイク;多くの変更、修正の
サポート)
・Designing Electronic Atlases(電子アトラスのデザイン;新しいアイデアを盛り
込み拡張)
・Managing Geoattributes(地理属性の管理;より多くの機能を説明)
・Style and Translation Guide(スタイルと翻訳ガイド;翻訳冊子を準備する際のガ
イドライン)

<翻訳>
 62個のチュートリアルと関連冊子のほとんど全部が次の言語に対して翻訳、または
チュートリアル形式で入手可能。日本語、韓国語、トルコ語、タイ語。各国の代理店
にお問い合わせください。

 最も基本的な冊子(Displaying Geospatial Data, Navigating,...)の翻訳がフラン
ス語、スペイン語、フィンランド語、オランダ語、イタリア語で入手可能、または準
備中。これは大変な仕事です。これらの言語他で翻訳者を探しています。


●参考図書
Image Interpretation in Geology第3版、Steve Drury著。本図書はTNTlite6.4CDと
いっしょに出荷。地質に関係したサンプル練習と地理データを含む。Barnes and
Noble、Amazon.com、Nelson Thomes等でオンライン注文可能。


●言語インターフェースキット
・Serbian語 新規言語インタフェースキット準備中
・イタリア語 言語インタフェースキット改定。
ほとんど全部の言語キットがV6.50に改定、V6.60用に更新予定。


●リファレンスマニュアル
 HTML版オンライン・リファレンスマニュアルはPDFに置き換えられます。オンライ
ンマニュアルと全チュートリアル冊子(すでにPDF済み)に対する詳細な索引が含まれ
ます。Acrobat 5.0は全ての文書に対してグローバル検索機能あり。検索に指定した
項目は該当する文書を開きます。これらのAcrobat検索はTNT製品のHelpメニューから
実行できます。検索で選択されるPDF文書をインストールしていなければ、インス
トール、またはV6.60のCDを差し込むように催促されます。


●リアルタイム景観シミュレーション
 TNTmips 6.6は全プラットフォームに対して、プロジェクトファイルに新規の2種
類のラスターオブジェクトを作成する新メニュー処理を提供します。
これらはテレイン(地形)とテクスチャ・オブジェクトで、TNTsimにおいて最適リア
ルタイム景観シミュレーション用に使用されます。Windows上で操作されるどの
TNTmips6.6は、これら2つの新オブジェクトを使ったTNTsimのV6.6のインストールお
よび操作が可能です。TNTsimはWindows製品ですが、Mac, Linux, Unixに移行可能で
す。理由はこれらすべてはOpenGLをサポートしているからです。他方DirectXは
Windowsのみのレンダリング処理です。


●リアルタイム景観シミュレーション
 TNTmips 6.6は全プラットフォームに対して、プロジェクトファイルに新規の2種
類のラスターオブジェクトを作成する新メニュー処理を提供します。
これらはテレイン(地形)とテクスチャ・オブジェクトで、TNTsimにおいて最適リア
ルタイム景観シミュレーション用に使用されます。Windows上で操作されるどの
TNTmips6.6は、これら2つの新オブジェクトを使ったTNTsimのV6.6のインストールお
よび操作が可能です。TNTsimはWindows製品ですが、Mac, Linux, Unixに移行可能で
す。理由はこれらすべてはOpenGLをサポートしているからです。他方DirectXは
Windowsのみのレンダリング処理です。

○パフォーマンス
・受容可能フレームレートの設計基準は500MHzプロセッサー, メモリー128MBに合わ
せています。
・レンダリングとしてOpenGL 1.1またはDirectX 8のいづれかを使用(Windows)。
・操作中のOpenGLとDirectXの切り替え。
・各フレームは従来のTNT 3Dでの静的鳥瞰図作成と比べて質の点で等価です。
・テキスチャ・スパークリング(火花;スパイク的な画像の乱れのことか)のほとん
どない良質なフレームレート。
・操作中のシミュレーション・ウィンドウのサイズ変更(ウィンドウの面積は直接的
にフレームレートに影響します)。

○最適化入力
・TNTmipsで標高と画像ラスターオブジェクトを選択、プロジェクトファイルに新ラ
スターオブジェクト(テレイン、テクスチャ)を作成する。
・これらのプロジェクトファイルをダブルクリックして、TNTsimを自動開始する。
・任意の出力セルサイズとコンボリューションの指定(例えば、オーバーサンプリン
グの使用)。
・入力標高や画像ラスターの面積を選択して、出力ラスターオブジェクトに作成され
る共通範囲を制御する。
・入力ラスターの値が存在しないかヌルの場合、ヌルセルを出力する。
・コンボリューションを使ったオーバーサンプリング(より小さいセルにすること)に
より、手前の大きなピクセルを表示する際のブロック的な影響を最小にする。

○地形サーバー(Terrain Server)
・地形オブジェクトは起動時に実メモリーにロードされます(テクスチャーにくらべ
小さい)。
・高速フレームレートでのなめらかな地形(三角形形成)レンダリング。
・ビュー中で接近すると各ポイントが自動的に詳細な地形が生成される(三角形の数
を多くする)。

○テキスチャー・サーバー
・1コンピュート・スレッドを使用してハードドライブからテキスチャーを読み、1
スレッドを使ってOpenGLまたはDirectXフレームをレンダリングする。
・ピラミッドレイヤーとタイルを使って、ハードドライブから読み込むテクスチャー
のフレーム間の変化に高速アクセスする。
・先読み("look ahead")アルゴリズムによって、テクスチャー・タイルをレンダリン
グ・エンジンにロードする。

○設定パネル
・タブパネルを使って散乱(clutter)を最小にする。
・パフォーマンス特性の選択。
・ビュー、メニューバーにおいてパフォーマンス読み出しのオン&オフ。
・制御装置のピックタイプ(Pick type)(マウス、キーボード、ジョイスティック)、
制御行為。


●TNTatlas
 無料のスタンドアロンTNTatlas for Windows(TNTatlas/W)はTNTatlas for
X(TNTatlas/X)とほぼ同じ機能を持ちます。地理データやアトラスの広範な配布すに
すぐ利用できます。パブリックドメインまたは使用制限のある地理データをTNTatlas
を使って出版する顧客にとってTNTatlasはインターネットへのアクセスが身近でな
く、信頼も低く、高速でない場合、最も進んだ手段です。TNTatlas/W V6.5のリリー
スから大きく追加された機能について解説します。

○TNTatlas/WとTNTatlas/X両方に共通の新機能
 シェープファイル、MrSID、ECWラスター、TIFF、GeoTIFF、MapInfo TABファイル
(図形、属性)などの新しいリンク形式が全部、変更せずにアトラスの中で使用でき
ます。
一時的な使用のためアトラスに含まれていない、単一オブジェクトや単一レイアウト
の選択が表示やスケッチ、GPSの背景その他の操作の中で可能です。
オブジェクトは通常のプロジェクトファイル中にあるものでも、プロジェクトファイ
ルにリンクされているものでも、新しい自動選択可能の直接表示可能な外部地理デー
タ形式(例、MrSID、ECW、シェープファイル、TAB、GeoTIFF)でも構いません。
ビュー中でポリゴン(zipコードエリア、土壌タイプ、町の境界、農場、境界で囲まれ
た地図名、その他)のような図形を選択し、リンクされたURLからブラウザーを起動し
その図形に関する情報をウェブサイトから検索する。これを使ってCD版TNTatlasや
TNTserver内の地理データと、選択された図形に対するウェブからのダイナミックな
情報とを関連させることができます(例、狭い範囲の気象画像)。
・ポリゴンの属性を使ってURL要求を作る。
・URLの中で計算フィールドを使う。
・複数のURLのリストの表示、選択。例えば、ビュー中で土壌タイプ・ポリゴンを選
択し、それに対してURLリストのウィンドウが出てきて、選択し、ブラウザを開き、
ローカルな気象を検索(ポリゴンのzipコードを気象レーダーサイトに送る)する。詳
しい土壌特性(土壌タイプを農水省に送り、特性リストを知る)を得て、DOQまたは
DEM(境界の地図名称を送る)を自動的にダウンロードする。

○TNTatlas/W版の追加
・CD上の自動実行ファイルを使って、自動的に起動情報を表示し、CDからTNTatlas/W
をロードし、関連するアトラスを開始する。
・アトラスのアイコン上をダブルクリックし、TNTatlas/Wと関連アトラスを自動開始
する。
・表形式ビュー、関連のテーブル操作機能の利用。
・フィールドスケッチやCADオブジェクトへの保存のためにGeoToolboxが利用可能。
・TNTシンボル機能の完全サポート。
・凡例ビューレイヤー選択やウィンドウズ・ライクの階層型レイヤー選択の間の切り
替え(この機能はTNTatlas/Xでは使えません)。
・現在追加中の重要な機能はGPS追跡とクエリーによる選択。

○操作マニュアル
・Getting Started冊子「Using TNTatlas with X Windows」(X Windows版TNTatlasの
使用);PDF形式
・Getting Started冊子「Using TNTatlas with for Microsoft Windows」(MS
Windows版TNTatlasの使用);作成中


●TNTclient 2.0
・エンドユーザから入力を得る検索とフォーム(入力制限と一覧リストを含む)は選択
可能、HTMLクライアントの部分としてダウンロード可。
・パネルでのユーザ定義検索の作成は多くの新規、改良機能を提供。例えば、検索式
へ挿入するための、レイヤーや関連テーブル、フィールド選択用の一覧リストの表
示。
・枠制御アイコンによって、全体ロケータ・ウィンドウ、タイトルエリア、パネルの
オンオフの切り替えを行う。
・測定ツールがHTMLコードで完全実装。


●TNTserver 2.0
 リンクファイルとして使用するオブジェクトも扱える。シェープファイル、
MrSID、ECW波束圧縮ラスター、TIFF/GeoTIFFラスター、MapInfo TABファイル(図形
と属性)を含む。

 任意の、あるいは全部のアトラスで使用されるレイアウトをメモリー中に自動的に
キャッシュする、またサーバーが再起動する時常にメモリーに待機する。

 操作状況に関して多くの新しい追加情報がサーバーのログファイルに挿入される。
これらはどのアトラスが使用されたか、どんなアクションがとられたか(拡大、選択
操作、新規ビュー、など)、かかった時間、どのサーバーコンピュータが使用された
か、エラー、その他の記録を含む。これらは、アトラス、コンテント、サーバーハー
ドウエア、オンラインアトラスの他の面をモニターし、改良のためにフィードバック
として使用するために重要な統計量です。

 ユーザにはクライアントセッションの間、一時的、ランダム、任意の訪問者IDが割
り当てられます。個別のIDは記録されませんが、テンポラリなIDはアトラス中の活動
をトレースし、ログをとり、修正されます。このようにサイト上の活動とよくあるア
クションがモニターされます。


●TNTclient 3.0(V2.0に追加された機能へさらに追加)
 描画、修正、あるいはアトラスレイヤーに対して点、線、ポリゴン要素を送るため
の、新しい「リモート地理データ入力パネル」を提供します。エンドユーザはリモー
トスケッチまたは編集用のアクティブなレイヤーを選択することができます。エンド
ユーザが作業をローカルに保存したり、ローカル作業を再ロードしたり、全要素を
送ったり、点を削除したり、作業エリアをクリアしたりできるアイコンを表示しま
す。

 この新しいパネルを選択すると、アクセスや許可制御のためのエンドユーザIDとパ
スワードのログインパネルを提示します。

 エンドユーザはレイヤーを選択し、ユーザID、パスワードによって認証された「リ
モート地理データ入力」にアクセスすることが可能。

 測定パネルと同じようなHTML定義の要素ツールを使って点、線、ポリゴンをビュー
に表示できます。ビュー中にスケッチされた要素は作成物として送信可能。複数要素
を作成し、エンドユーザのハードドライブにSVG形式で保存できます。ローカルに保
存した場合将来使用やほかのアプリケーション、後の送信のためにTNTclientに再
ロード可能。SVG(Scalable Vector Graphic)形式はXML標準要素としてWWWコンソーシ
アム(W3C)によって採用されたばかり。

 ベクターレイヤーにおいて新規または既存要素に関係付けられたレコードへ属性入
力をするためのフォームの作成。フォームはサーバーから送られたデータ入力既定値
入力、制限、一覧リストを使用。


●TNTserver 3.0(V2.0に追加された機能へさらに追加)
 本バージョンで「リモート地理データ入力」のサポートを追加。

 既存のすでに有名なベクターレイヤーを「リモート地理データ入力」用に選択可
能。

 適当な権限、IDのあるクライアントはTNTclientを通じて選択したレイヤーへ点、
線、ポリゴンを送信可能です。または既存の要素を削除可能。

 選択したベクターオブジェクトの点、線、ポリゴン要素に対して、関連するテーブ
ル中のフィールド定義がクライアントに送られます。新規または既存の要素に対する
既定または既存の入力、制限、クライアントがデータ入力フォームを作成するのに必
要な一覧リストを含みます。

 複数の同時エンドユーザ間の競争、衝突を防ぐため、サーバーはリモート要素入力
や編集用に使用されているローカルな地理範囲をロックします。このジオロックの大
きさはサイト管理者によってセットされます(例、1x1マイル)。サイト管理者に
よってセットされた時間が経つと自動的に開放されます(例、3分間動作なしの場
合)。TNTclient中でユーザの見ている地理範囲が変わった時に開放、リセットされ
ます。セッションの間のユーザの時系列的な行為はユーザに割り当てられるランダム
IDと相関されます(例、あるユーザがまだ使用中であることの決定をすると、タイム
アウト時計をリセットし、ジオロックを維持します)。

(MicroImages, V6.60 New Features 翻訳)




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2001.12.27 更新

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