Subject: [ts-mag:00058] OpenGIS Mail Magazine for T.S.U 【第 53号】 Date: Fri, 21 Jun 2002 10:00:09 +0900 From: Taichi FURUHASHI OpenGIS Mail Magazine for Technical Support Users 2002/6/21 Keywords: OpenGIS,TNTmips,License Key,Dongle,keysetup.exe,COM2, オープンGIS テクニカル・サポート専用メールマガジン 第53号「 こ ん な に 小 さ く て も 約 1 0 0 万 円 ! ! 」 ################################################################# 株式会社 オープンGIS ドングル? はじめてこの言葉を聞いたときは、 正直なんのことかと思いました。 よくよく聞いてみると、なるほどソフトウェアのライセンスを管理して いるあの小さな機器のこと。 普段から「ライセンスキー」とか「ハードウェアキー」などと呼んでいる ものの、挿している場所によっても「シリアルキー」だったり「パラレル キー」や「USB キー」などなど... 同じ機器ひとつをとってもその呼び名 が様々な名称で使われていることにあらためて気づかされました。 ● さて、このドングルと呼ばれる機器、どんなことに用いられるかというと TNTmips の複製防止が目的です。 デジタルデータとは恐ろしいもので、データを丸ごとコピーしてしまえば、 コピー元とまったく同じものが複製できてしまいます。ですから高価なソ フトウェアの場合は CD-ROM だけを販売するのではなく、そのソフトウェ アのライセンスを管理する機器を付属して、複製のしにくいソフトウェア とハードウェアの組み合わせとして販売することが一般的です。 このドングルの中には小さなメモリがあり、そこには使用できる TNTmips のバージョン情報が記録されております。 でもでも、購入してからバージョンアップを追加した場合は記録と食い違 うのでは? という疑問が沸いてきますね。 そこであとから追加購入さ れたバージョンについては、その後配布されるインストール CD-ROM 内に 各ライセンスごとの情報を付与して、インストール時にドングル内メモリ の情報を書き換えるのです。 話がわかりにくくなってしまいましたね。 ここでご紹介したいことは 【ドングルにはメモリがある】 【メモリには使用可能な TNTmips のバージョン情報が記録されている】 【記録されている情報はインストール時に更新される】 ということです。 ● このように、TNTmips が起動できるできないという判断は、すべてこの 小さなドングルに依存する形になります。言い換えればおおよそ100万円 もするソフトの一番重要なモノは、実はドングルという小さなハードな のです。 しかし、案外このドングルがいろいろなアクシデントに見舞われます。 何かの拍子にぶつけてしまったり、電気的なインパクトを与えてしまうと 中のメモリがクリアされたり、壊れたりすることが稀にあるのです。 それが野外へ持ち出したノートパソコンに付いているドングルだとすると、 なおさら事故に遭遇する可能性が高まります。 さあ、いよいよ本題です。 今までのことをふまえまして、もしお使いのドングルが認識しなくなった 場合の対処法をまとめてみましたので、万が一にも TNTmips が起動しな いなどのトラブル時にご利用いただければ幸いです。 問題発生!! 【 ドングルが認識しない!! 】 まずはドングルが緩んでいないかなど基本的な接続環境を確認しましょう。 第一段階「基本チェック」 ☆しっかりドングルが挿さっているか確認 挿し込みがあまくなっていたり、誰かがドングルをはずしているか もしれませんので念のためご確認ください。 ☆OS を再起動してみる インストール後すぐに認識しない場合などは、一度 OS を再起動する とドライバなどが更新されて認識するようになります。 次にポートを差し替えたりして認識が変わるかどうか確認してみましょう。 第ニ段階「ポートの切り替え」 ☆ドングルを別のポートに差し替えてみる USB や シリアルポートで稀にある現象ですが、ポートを挿しかえる (例えば、COM2 から COM1へ)と認識する場合があります。USB の場 合はお使いのハブによって電源供給が足りなかったりなど、ポート による認識の違いが顕著に現れます。 ☆(BIOS でプリンタポート設定を変更) この作業は DELL マシンでパラレルタイプのドングルを使用する場合 のみ有効ですが BIOS の設定画面にてプリンタ(パラレル)ポート設定 を次の PCAT,PS/2,EPP,ECP のうち PS/2 に変更すると認識する場合が あります。 最後に、ドングルのメモリ内を更新したり、ドライバを更新してみます。 第三段階「再インストール」 ☆TNTmips の再インストール 場合によっては、ドングル内のメモリが、何らかのショックでクリア されている可能性があります。そのため、一度お手元の CD-ROM を使 いまして TNTmips を再インストールしてみると、ドングル内メモリが 更新されて、起動するようになることがあります。 ☆ドライバの再インストール 他の GIS をインストールしたり、OS の更新などで、ドライバに問題 が発生する場合があります。そんなときは、再度ドライバの再インス トールを行ってみましょう。ドライバインストールプログラムは、 TNTmips のインストールフォルダ(デフォルトは C:/Program Files/ MicroImages/TNT66 )内に keysetup.exe という名前でありますので ダブルクリックするとインストールが始まります。 ☆ドライバを削除後、再度ドライバの再インストール しかし、既にインストール済みのドライバがありますと、上書きするこ とができませんので、やはり、keysetup.exe プログラムで一度既存の ドライバを Remove していただき、再度 keysetup.exe でドライバの 再インストールする必要があります。 以上のことを試してみてもうまくいかない場合は故障の可能性が高いです ので OpenGIS へご連絡ください。 また、ドングルの交換は不良品でない限り有償交換となりますので、 取り扱いのほう十分にお気をつけください。 今週のプチ・テクニック """"""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""" " " たくさんの GIS を使っていて、プリンターポートが数珠繋ぎ状態... " " 実はプリンター(パラレル)ポートタイプのドングルは2種類あります。 " 厚さ 4cm くらいの大型タイプと、厚さ 1cm くらいの薄型タイプ。 " " 別途料金(12,000円)はかかりますが、ご連絡いただければ大型タイプ " から薄型タイプへ交換することも可能です。 " " これで、アーチ状ドングル列車とおさらばですね。 " " """"""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""" New Things 最新情報 ================================================================= = = 今週はとくにありませんでした。 = ================================================================= バグ・トラブル情報 ??? ??? ??? ??? TNTmips ver6.6 にてシリアルポート用ドングル(ライセンスキー) ??? をお使いの方はご注意ください。 ??? ??? マイクロイメージ社のサイトより修正パッチをダウンロードして ??? TNTmips へあてると、シリアルポート用ドングルの認識ができない ??? といった報告がありました。 ??? ??? この件につきましてメルマガ第51号(6/7)にて、対処策を紹介いた ??? しましたが、その後さらにバグがみつかりました。 ??? ??? 今度は最新パッチをあてますと、COM2 ポートだけ認識しない場合 ??? があります。 ??? ??? ??? マイクロイメージ社へは再度このバグを報告して現在修正中ではあ ??? りますが、シリアルポートの COM2 をご利用のユーザーさまで、 ??? ドングルが認識しなくなってしまった場合は、お手数ですが、COM1 ??? ポートに差し替えてお使いください。 ??? ??? よろしくお願いいたします。 ??? ??? ??? 今週の話題 on メーリングリスト ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ~ とくにありませんでした。 ~ ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ メーリングリストに参加されたい方は、 info@opengis.co.jp までご連絡ください。 弊社からの対応は バグ対応と、新製品告知のみですが、 ユーザーさまの間での情報交換の場として 多くの方に利用されています。 ☆☆☆ バ ー ジ ョ ン ア ッ プ が 年2回 と な り ま し た ☆☆☆ いままでの年3回バージョンアップから年2回に変更されました。 同時に、年間バージョンアップ契約も、150,000円で2回分となりました。 前倒しで購入されていた分に関しましては、3回としてカウントされます が、今後申し込まれた方は、2回分としてカウントされます。 また、今まで新規購入の際に1回分のフリーアップグレード・サービスが ありましたが、こちらのサービスもなくなりました。 新規購入された場合、そのバージョンのみの対応となります。 わからない点などありましたら、 info@opengis.co.jp までご連絡ください。 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ ■■■ 現 在 の TNTmips シ ン グ ル ラ イ セ ン ス 価 格 ■■■ M50: 900,000円 (税別・送料別) 年間バージョンアップ(2回分):150,000円(税別) 年間テクニカルサポート:90,000円(税別) わからない点などありましたら、 info@opengis.co.jp までご連絡ください。 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ ############# このメールマガジンの配信について ################ このメールマガジンは、 年間テクニカル・サポートに加入されている、 ユーザーさまのみを対象としております。 基本的には、登録アカウント1つに対して 1ユーザーを配信対象としておりますが、 例えば、研究室の予算で加入された場合などは、 ご購入いただいた指導教官と、実際に TNTmips で作業を行う学生1名の、 計2ユーザーを対象として配信させていただきます。 1アカウントに対して合計3名以上の配信は行いません。 学生さん2名が同じくらい使用する場合は、 申し訳ありませんが、じゃんけん等で1人に決めてください。 また、テクニカル・サポートの期限を半年以上過ぎてしまった場合は、 メールマガジンの配信を停止させていただきます。 メールマガジンが配信されなくなった時は、 サポート期限が半年過ぎたとお考えください。 転勤、ドメイン変更などでメールアドレスが変わった場合は、 お手数ですが、弊社までご連絡ください。 テクニカル・サポート活用案内 >サービスその1:緊急なバグ情報はすぐにメール配信します。 >サービスその2:TNTmipsに関するどんな質問にも対応します。 >サービスその3:対応は最優先で行います。 >サービスその4:専用FAX質問用紙をお送りします。 >サービスその5:電話・電子メールも、もちろん最優先で対応いたします。 >サービスその6:週に1回メールマガジンを配信します。 >サービスその7:展示ブースへご来場の方には特製オリジナルグッズを進呈。 >サービスその8:サポート対応で FTP サイトを 20MB まで利用できます。 >サービスその9:現在計画中です... 「これで年間9万円は安い!!」と感じていただけるような サービスを提供していきたいと考えております。 よろしくお願いいたします。 ============ おことわり ============= ※OpenGIS Mail Magazine for T.S.Uでは、 TNTmipsに関わる新しいニュースを、 毎週金曜日の朝に、皆さまへご提供させていただきます。 ※このメールマガジンの転載・転送はご遠慮ください。 ================================