Subject: [ts-mag:00210] OpenGIS Mail Magazine for T.S.U 【第 199号】 Date: Sun, 08 May 2005 16:18:06 +0900 From: WAZA Toshihiko OpenGIS Mail Magazine for Technical Support Users 2005/05/06 Keywords: OpenGIS,TNTmips,MailMagazine,ScreenCam,ErrorReport オープンGIS テクニカル・サポート専用メールマガジン 第199号「 ス ク リ ー ン カ ム の 紹 介 (1) 」 ################################################################ 株式会社 オープンGIS TNTmipsはラスタ、ベクタ両方できて、便利。でも、アイコンが多くて、 説明するのがめんどう。今回は、パソコンの画面の操作を録画・再生し てくれる便利なソフトを紹介します。 名前はScreenCam(スクリーンカム)といいます。 昔、Lotus1-2-3と一緒に売られていたのでご存知の方もいるかもしれま せん。今はスマートガイズという会社が販売しています。http://www.smartguyz.com/index.html (音声付き) マイクロイメージ社のテクニカルサポートでも紹介しています。
http://www.microimages.com/support/ScreenCam.htm 百聞は一見にしかずで、ScreenCamで作成したサンプルファイルがマイク ロイメージのサイトにありますので、ダウンロードしてご覧ください。 (なお、Windows(*)でのみの動作となります。)
http://www.microimages.com/support/mosaic.exe ファイルをダウンロードしたら、そのまま実行します。自動で画面の再 生が始まります。このサンプルは、8-bitのカラーマップ付きのラスタの モザイク処理を記録しています。ちなみに、国土地理院の「数値地図 25000(地図画像)」などもこのタイプのラスタです。まず8-bitグレイス ケール画像としてモザイクして、最後にColorMapをコピーしています。 (*)動作するOSは、Windows(Windows 98,Windows Me,Windows 2000,Windows NT,Windows XP)になります。 今回は、評価用ソフト(作成できるムービーの数に制限があるらしい)が ありますので、これを使ってScreenCamのインストールや使い方について 説明します。マックやLinuxユーザの方は、隣の方のWindowsパソコンを 借りて試しましょうね。 ・・・ まずは、インストールから。 ▼マイクロイメージ社のサイトにも評価用のソフトが置いてありますが、 開発元のSmartGuys社からダウンロードしましょう。下記のリンクをダブ ルクリック。ファイルを自分のドライブに[保存]します。
http://www.smartguyz.com/downloads/ScreenCamDEMO2.1.0a.exe ▼ダウンロードしたファイルをダブルクリックして[実行]。 ▼Setupウィザードが開始。画面の指示に従って、ボタンを押します。 ▼インストールが終了すると、デスクトップに、ScreenCamのアイコン (ショートカット)が出来ます。
またインストール直後ですと、「ScreenCam Demo Version」というウィ ンドウがあらわれます。
ボタンが並んだ小さいウィンドウが「コントロールパネル」、大きい方 のウィンドウは、録画した後の編集を行う「エディタウィンドウ」です。 ▼ScreenCamのウィンドウを閉じるには、「コントロールパネル」の [EXIT]ボタンを押します。
これでインストールは終わりです。Windowsの再起動も不要です。 ・・・ 以下、ScreenCamの使い方です。 ▼デスクトップのScreenCamアイコンをダブルクリックして、ScreenCam のウィンドウを開きます。
次の(1)から(4)の手順で、録画を行います。 ▼(1)録画モードの指定 「コントロールパネル」の[CONFIG]ボタンを押します。
「EZ Config」ウィンドウが表示されます。
ここで、録画するモードを決めます。 (A) 1つのウィンドウを録画する場合--->Capture a single window (B) 範囲指定の録画の場合--->Capture an area of the screen (C) 全画面録画の場合 --->Capture full screen TNTmipsではスクリーンに複数のウィンドウが出ますので、慣れるまでは 一番下の「全画面録画」でいいでしょう。 ▼一番下の「Capture full screen」を選んで、[OK]を押します。
▼(2)録画範囲の指定 次に「コントロールパネル」の[AREA](範囲指定)ボタンを押します。
(1)で「全画面録画」を選んだので、特に何もすることはありません。 「エディタウィンドウ」はひっこみます。「コントロールパネル」は、 録画の邪魔にならないよう、隅に移動します。
▼(3)録画開始 [REC](レコード)ボタンを押します。
▼パソコンの操作をします。 ▼(4)録画停止 [STOP]ボタンを押します。
「エディタウィンドウ」が画面に戻ってきます。
赤の矢印は、録画中のカーソルの動きを示しています。 ▼(5)再生 見にくければ、ウィンドウを最大化します。 ▼再生するには「エディタウィンドウ」の[Play]ボタンを押します。
▼もう1回再生するには、巻き戻しを行います。
今週は以上ですが、録画した画像はどこにあるのでしょうか。 「マイドキュメント」に「ScreenCam」というフォルダが作られ、さらに SC1000(フォルダ)の中にSC1000.sflという名前で自動的に作成されます (WindowsXPの場合)。[Stop]を押した時点で出来ています。画像に追加の 編集作業をしなければ、保存行為をしないで、ScreenCamを終了してかま いません。 次週は、 ○ScreenCamファイルの保存(HTMLでの再生、自己再生ファイルの作成) ○簡単な編集操作 ○他の録画モードの使い方、etc について解説します。 エラー・バグ・トラブル x x x x x x x x x x x x x x x x x x x x x x x x x x x x x x x x MacOS X 10.4 "Tiger"が 4月29日に販売されました。
http://www.apple.com/jp/macosx/ さっそくMac mini(1.42GHz PowerPC G4)にインストールしてみました。 TNTmipsは、2005年4月27日付けのV7.0のパッチでは動きませんでした。
マイクロイメージ社に報告したところ、 2005年5月5日付けのパッチで起動できるようになりました(V7.0)。
マック・ユーザの方、よかったですね。 現在マイクロイメージ社では3名の技術サポートスタッフがTigerでの問 題発見・解決にあたっています。 x x x x x x x x x x x x x x x x x x x x x x x x x x x x x x x x 第196号でご報告した、”Linux版TNTmips V7.0において [ヒストグラム の更新]ボタンを押すと、クラッシュする”エラーが修正されました。 [エラー番号=lth1038] 2005 April 27以降のパッチをおあてください。
http://www.microimages.com/freestuf/tntpatch/70patch.htm 連絡が遅れまして失礼しました。 x x x x x x x x x x x x x x x x x x x x x x x x x x x x x x x x ◆◇ お 願 い ◆◇ .................................................................. 異動があった場合は、ユーザ登録を再度お願いします。 .................................................................. 4月は異動の季節です。 バージョンアップをご注文いただくと、マイクロイメージ社からユーザ 登録された方へ CDやドキュメント類が直送されます。その際、ユー ザ登録された方が異動でいらっしゃらないと、荷物が米国に送り戻され ます。 異動された場合は、お手数でも、後任の方の名前(部署名でも構いません) で再度 ユーザ登録をし直してください。 登録用紙はこちらにあります。
http://www.opengis.co.jp/htm/info/register.htm 何卒よろしくお願いします。 .................................................................. 今週の話題 / メーリングリスト ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 特にありませんでした ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ メーリングリストに参加されたい方は、 info@opengis.co.jp までご連絡ください。 弊社からの対応は バグ対応と、新製品告知のみですが、 ユーザーさまの間での情報交換の場として 利用されています。 ■■■■■■■ 現 在 の T N T m i p s の 価 格 ■■■■■■ 現在の ver7.0 の価格は ・TNTmips シングルライセンス 827,400円(送料・税込) ・年間バージョンアップ(2回分) 136,500円(税込) ・年間テクニカルサポート 94,500円(税込) ご不明の点などありましたら、 info@opengis.co.jp までご連絡ください。 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 困ったときの問題解決フローチャート ▼STEP1「ウェブサイトで検索してみる」 ▼STEP2「ウェブサイトにある情報を眺めてみる」 ▼STEP3「ドキュメントを読んでみる」 ▼STEP4「メーリングリストへ聞いてみる」 ▼STEP5「テクニカルサポート」 STEP1 「ウェブ検索テクニック」 ▽オープンGIS検索システム
http://www.opengis.co.jp/htm/namazu.cgi ▽メールマガジン検索システム
http://www.opengis.co.jp/mail_mag/namazu.cgi ▽マイクロイメージ検索サイト
http://www.microimages.com/search/ ▽Google 検索
http://www.google.co.jp/ とくに、and検索(キーワードの間に空白)、not検索(キーワードの前に - や not を入れる)、とは検索(キーワードの後ろに "とは" をつける) を使いこなすと、便利です! STEP2 「ウェブサイトの有用な情報源」 ▽オープンGIS ウェブサイト「基本操作」
http://www.opengis.co.jp/htm/basic/title.htm [日本語] ▽オープンGIS ウェブサイト「メニュー解説(Flash)」
http://www.opengis.co.jp/flash/index.htm [日本語] ▽オープンGIS ウェブサイト「SML スクリプトの解説」
http://www.opengis.co.jp/sml/sml_index.htm [日本語] ▽オープンGIS ウェブサイト「作業で必要となる情報を集約したポスター類」
http://www.opengis.co.jp/htm/gallery/index.htm [日本語] ▽オープンGIS ウェブサイト「メルマガバックナンバー」
http://www.opengis.co.jp/mail_mag/index.htm [日本語] STEP3 「ドキュメントを読んでみる」 ▽オープンGIS ウェブサイト「その他ドキュメント一覧ページ」
http://www.opengis.co.jp/htm/documents.htm [日本語] ▽オープンGIS ウェブサイト「チュートリアルテキスト&リモセンテキスト」
http://www.opengis.co.jp/htm/info/book.htm [日本語] ▽マイクロイメージウェブサイト「ワンポイントテクニック集」
http://www.microimages.com/didyouknow/ ▽マイクロイメージウェブサイト「TNT入門(Getting Started)」
http://www.opengis.co.jp/htm/getstart/getstart.htm [日本語]
http://www.microimages.com/getstart/ [英文] ▽マイクロイメージウェブサイト「リファレンスマニュアル」
http://www.microimages.com/refman/ STEP4「メーリングリストへ聞いてみる」 メーリングリストに参加されたい方は、 info@opengis.co.jp までご連絡ください。 弊社からの対応は バグ対応と、新製品告知のみになります。 STEP5「テクニカルサポート」 テクニカル・サポート・ユーザー専用 メールアドレス ############# このメールマガジンの配信について ################ このメールマガジンは、 年間テクニカル・サポートに加入されている、 ユーザーさまのみを対象としております。 基本的には、登録アカウント1つに対して 1ユーザーを配信対象としておりますが、 例えば、研究室の予算で加入された場合などは、 ご購入いただいた指導教官と、実際に TNTmips で作業を行う学生1名の、 計2ユーザーを対象として配信させていただきます。 1アカウントに対して合計3名以上の配信は行いません。 学生さん2名が同じくらい使用する場合は、 申し訳ありませんが、じゃんけん等で1人に決めてください。 また、テクニカル・サポートの期限を半年以上過ぎてしまった場合は、 メールマガジンの配信を停止させていただきます。 メールマガジンが配信されなくなった時は、 サポート期限が半年過ぎたとお考えください。 転勤、ドメイン変更などでメールアドレスが変わった場合は、 お手数ですが、弊社までご連絡ください。 テクニカル・サポート活用案内 >サービスその1:緊急なバグ情報はすぐにメール配信します。 >サービスその2:TNTmips に関するどんな質問にも TEL/e-mail/FAX で対応。 >サービスその3:対応は最優先で行います。 >サービスその4:専用FAX質問用紙をお送りします。 >サービスその5:週に1回メールマガジンを配信します。 >サービスその6:展示ブースへご来場の方には特製オリジナルグッズを進呈。 >サービスその7:サポート対応で FTP サイトを 50MB まで利用できます。 >サービスその8:メルマガ・バックナンバー・サイトも利用できます。 >サービスその9:現在計画中です... ============ おことわり ============= ※OpenGIS Mail Magazine for T.S.Uでは、 TNTmipsに関わる新しいニュースを、 毎週金曜日に、皆さまへご提供させていただきます。 ※このメールマガジンの転載・転送はご遠慮ください。 ================================