2001.5.31
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V6.5新機能(マイクロイメージ社V6.50 New Featuresより抜粋)
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ハイライト:編集グループの保存と再オープン
共通機能の向上
- WindowsとMI/X間でのコピー/ペースト
- MI/XインターフェースでのTrueTypeフォントや任意のポイントサイズの使用
- プロジェクトファイルのバッファーサイズの変更による大サイズファイルの操作の高速化(メモリが必要)
- ディスプレイボード解像度より大きな解像度でのバーチャル(仮想)表示の設定(M50/Windows前提)
- バーチャルウィンドウ内でのスクロール・パン(M50/Windows前提)
- 1000倍以上高速にプロジェクトファイル内に多数のオブジェクトを作成できる
- 1000倍以上高速にプロジェクトファイル内に多数のオブジェクトから選択ができる
- 1000倍以上高速に多数のスタイル/パターン・サブオブジェクトを作成/使用できる
- リンクされたオブジェクトへの相対パスの使用:ラスター、外部データベーステーブル、テキスト
2D視覚化
- 凡例ビューでのカラースケール範囲(主題)の制御:表示する散離的な多くのボックスを選択、範囲が自動的に凡例として表示される
- 点要素を表すシンボルをピンマップ表示する際に位置のオフセットを設定できる
3D視覚化
フライトシミュレーション(Windows)
- メモリーにロードしたプロジェクトファイルの標高や画像を使ったリアルタイムの飛行
- ジョイスティック、マウス、キーボードでの飛行経路の制御
- DirectX 8をサポートするディスプレイボードによる自動的な処理速度の向上
Windows用アトラス(TNTatlas)
- Windows版TNTatlasプロトタイプ(Windows上で直に動く。MI/X不要)
ハイパーインデックス・リンカー
- ベクター要素の属性フィールドを使用してファイルのパスやURLリンクの保存する
- ハイパーインデックス・リンクを変えずに点、線、ポリゴンに異なるリンクを割り当てる
- 関連させたベクター要素を選択することによって特定の文書やURLを自動起動する
- スタイル付の点としてJPEG画像を追加し、選択時に指定のアプリを起動する
- 場所の地物(例、道路)を選択し、ブラウザを自動起動してURLを表示する
- ジオロケーションからAdobe PDF、 ワード、エクセル他文書のリンク/開く
- 計算フィールドを使って自動変数的にパス/ファイル名、URLを組み立てる
- URLにパラメターを追加してサイトの起動、移動、目的ページの表示を行う
- 計算フィールドに合致する適当な文書を選択
- 再作成せずにアトラスを拡張する
- クエリを変更して要素のリンクを変更する
- 要素に対して新規にフィールドやレコードを追加して 新規文書やURLを添付する
- 移動する際に最初に保存したレイアウトの視界位置やスケールを利用する
自動ラスター結合(変化解析)
(出力ラスターが複数の入力ラスターの値を持つようだ)
- 複数入力ラスターの任意の結合演算に対して、(各ラスターの)セル値を持った新規ラスターを作成する(たとえば新規ラスター中のセル値から経時変化のパターンを抽出できる)
- 任意のデータタイプの入力ラスターを混ぜて使用できる(例えば16bit、浮動小数点、RGB、複素数、…)
- 結合と入力セル値の頻度を含む新しいセルの属性レコードを利用できる
- 入力ラスターの各セル値に添付されたレコードに対してリンクを保持している
- 各入力ラスターのカラーマップを持った新規ラスターの表示
ジオフォーミュラのウィザードによる複数基準の意思決定解析(MCDA)
- アイコンを使ってジオフォーミュラを作成する、開く、保存する、実行する
- ジオフォーミュラを開始する時に開くを選択する、手書きする、ウィザードを使用する
- 新規ウィザードを使って、次のようにMCDA式を対話的にセットアップする
- 入力ラスターやベクターの合計値のセルを持った新規ラスターオブジェクトを作成する
- MCDA和に対する寄与を決めるため、各入力オブジェクトに数値的重みを割り当てる
- 次のように入力オブジェクトの値に掛け合わせることによって重みを適用する
- 測定値を表すラスターのセル値や属性に直接適用する
- 測定値を表すベクターポリゴンの属性に直接適用する
- ルックアップテーブルを作成して入力数値の範囲に適用する
- ルックアップテーブルを作成して分類(例えばクラス)や文字属性に適用する
ラスター、ベクター、CAD、データベース、TINオブジェクトの編集
- グループとして保存された編集セッションを再開する(前の状態を完全にリセットする)
- 保存された編集セッションのグループを見る
- アイコンを使って最初のundo操作をredoする
- 複数の点、ライン、ポリゴン、CAD要素を成分要素に分離する
- グループの余白をオフセットし、グループの端での編集を容易にする
ベクターの編集
- 高速表示や利用のため最適構造でベクターオブジェクトを保存する
- (途中の速度を増すため)必要になるまで標準テーブルの計算をしない
- ノードを属性のある点に変換する
- 選択した要素をCADレイヤーからベクターレイヤーへ、または逆でカット&ペーストする
- 曲がった線要素に沿ってラベルを配する
- 参照レイヤーにある選択要素に対して編集レイヤーのラインをスナップさせる
- 参照レイヤーから編集レイヤーへラインをトレースする(頂点をその通りコピーする)
バッファーゾーン
- 1回の操作で複数のバッファーゾーンを持った選択要素を丸で囲む
- バッファーゾーンが選択ポリゴンの内側か外かを指定する
新しいチュートリアル冊子
- 印刷
- ネットワークライセンス:設定と管理ガイド
- RADAR 画像の判読
- TNTserverとクライアント
チュートリアル冊子拡張
- マップレイアウトの作成
- 分水界と地形地表のモデル化
- SMLを使ったスクリプトの作成
- ハイパーインデクスの作成
TNTサーバー
- 高速表示、簡単修正のためのHTMLベースのクライアントの設計、使用
- レイアウト・テンプレートを使用したHTMLページの作成、ローカル印刷のためブラウザに送る
- テンプレートを修正して、ローカル印刷のためブラウザに返った新規HTMLレイアウトの外観を制御する
- あいまい検索の使用:適合性の確率とともに複数の選択を返す
- 互いに排他的に見えるようにレイアウトとグループをセットする(1つをオン、他をオフにする)
TNTクライアント
- より高速のHTMLベースのクライアントの使用
- スタック順とアイコン、タブパネルの表示/非表示の制御
- 住所、市名、町/範囲、緯度経度、ZIPの送信
- クエリ用に対してどのレベル、レイヤー、ズームを返すかを制御する
その他
- カラースケール凡例で全ステップにラベル付けする
- 任意のファイルの内容の検査:ASCII、EBCDIC、符合なし符号付き8-, 16-, 32-bit整数、IEEE-32, 64-bit浮動小数点、VAX64-bit浮動小数点、hi-lo, lo-hiバイト順の選択
- ベクターやCADラベルをベクターポリゴン要素に添付されたテーブルのフィールドに変換する
- MLスクリプトを使用してラスターの59の空間統計を計算する(FRAGSTATS)
- SMLから他のSMLのプログラムを開始する
- True Typeフォントを選択して任意の言語のインターフェースの改善
- 新らしくタガログ、ハンガリー語インターフェースや操作を選択できる
(V6.50 New Features翻訳)