Subject: [ts-mag:00116] OpenGIS Mail Magazine for T.S.U 【第 321号】 Date: Sun, 28 Oct 2007 10:28:57 +0900 From: WAZA Toshihiko OpenGIS Mail Magazine for Technical Support Users 2007/10/19 Keywords: OpenGIS,TNTmips,Add WMS Layer,DV74,Label Digital Number オープンGIS テクニカル・サポート専用メールマガジン 第321号「 W M S レ イ ヤ を 表 示 す る 」 ################################################################# 株式会社 オープンGIS 今週は、インターネットで公開されている地図データであるWMS(Web Map Service)を表示する機能についてご紹介します。 これは v73 からの新機能です。 ・・・ まず、表示ウィンドウを開きます。 ▼<表示マネージャ>ウィンドウのツールバーにある[Add WMS...] ボタ ンを押します。 ▼<Web Map Service Selection>ウィンドウがあらわれます。[Recent] タブには最近閲覧したWMSがリストされます。 ▼ [Catalogs] タブを押します。いくつかのWMSが登録されています。 ▽ 今回は、一番下の"OGC Survey" を見てみます。先頭の□の+をクリッ クします。 ▼ サーバーへ接続し、カタログをダウンロードします。 ▼ カタログがダウンロードされました。この中から、NASA JPL(ジェッ ト推進研究所)をクリックしました。反転したら[OK] ボタンを押します。 ▼ このウェブマップサービスで提供されるデータ(レイヤ)が表示されま す。たくさんありますね。 ▼ リストの下の方のデータを選んでみました。 ▼ 世界の画像データが表示されました。 ローカルディスクにあるオブジェクトと同じように拡大表示ができます。 きれいですね。 数値地図50m メッシュ(標高)から作成した等高線ベクタを重ねてみまし た。位置もバッチリ。 なお、サーバーに接続できない場合はこのようなメッセージが出ます。 ・・・ いろいろなWMSデータが世界で公開されています。 ある時は主題図として、ある時は自分のデータの背景として、有効に利 用できるのではないでしょうか。 データをDVDで持ち歩く時代から、WMSへ。時代は大きく変わって います。 □■Tips□■ =============================================================== 毎週報告している「エラー番号」や「機能要求番号」。 マイクロイメージ社のフィーチャ・マネージメント・データベース (Feature Management Database)に入力して、現在の状況(ステータス)を 簡単に確認できます。 http://www.microimages.com/support/features/ 番号を入力して、 ステータスをチェック =============================================================== エラー・バグ・トラブル + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + ○ メルマガ【第313号】で報告しました「v73でインポートしたカラー TIFF 画像の色が全体表示で変わる(拡大すると正常)」エラーが修正され ました。 【エラー番号】PAT14614E - The colors in full view is not correct for the TIFF file imported. (現象の背景) カラーパレットがあるラスタに対して、ピラミッドを"平均値"で作ると、 このような現象が起きたようです。ピラミッドを"Sample"で作り直せば、 このような現象は回避できます。 2007年10月10日以降の2007:73 をお使いください。 ○ メルマガ【第320号】で報告しました「ラスタのコントラスト強調ウ ィンドウにおいて、"ユーザ描画"の時、コントラストの適用範囲のうち 上側の範囲をドラッグできない」エラーが修正されています。 【エラー番号】DMD14911E - Geodisplay / Contrast Enhancement Window: Can not drag the upper range of given raster in user-drawn mode 2007年10月17日以降の2007:73 をお使いください。 + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + ● テーブルの自然結合で、「両方のソースのレコードがアタッチ」のオ プションを使うと、Table1 の全レコードが図形要素にアタッチされる。 【エラー番号】PAT14945E - Gets all records from Table 1 despite " if both source records attached" setting. ● 地形特性の計算において、標高ラスタに対して "Scale" が効かない。 (Scale とは?) たとえば、Scale(デフォルト1) を0.1 とすると、セル値 1234 は、標 高値123.4 メートルとして処理されます。10cm 単位の標高データの場合 は、Scale = 0.1 と設定して、TNTmips の標準単位であるメートルにし ます。 【エラー番号】DMD14952E - Raster Topographic Properties: Scale for elevation is not effective ●「変換」>「ラスタ→各種図形」>「自動トレース...」メニューで、 [テスト] ボタンを押すと、クラッシュする。 【エラー番号】PAT14950E - Crash when click on the Test button. ● 教師なし分類で分類したラスタの色に灰色が混じる(v73, v72)。v71 で開けない。まだマイクロイメージでは再現していません。 ● 画像の自動分類で、作成したトレーニングセットの保存ウィンドウが 出てこない。 【エラー番号】crr14980E - Raster Classification: Can't save manually created training set raster + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + 機能要求 + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + ○ メルマガ【第297号】でご紹介しました「ラスタのDN値をラベル表 示する」機能が、DV74 で実装されました。 【機能要求番号】crr13664N - GeoDisplay / Raster Layer: Add option to show label in raster cell この機能を使用するには、<ラスタレイヤコントロール>ウィンドウで、 2つのラジオボタンをオンにします。 □ 最初のボタンは、拡大するときにセルの間にラインを表示するかどう か、 □ 2番目のボタンは、拡大するとセル値(DN)をラスタ内に表示します。 RGB表示の時はこのように表示されます。 セルの明暗によってラベルの色が変わります。マイクロイメージも気を 使ってますね。 お試しは、2007年10月17日以降のDV2007:74 をお使いください。 http://www.microimages.com/downloads/tntpatch/DV74.htm + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + ● SRF ファイルのインポート 【機能要求番号】PAT14941N - Support import from SRF format (Surfer software). ● SIS の bdsファイル(図形データ)のインポート 【機能要求番号】PAT14962N - Support import from *.bds (Base Dataset File) format of SIS, CAD CORP. ● 走向傾斜などの記号を3次元鳥瞰図でも表示したい。 【機能要求番号】VID2084N - GeoDisplay / 3D Rendering: Implement rendering of cartoscript in 3D. + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + ■■■■■■■ 現 在 の T N T m i p s の 価 格 ■■■■■■ ・TNTmips シングルライセンス 890,400円(送料・税込) ・TNTedit シングルライセンス 537,600円(送料・税込) ・TNTview シングルライセンス 81,900円(送料・税込) ・TNTmips 年間バージョンアップ(年1回分) 147,000円(税込) ・OpenGIS 年間テクニカルサポート 94,500円(税込) ◇ HASP-USB キーへの交換 19,950円(税込) http://www.opengis.co.jp/htm/catalog/tntinfo/tntinfo_fixed_license.htm ※交換に際して、お持ちのTNT製品が最近のバージョンである必要があり ます。 ◆ 特別アカデミックライセンス(SAL)のご紹介 http://www.opengis.co.jp/img/info/SAL_price.pdf <買取>と<レンタル>の2種類があります。 ◇『TNTlite日本語解説セット』V72版 好評販売中!! (プログラム及びサンプルデータCD付き) <目次> 1.空間データの表示 2次元データの表示 3次元鳥瞰図の作成 2.衛星データの取り込み 3.ジオリファレンス 地図画像への座標情報付与 衛星画像への座標情報付与 4.GPSデータの取り込み 5.標高データの解析 陰影図の作成 断面図の作成 勾配・斜面方位の演算 http://www.opengis.co.jp/htm/info/book.htm ☆ 新たな項目を追加して、V73 用に改訂中です。 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 困ったときの問題解決フローチャート ▼STEP1「ウェブサイトで検索してみる」 ▼STEP2「ウェブサイトにある情報を眺めてみる」 ▼STEP3「ドキュメントを読んでみる」 ▼STEP4「メーリングリストへ聞いてみる」 ▼STEP5「テクニカルサポート」 STEP1 「ウェブ検索テクニック」 ▽オープンGIS検索システム http://www.opengis.co.jp/htm/namazu.cgi ▽メールマガジン検索システム http://www.opengis.co.jp/mail_mag/namazu.cgi ▽マイクロイメージ検索サイト http://www.microimages.com/search/ ▽Google 検索 http://www.google.co.jp/ とくに、and検索(キーワードの間に空白)、not検索(キーワードの前に - や not を入れる)、とは検索(キーワードの後ろに "とは" をつける) を使いこなすと、便利です! STEP2 「ウェブサイトの有用な情報源」 ▽オープンGIS ウェブサイト「基本操作」 http://www.opengis.co.jp/htm/basic/title.htm [日本語] ▽オープンGIS ウェブサイト「メニュー解説(Flash)」 http://www.opengis.co.jp/flash/index.htm [日本語] ▽オープンGIS ウェブサイト「SML スクリプトの解説」 http://www.opengis.co.jp/sml/sml_index.htm [日本語] ▽オープンGIS ウェブサイト「作業で必要となる情報を集約したポスター類」 http://www.opengis.co.jp/htm/gallery/index.htm [日本語] ▽オープンGIS ウェブサイト「メルマガバックナンバー」 http://www.opengis.co.jp/mail_mag/index.htm [日本語] STEP3 「ドキュメントを読んでみる」 ▽オープンGIS ウェブサイト「その他ドキュメント一覧ページ」 http://www.opengis.co.jp/htm/documents.htm [日本語] ▽オープンGIS ウェブサイト「チュートリアルテキスト&リモセンテキスト」 http://www.opengis.co.jp/htm/info/book.htm [日本語] ▽マイクロイメージウェブサイト「ワンポイントテクニック集」 http://www.microimages.com/didyouknow/ [英文] ▽マイクロイメージウェブサイト「TNT入門(Getting Started)」 http://www.opengis.co.jp/htm/getstart/getstart.htm [日本語] http://www.microimages.com/getstart/ [英文] ▽マイクロイメージウェブサイト「リファレンスマニュアル」 http://www.microimages.com/refman/ STEP4「メーリングリストへ聞いてみる」 メーリングリストに参加されたい方は、 info@opengis.co.jp までご連絡ください。 弊社からの対応は バグ対応と、新製品告知のみになります。 STEP5「テクニカルサポート」 テクニカルサポート・ユーザー専用 メールアドレス ############# このメールマガジンの配信について ################ このメールマガジンは、 年間テクニカル・サポートに加入されている、 ユーザーさまのみを対象としております。 基本的には、登録アカウント1つに対して 1ユーザーを配信対象としておりますが、 例えば、研究室の予算で加入された場合などは、 ご購入いただいた指導教官と、実際に TNTmips で作業を行う学生1名の、 計2ユーザーを対象として配信させていただきます。 1アカウントに対して合計3名以上の配信は行いません。 学生さん2名が同じくらい使用する場合は、 申し訳ありませんが、じゃんけん等で1人に決めてください。 また、テクニカル・サポートの期限を3ヶ月以上過ぎてしまった場合は、 メールマガジンの配信を停止させていただきます。 メールマガジンが配信されなくなった時は、 サポート期限が3ヶ月過ぎたとお考えください。 転勤、ドメイン変更などでメールアドレスが変わった場合は、 お手数ですが、弊社までご連絡ください。 テクニカル・サポート活用案内 >サービスその1:緊急なバグ情報はすぐにメール配信します。 >サービスその2:TNTmips に関するどんな質問にも TEL/e-mail/FAX で 対応。 >サービスその3:対応は最優先で行います。 >サービスその4:専用FAX質問用紙をお送りします。 >サービスその5:週に1回メールマガジンを配信します。 >サービスその6:展示ブースへご来場の方には特製オリジナルグッズを 進呈。 >サービスその7:サポート対応で FTP サイトを 5 GB まで利用できま す。 >サービスその8:メルマガ・バックナンバー・サイトも利用できます。 >サービスその9:FTP サイトを 5 GB に拡張しました... >サービスその10:現在計画中です... テクニカル・サポート・ユーザー専用 メールアドレス テクニカル・サポート・ユーザー専用 FTPアカウント(最大容量5GB) ●テクニカルサポート用にスカイプのIDを用意しました。 テスト利用のためオフライン時は、申し訳ありませんが使用できません。 ============ おことわり ============= ※OpenGIS Mail Magazine for T.S.Uでは、 TNTmipsに関わる新しいニュースを、 毎週金曜日に、皆さまへご提供させていただきます。 ※このメールマガジンの転載・転送はご遠慮ください。 ================================