Subject: [ts-mag:00211] OpenGIS Mail Magazine for T.S.U 【第 200号】 Date: Sun, 15 May 2005 23:49:53 +0900 From: WAZA Toshihiko OpenGIS Mail Magazine for Technical Support Users 2005/05/13 Keywords:OpenGIS,TNTmips,MailMagazine,ScreenCam,ErrorReport,Demo オープンGIS テクニカル・サポート専用メールマガジン 第200号「 ス ク リ ー ン カ ム の 紹 介 (2) 」 ################################################################ 株式会社 オープンGIS 先週は、スクリーンカム(R)を使って、パソコンの操作画面の録画について 説明しました。 今週は、 ○ブラウザでの再生、自己再生ファイルの作成 ○簡単な編集操作 について解説します。 ・・・ さて前回、録画終了の[Stop]ボタンを押した時点で、「マイドキュメン ト」フォルダの「ScreenCam」フォルダに、SC1000フォルダと、その中 にSC1000.sflというファイルが出来ました(WindowsXPの場合)。以後、 [Stop]ボタンを押すたびにファイルとフォルダが出来て、番号が1つず つ上がっていきます。 「マイドキュメント」フォルダ 「ScreenCam」フォルダ 拡張子.sflのファイルが、基本の録画ファイルです。このファイルは、 ScreenCamがインストールされていれば再生、編集することが出来ます。 開き方は、File > Openまたは File > Open2メニューを使います。 Open2はFast Open(すばやく開く)で、各フォルダ中の録画ファイルをリ スト表示してくれます。プレビューも付いているので便利です。 ・・・ ○ブラウザでの再生 ▼ 何か録画ファイルを開いた状態で、ツールバーから [Export macromedia flash movie file]ボタンを押します。 ▼「Export SWF」ウィンドウが出ます。 そのまま[OK]ボタンを押します。 ▼「Building movie」ウィンドウにバーが出て、変換作業を行います。 ▼ 変換が終わると、ブラウザが立ち上がってきて、自動的に再生を始 めます。(IE 6.0を使用しています) ( セキュリティ関係の警告メッセージが出るように設定している方は、 [OK]ボタンを押して、上段の黄色い帯をクリックします。 「ブロックされているコンテンツを許可」していただき、 実行も「はい」にします。この後、再生が始まります。 ▼ 「マイドキュメント」のフォルダを見ると、今回の処理で、 SC1013.html と SC1013.swf の2つのファイルが出来ています。 SWF=Shockwave Flash Object この2つのファイルをサーバーにおいて、閲覧できるようにすれば、 ブラウザを通して見ることが出来ます。 マックでも見ることができます。 ○自己再生ファイルの作成 ▼ Fileメニューから「Convert swf to exe...」を選びます。 ▼「Convert SWF to EXE」ウィンドウが出ます。 SWF file:を指定しないと、[OK]ボタンは押せません。 [Browse]ボタンを押して、「マイドキュメント」の「ScreenCam」フォ ルダから、自己再生ファイルにしたいSWFファイルを選びます。 Output先は、選んだフォルダが自動的に設定されます。 ▼ [OK]ボタンを押します。 「Rin the executable file?」と聞かれますので、[はい]を押します。 特に、処理バーは出ませんが、画面上で再生を始めます。繰り返し再生を行います。 止めたい時は、画面左上にあるControlメニューからLoopをつかんで放して、 Loopの前のチェックをはずします。 また録画画面の上方をつかんでドラッグすれば、全体を動かすことが出来ます。 出来たファイルですが、今度は、拡張子EXEのファイルが出来ました。 このEXEファイルは、ScreenCamがインストールされていない他の Windowsパソコンで、ダブルクリック1つで再生できます。 ○簡単な編集操作 編集操作のうち、基本と思われる2つのテクニックについて説明します。 1つは、四角形などの図形を録画ファイル中に置く方法です。 2つ目は、録画画面の途中に、一時停止/再スタートを挿入する方法です。 どちらも時間軸での操作になります。 (1)録画画面に四角形を置く方法 ▼ OpenまたはOpen2で録画ファイルを開きます。 ▼「エディタウィンドウ」下部にあるTime line上の太い線(タイムライ ンカーソル)を右にドラッグします。画面がコマ送りされますので、図 形を置きたい場所まで動かします。 ここでは、例として、オブジェクト選択ウィンドウのディレクトリパス の上に四角形を置いてみます。 ▼右端、縦に並んだツールバーから、[Insert rectangle]ボタンを押し ます。 ▼カーソルの形が十字(+)になります。画像の上でドラッグして、四 角形を描きます。 このとき、Time lineの下に、先ほどまでなかった「Rectangle」の行が 出来ます。横線が四角形が存在する時間範囲を表しています。この 時間の間、四角形が画面に表示されます。Rectangleのラインの右端を ドラッグすると動きますので、それで四角形を表示する時間幅を調整します。 ▼編集が終わったら、sflファイルを保存します。 (2)一時停止を挿入する方法 ▼ Time line軸上で、一時停止したい時間にタイムラインカーソルを移 動します。 ▼ Time lineの右端の下向きの矢印を左クリックして、「Insert stop flag」を選びます。 ▼「stopフラッグ」(赤い▼)がタイムライン上に入ります。 巻き戻して、Playすると、確かにそこで止まります。 (3)再スタートの方法 ▼まずは、一時停止した場所に、タイムラインカーソルを移動します。 ▼右端の縦に並んだツールバーから、[Insert button]ボタンを押します。 ▼「Button」ウィンドウが出ます。2番目の「Special Button」は立体 的なボタンです。 [次へ]を押します。 ▼「Special Button」ウィンドウが出ます。そのまま[次へ]を押します。 ▼「Event」ウィンドウが出ます。[Add Event]ボタンを押します。 選択肢から「Play」を選び、[完了]を押します。 ▼録画画面上の適当な場所で、マウスをドラッグします。ボタンが置か れます。サイズは後で調整できます。 Time lineの下に、先ほどまでなかった「Button」の行が出来ています。 横線がボタンの存在する時間範囲を示しています。この時間の間、ボタ ンが画面に表示されます。ラインの右端をドラッグして、ボタンの表示 時間幅を調整します。 ▼以上で終了です。sflファイルを保存します。 「再スタート」の動作確認は、「エディタウィンドウ」では出来ないようです。 SWFまたはEXEファイルに変換して、動作を確認してください。 ・・・ 今週は以上です。 それにしてもスクリーンカムは面白いです。自分で作った動画を簡単にインター ネットで公開できるのが便利です。 評価版と製品版の差が、Demoのマーク(Watermarkというらしい)が画面に出る以外、 今1つよく分かりませんが、使っていくうちに分かるでしょう。 製品版を先日オーダーしました。 来週は、また延びてしまいましたが、 ○他の録画モードの使い方 ○アンインストール について解説します。 エラー・バグ・トラブル x x x x x x x x x x x x x x x x x x x x x x x x x x x x x x x x V7.0になってから、表示で、レイヤーの順番を変えると、「グループコ ントロール」ウィンドウ内のレイヤーの表示が消えてしまいます。 この現象は、X デスクトップ、マック、Linuxでは出ません。 マイクロイメージ社はエラー認識していますが、先週5月11日のパッチ では直っていません。[エラー番号:mps5099E] <対処法> 1)「グループコントロール」ウィンドウの上で、他のウィンドウの タイトルバーを持って雑巾のように動かし、強制的にウィンドウ をリフレッシュします。 2)あるいは修正されるまでX デスクトップをお使いください。 現象は、ブラウザでご覧になれます。 http://www.opengis.co.jp/files/SC1013/SC1013.html (Macromedia Flash Playerプラグインのインストールが必要です)。 途中で、一時停止しますので、Playボタンを押してください。 x x x x x x x x x x x x x x x x x x x x x x x x x x x x x x x x □■Tips□■ ================================================================ 「マイドキュメント」フォルダには、ScreenCamのフォルダと並んで、 MicroImagesというフォルダーがあります。 この中には、空間データエディタで編集したオブジェクトのワークファイル や処理ログが格納されます。これらのファイルはどんどんたまりますので、 C-ドライブの容量が不足してきたら、削除するようにしましょう。 使い方にもよりますが、何百MBにもなる場合があります。 Settingsフォルダは、ユーザが定義した座標系の情報などが格納されて いますので、削除してはいけません。 ================================================================= ◆◇ ご 案 内 ◆◇ .................................................................. V7.1からTNT製品はDVDでの発送になります。 .................................................................. V7.1のリリース時期はまだ未定ですが、V7.1からDVDで発送される予定です。 今までどおり、CD-ROMでの配布を希望される方は、下記用紙にキー番号を 記入してマイクロイメージ社または弊社までFAXしてください。 キーの使用者が変わった時は、一緒に登録用紙の記入もお願いします。 http://www.opengis.co.jp/htm/info/register.htm ----------------------------------------------------------------- (社)日本リモートセンシング学会 第38回(平成17年度春季)学術講演会 企業展示に出展します。 【会期】 平成17年5月19日(木)〜5月20日(金) 【会場】 東京理科大学セミナーハウス 千葉県野田市山崎2641 【学会ホームページ】 http://www.rssj.or.jp .................................................................. 今週の話題 / メーリングリスト ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 特にありませんでした ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ メーリングリストに参加されたい方は、 info@opengis.co.jp までご連絡ください。 弊社からの対応は バグ対応と、新製品告知のみですが、 ユーザーさまの間での情報交換の場として 利用されています。 ■■■■■■■ 現 在 の T N T m i p s の 価 格 ■■■■■■ 現在の ver7.0 の価格は ・TNTmips シングルライセンス 827,400円(送料・税込) ・年間バージョンアップ(2回分) 136,500円(税込) ・年間テクニカルサポート 94,500円(税込) ご不明の点などありましたら、 info@opengis.co.jp までご連絡ください。 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 困ったときの問題解決フローチャート ▼STEP1「ウェブサイトで検索してみる」 ▼STEP2「ウェブサイトにある情報を眺めてみる」 ▼STEP3「ドキュメントを読んでみる」 ▼STEP4「メーリングリストへ聞いてみる」 ▼STEP5「テクニカルサポート」 STEP1 「ウェブ検索テクニック」 ▽オープンGIS検索システム http://www.opengis.co.jp/htm/namazu.cgi ▽メールマガジン検索システム http://www.opengis.co.jp/mail_mag/namazu.cgi ▽マイクロイメージ検索サイト http://www.microimages.com/search/ ▽Google 検索 http://www.google.co.jp/ とくに、and検索(キーワードの間に空白)、not検索(キーワードの前に - や not を入れる)、とは検索(キーワードの後ろに "とは" をつける) を使いこなすと、便利です! STEP2 「ウェブサイトの有用な情報源」 ▽オープンGIS ウェブサイト「基本操作」 http://www.opengis.co.jp/htm/basic/title.htm [日本語] ▽オープンGIS ウェブサイト「メニュー解説(Flash)」 http://www.opengis.co.jp/flash/index.htm [日本語] ▽オープンGIS ウェブサイト「SML スクリプトの解説」 http://www.opengis.co.jp/sml/sml_index.htm [日本語] ▽オープンGIS ウェブサイト「作業で必要となる情報を集約したポスター類」 http://www.opengis.co.jp/htm/gallery/index.htm [日本語] ▽オープンGIS ウェブサイト「メルマガバックナンバー」 http://www.opengis.co.jp/mail_mag/index.htm [日本語] STEP3 「ドキュメントを読んでみる」 ▽オープンGIS ウェブサイト「その他ドキュメント一覧ページ」 http://www.opengis.co.jp/htm/documents.htm [日本語] ▽オープンGIS ウェブサイト「チュートリアルテキスト&リモセンテキスト」 http://www.opengis.co.jp/htm/info/book.htm [日本語] ▽マイクロイメージウェブサイト「ワンポイントテクニック集」 http://www.microimages.com/didyouknow/ ▽マイクロイメージウェブサイト「TNT入門(Getting Started)」 http://www.opengis.co.jp/htm/getstart/getstart.htm [日本語] http://www.microimages.com/getstart/ [英文] ▽マイクロイメージウェブサイト「リファレンスマニュアル」 http://www.microimages.com/refman/ STEP4「メーリングリストへ聞いてみる」 メーリングリストに参加されたい方は、 info@opengis.co.jp までご連絡ください。 弊社からの対応は バグ対応と、新製品告知のみになります。 STEP5「テクニカルサポート」 テクニカル・サポート・ユーザー専用 メールアドレス ############# このメールマガジンの配信について ################ このメールマガジンは、 年間テクニカル・サポートに加入されている、 ユーザーさまのみを対象としております。 基本的には、登録アカウント1つに対して 1ユーザーを配信対象としておりますが、 例えば、研究室の予算で加入された場合などは、 ご購入いただいた指導教官と、実際に TNTmips で作業を行う学生1名の、 計2ユーザーを対象として配信させていただきます。 1アカウントに対して合計3名以上の配信は行いません。 学生さん2名が同じくらい使用する場合は、 申し訳ありませんが、じゃんけん等で1人に決めてください。 また、テクニカル・サポートの期限を半年以上過ぎてしまった場合は、 メールマガジンの配信を停止させていただきます。 メールマガジンが配信されなくなった時は、 サポート期限が半年過ぎたとお考えください。 転勤、ドメイン変更などでメールアドレスが変わった場合は、 お手数ですが、弊社までご連絡ください。 テクニカル・サポート活用案内 >サービスその1:緊急なバグ情報はすぐにメール配信します。 >サービスその2:TNTmips に関するどんな質問にも TEL/e-mail/FAX で対応。 >サービスその3:対応は最優先で行います。 >サービスその4:専用FAX質問用紙をお送りします。 >サービスその5:週に1回メールマガジンを配信します。 >サービスその6:展示ブースへご来場の方には特製オリジナルグッズを進呈。 >サービスその7:サポート対応で FTP サイトを 50MB まで利用できます。 >サービスその8:メルマガ・バックナンバー・サイトも利用できます。 >サービスその9:現在計画中です... ============ おことわり ============= ※OpenGIS Mail Magazine for T.S.Uでは、 TNTmipsに関わる新しいニュースを、 毎週金曜日に、皆さまへご提供させていただきます。 ※このメールマガジンの転載・転送はご遠慮ください。 ================================