Subject: [ts-mag:00066] OpenGIS Mail Magazine for T.S.U 【第 60号】
    Date: Fri, 09 Aug 2002 10:00:07 +0900
    From: Taichi FURUHASHI

OpenGIS Mail Magazine for Technical Support Users        2002/8/9
Keywords: OpenGIS,TNTmips,ver6.7,HASP,Interface Type,Epson MC10000


オープンGIS
テクニカル・サポート専用メールマガジン

第60号「 お ま た せ し ま し た !!  v e r 6 . 7 リ リ ー ス 」
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                       株式会社 オープンGIS





6月リリース予定が遅れに遅れて、
ようやく ver6.7 のダウンロードが開始されました。

お手元に CD-ROM が届くのは今月の第3週から第4週にかけてと予想さ
れます。9月になってもお手元に届かないようでしたらば、弊社までお
気軽にお申し付けください。大至急手配いたします。



なによりも早く ver6.7 をインストールしたい、
そんな方は、下のサイトよりダウンロードしてください。

TNTmips ver6.7 Windows 版 ダウンロード [238MB]
ftp://ftp.microimages.com/pub/tntlite/win32/TNT67_Standard.zip

申し訳ありませんが、ダウンロードは Windows 版のみとなっております。
他のプラットフォームにて TNTmips をお使いの方はもうしばらくお待ち
いただけますでしょうか。


●


さて、ver6.7 の新機能につきましては、7/19 付けの「新機能ご案内」
メールを見ていただくか、下のウェブサイトをご覧いただくとしまして、
http://www.opengis.co.jp/htm/verinfo/v670.htm

ここで注意点を2点だけご紹介します。


どんなことかといいますと、

 ・新しいハードウェアキー(ドングル)への対応
 ・新しいインターフェイスの設定方法

についてです。


●


【ハードウェアキー(ドングル)について】

TNTmips ver6.7 より、使用できるハードウェアキーの種類が増えました。
今までは Rainbow 社の「 センチネル・キー(Sentinel key) 」という、
タイプを使用してきましたが、これに加えて Aladdin 社の「 ハスプ・キー
(HASP key) 」の使用が可能になりました。


なぜ、新しいハードウェアキーが採用されたのでしょうか?

それは、MacOSX 対応が最大の理由です。


残念ながら、今までのセンチネル・キー(USBタイプ)は MacOS9 に対応し
ているものの、MacOSX にはいまだ未対応です。そこで MacOSX でも使用
できるハードウェアキーとして登場したのがハスプ・キー。これさえあれ
ば Windows,MacOS9,MacOSX,Linux と4種類の OS に対応しておりますの
で、複数の OS を使い分けながら作業をされる方にとって、非常に便利な
キーとなります。

では、すべてハスプ・キーに交換したほうがいいのかといいますと、それ
がなかなかそうも言い切れません。というのも、ハスプ・キーが使えるの
は ver6.7 からになります。ver6.6 以前の TNTmips ではハスプ・キーを
使用することができません。

昔の TNTmips も、しばらくは併用したい... そんな場合にはハスプ・
キーは向いていないのです。



まとめますと、

・今までみなさんが使われていたキーは Rainbow 社の「 センチネル・
 キー(Sentinel key) 」というタイプです。

・センチネル・キーの USB タイプは、Windows と MacOS9 に対応。

・新しいハスプ・キーの USB タイプは、Windows,MacOS9,MacOSX,Linux
 に対応。

・センチネル・キーは ver6.6 以前のバージョンも対応。

・ハスプ・キーは ver6.7 以降のバージョンにのみ対応



新しく TNTmips を購入される方、また MacOSX を使用したい方は USB
タイプのハスプ・キーをお使いいただくと便利ですし、今まで TNTmips
を使用されてきた場合、とくに必要のない限り、そのままセンチネル・
キーをお使いいただければよいかと思います。

参考までに、キーの交換費用は 19,000円( USB の場合)、交換日数は
10日ほどかかります。


●


【インターフェイスの設定方法について】

さて、最後は Windows 版の TNTmips ver6.7 に関係する話題です。

実は ver6.7 では TNTmips の起動時にインターフェイスタイプを聞いて
くる、その名も「 Interface Type 」ウィンドウが現れます。

選択肢は2つ。

 ・Windows Desktop
 ・X Desktop

X Desktop を選択しますと、今までと同様 MI/X が立ち上がり、青い背景
の上で、シンプルなウィンドウ構成のまま作業ができます。いつもどおり
の TNTmips をご希望の方はこちらを選択して下さい。

一方で、Windows Desktop を選択しますと、今度は一つ一つのウィンドウ
がすべて独立して、Windows のデザインに溶け込みます。初めて TNTmips
を使われる場合は、こちらのほうが違和感なく馴染める、そんなデザイン
です。


どちらも、みなさまの好みで選択していただければよいのですが、一つだ
け問題があります。


それは、X Desktop から Windows Desktop へ切り替えた際、その後いくら
起動しなおしても、「 Interface Type 」ウィンドウが現れてきません。

つまり、一度 Windows Desktop にすると、馴染みのある X Desktop に戻
せなくなってしまう現象を確認しました。


これは、すぐに修正依頼いたしましたが、ひとまず Windows Desktop から
X Desktop に戻す作業についてご紹介します。



[ Windows Desktop  ->  X Desktop 変換方法]

▼TNTmips の起動時に、Windows ツールバー(画面下の操作バー)の右端に
あるインジケータへと視線を移します。
▼MicroImages X Server マークがありますので、これを右クリックして
Preferences を選択します。
▼その名のとおり「MicroImages X Server Preferences」ウィンドウが現
れます。
▼Other タブへ移動して Extensions and Server options 欄の「Run in
Rootless mode」チェックをオフにし、OK ボタンをクリックします。
▼TNTmips を終了します。
▼最初の作業と同じようにインジケータにある MicroImages X Server
マークを右クリックして Exit を選択します。これで、インジケータから
MicroImages X Server マークが消えます。
▼再度スタートメニューより TNTmips を起動。

これで、ようやくインターフェイスの切り替えが可能な Interface Type
ウィンドウが復活します。




以上、長くなってしまいましたが、TNTmips ver6.7 を使うにあたって、
気になる注意点についてご紹介しました。


よろしくお願いいたします。






今週のプチ・テクニック
"""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""
" 実は、Interface Type ウィンドウは、Windows OS を再起動しても
" 現れます。どうしても Windows スタイルから X-Window スタイルに
" 戻したい場合は、一度 OS を再起動するのも一つの方法です。
"
" しかし、X-Window スタイルから Windows スタイルへは移行しやすい
" のに、Windows スタイルから X-Windows スタイルへ戻しにくいとは...
"
"""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""




New Things 最新情報
=================================================================
=
= Ver6.7 がリリースされました!! 【TNTmips の新機能紹介】
= http://www.opengis.co.jp/htm/verinfo/v670.htm
=
= Ver6.7 インストールガイド(PDF 3.5MB) 【TNTmips のインストール】
= http://www.opengis.co.jp/htm/win_inst/mips67_install_guide.pdf
=
=================================================================




バグ・トラブル情報
???
???
??? 今週は、Epson の 大型プリンタ(B0サイズ) MC10000 での
??? トラブルについてご紹介いたします。
???
??? TNTmips のレイアウト機能にて印刷を試みると、端の数センチほど
??? 印刷されるものの、その後印刷がストップしてしまう症状が確認さ
??? れました。
???
???
??? この場合、まずお使いになっているプリンタ環境が TCP/IP のネット
??? ワークプリンターであるかどうか確認してください。
???
??? もしそうであれば、印刷しようとしている TNTmips マシンのコント
??? ロールパネルより、「プリンタと FAX 」設定を表示して、Epson
??? MC10000 アイコンの右クリック -> プロパティ 操作で設定ウィンド
??? ウを表示します。
???
??? 次にポートタブへ移動して、使用しているポートを選択してから、
??? 右下の「ポートの構成」ボタンをクリックします。
???
??? すると「標準 TCP/IP ポートモニタの構成」ウィンドウが現れます
??? ので、LPR 設定欄の「 LPR バイトカウントを有効にする」チェック
??? をオンにします。
???
???
??? こうすることで、送信データを非圧縮にするよう設定がされました。
???
??? あとは、再度 TNTmips からレイアウトを印刷してみてください。
???
???
??? 非圧縮にしたため、印刷時間が相当かかりますので、
??? 帰宅直前に印刷開始をオススメします。
???
??? 翌日来ると、美しい図が...
???
???
???
??? お手数おかけいたしまして、大変申し訳ありませんが
??? しばらくは上記の対応でお願いいたします。
???
???
???





今週の話題 on メーリングリスト
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
~ 7月末に、九州大学で行った DEM 処理技術勉強会での発表について
~ ユーザ様よりご指摘がありました。
~
~ 現在、地形学連合にて販売されておりますテキストには TNTlite の
~ CD-ROM がおまけとして付いてきます。
~
~ また、目下公開されているアルゴリズムを TNTmips に移植する作業に
~ とりかかっております。お楽しみに...
~
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
 メーリングリストに参加されたい方は、
 info@opengis.co.jp までご連絡ください。
 弊社からの対応は バグ対応と、新製品告知のみですが、
 ユーザーさまの間での情報交換の場として
 多くの方に利用されています。





☆☆☆ バ ー ジ ョ ン ア ッ プ が 年2回 と な り ま し た ☆☆☆

いままでの年3回バージョンアップから年2回に変更されました。
同時に、年間バージョンアップ契約も、150,000円で2回分となりました。

前倒しで購入されていた分に関しましては、3回としてカウントされます
が、今後申し込まれた方は、2回分としてカウントされます。

また、今まで新規購入の際に1回分のフリーアップグレード・サービスが
ありましたが、こちらのサービスもなくなりました。

新規購入された場合、そのバージョンのみの対応となります。


わからない点などありましたら、
info@opengis.co.jp までご連絡ください。

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■■■■■■■ 料 金 改 定 し ま し た ! ! ■■■■■■■

最近の円高に合わせまして、料金を改定を行いました。

今まで、日本語解説書・動作チェック・手数料などを含めまして、
1ドル = 150円(130円 + 20円) 換算で行っておりましたが、
1ドル = 140円(120円 + 20円) 換算へ変更いたしました。


例えば、TNTmips シングルライセンスの場合、

旧価格 900,000円 から 新価格 840,000円 となります。


普段より、元価格にあまり上乗せしていない分、
円相場に応じて価格が変動いたしますことを
ご理解よろしくお願いいたします。

わからない点などありましたら、
info@opengis.co.jp までご連絡ください。

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############# このメールマガジンの配信について ################

このメールマガジンは、
年間テクニカル・サポートに加入されている、
ユーザーさまのみを対象としております。

基本的には、登録アカウント1つに対して
1ユーザーを配信対象としておりますが、
例えば、研究室の予算で加入された場合などは、
ご購入いただいた指導教官と、実際に TNTmips で作業を行う学生1名の、
計2ユーザーを対象として配信させていただきます。

1アカウントに対して合計3名以上の配信は行いません。
学生さん2名が同じくらい使用する場合は、
申し訳ありませんが、じゃんけん等で1人に決めてください。



また、テクニカル・サポートの期限を半年以上過ぎてしまった場合は、
メールマガジンの配信を停止させていただきます。

メールマガジンが配信されなくなった時は、
サポート期限が半年過ぎたとお考えください。



転勤、ドメイン変更などでメールアドレスが変わった場合は、
お手数ですが、弊社までご連絡ください。



テクニカル・サポート活用案内
>サービスその1:緊急なバグ情報はすぐにメール配信します。
>サービスその2:TNTmipsに関するどんな質問にも対応します。
>サービスその3:対応は最優先で行います。
>サービスその4:専用FAX質問用紙をお送りします。
>サービスその5:電話・電子メールも、もちろん最優先で対応いたします。
>サービスその6:週に1回メールマガジンを配信します。
>サービスその7:展示ブースへご来場の方には特製オリジナルグッズを進呈。
>サービスその8:サポート対応で FTP サイトを 20MB まで利用できます。
>サービスその9:現在計画中です...



「これで年間9万円は安い!!」と感じていただけるような
サービスを提供していきたいと考えております。

よろしくお願いいたします。




============ おことわり =============

※OpenGIS Mail Magazine for T.S.Uでは、
 TNTmipsに関わる新しいニュースを、
 毎週金曜日の朝に、皆さまへご提供させていただきます。

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