ハイパーインデックス構成

P.2 はじめに
TNTmipsと共同利用して得られる任意のHyperIndex Linker機能は,TNTmips, TNTedit, TNTview
と共同利用するためのHyperIndexスタックを作成するのに必要なすべてのツールを与えてくれま
す. MicroImages,Incが出版して添付したTNTアトラスを用いて作成したスタックを出版し,CD-
ROMドライブを持つどんなコンピュータ上でも利用するために添付することができます.
必須基礎知識 本書では,読者が「TNT入門:地理空間データ表示」と「TNT入門:操縦」の練習
問題を完了しているものと仮定しています.それらの練習問題はここでは含まれていない根本的
な技能と基本的な技術を紹介しています.必要に応じてこれらの冊子を調べて下さい.
サンプルデータ 本書の練習問題では,TNT製品に添付されているサンプルデータを使用します.
TNT製品のCDにアクセスできない場合は,マイクロイメージズ社のウェブサイトからデータをダ
ウンロードできます.本書の初めの練習問題では,LITEDATAのHYPERディレクトリにある
SANFRANデータコレクションの中のProject Filesを使用します.HYPERディレクトリの中にある
METADATA.TXTファイルだけでなくUNTDSTAT Project File内のオブジェクトも使用します.
LITEDATAディレクトリのCB_DATAデータコレクション内のCB_DLG Project Fileと,PRODATA
ディレクトリのCB_DATAデータコレクション内のCB_SOULSとCB_SPOT Project Fileも使用する
のでコピーすべきです.これらのオブジェクトを使用するときHyperIndexリンクが保存される可能
性があるので,このサンプルデータの読み書き用のコピーをハード・ドライブの中に作っておいて
下さい.
その他の資料 本書には,TNTmipsのHyperIndex作成の技術についての概要しか示されており
ません.さらなる情報を得るためにTNTmipsのリファレンスマニュアルを調べることをおすすめし
ます.
TNTmipsとTNTlite TNTmipsには2つのバージョンがあります.プロフェッショナル・バージョンと
と無料バージョンであるTNTliteです.HyperIndex LinkerはTNTmipsのプロフェッショナル・バー
ジョンを使用しているお客様だけが利用できる機能です.プロフェッショナル・バージョンにはハー
ドウェア・キーが必要です.このキーがない場合,TNTmipsはTNTliteモードで動作し,オブジェク
トのサイズが制約されるほか,TNTliteの別のコピーとの間でしかデータを共有できません.
TNTliteでは,以前作成されたスタックに移動するHyperIndex Navigatorを使用することはできま
すが,新しいスタックや既に存在しているスタックの編集をするHyperIndex Linkerツールは使用
できません.


P.3 ハイパーインデックスの世界へようこそ
(本文)
 HyperIndex Linkerは,関連付けられた地理空間データをHyperIndexスタックの中に組織するた
めに,TNTmipsに関連して使用される著作ツールです.すべてのTNT製品に含まれるHyperIndex
Navigatorは,ポイント-クリック操縦を使ってHyperIndex Linkerで作成されたスタックを通して移
動します.
 本書は,TNT入門書の中で唯一際だった特徴を持っています.なぜならHyperIndex Linkerが
TNTmipsに唯一の特徴で,基本パッケージには含まれていないからです.もしそのソフトウェアを
持ったことがなかったら,本書はその威力と使いやすさを告知し,HyperIndex Linkerがデータ管
理とプレゼンテーション操作の質を高めるかどうか判断することができます.(HyperIndex Linker
ツールを手に入れるために購入する必要がある製品をTNTlinkと呼びます.)以前に作成された
アトラスから一部分に接近するHyperIndex Navigatorを使用するための練習問題はTNTmips,
TNTedit, TNTviewを使用しているならばもう済んでいるはずです.
アトラスとスタックという言葉は,HyperIndex Linkerで作成された製品を参照するように本書を通
して区別なく使われています.どちらの言葉も十分適しているとは言えません.なぜなら,アトラス
の言外の意味は地理的で,電子博物館や部品カタログという言葉のように他の適用性を省略して
います.スタックという言葉も十分ではありません.なぜなら,それは線形という言外の意味を持っ
ていますが,後で見るように,スタックは単純な線形に限られるのではなく木に似た構造であるか
らです.HyperIndexスタックの内容と構造は,情報が計画的な読者の手に渡りやすいようにすると
思われるいかなるものを使用しつつ望む情報を運ぶのに必要ならば,どんなものにでもなり得ま
す.

(右)
ステップ
・ TNTmipsを起動します.
・ HYPERデータコレクションの中のファイルと,2ページで述べられているその他のファイルをロー
カル・ドライブにコピーします.

4ページと5ページの練習問題はスタックを著作する前に考えねばならない題材を与えます.6ペ
ージと7ページの練習問題は,ポイント-クリック操縦用に領域をアクティブに定義するために使用
されるグラフィック・ツールを親しませます.8〜16ページの練習問題は,自動リンクやベクタ要素
へのリンクを含む他の特定のリンク方法だけでなく化粧の問題についても関連します.残りの練
習問題はスタックの編集や更新に関連します.


P.4 構成する前に
(本文)
 始める前に、アトラスをまとめて計画する必要はありませんが、何を取り入れどのように組織化
していくか検討をしなければなりません。アトラスが始まってからでも、もちろん変更することは可
能ですが計画をしっかりとたてないと、簡単なものでも、こった仕事や他の様々な複雑作業に新た
なる時間と費用を投資することになりかねません。
 デザインの段階では、伝達したい情報の性質,対象となる読者、またスタックがTNTmips,
TNTview, あるいは、TNTアトラスの内のどれに使用されるものなのかを見当しなければなりませ
ん。大半が幾何参照イメージからなるTNTmipsのプロフェッショナル・バージョンおよびTNTview
起動のスタックを作り出す際には、わずかな、注釈と導入資材しか必要としません。 TNTアトラス
を用いた一般人向け分配用のスタックでは、アトラス作成にかかわった他の団体だけではなく、追
加画像操作ボタンなどを表す情報を用意したいかも知れません。

(左)
用語:HyperIndexアトラスは,図解的で地理的に関係づけられたオブジェクトのコレクションで,
HyperIndex Linkerで確定されたリンクを用いているオブジェクトをポイント-クリック検索するため
の(TNTmips, TNTview, TNTアトラス, TNTeditの中にある)HyperIndex Navigatorを使用します.

上の高い方の2つの異なるスタックは,線によって指し示されたオブジェクト間のリンクをここでは
図で説明されています.

スタックのデザインは,右でViewウィンドウをクリックするごとに一つレベルが下がるといったよう
に,レベルの概念を厳密に保持します.また,レベルの概念は,上で第一レベルから第三レベル
のあるオブジェクトに着くといったように,もっと漠然と解釈されるかも知れません.

Maryland(メリーランド)湾岸のアトラス
(メリーランド州自然資源省から入手できます)


P.5 “ようこそ”画面と索引画面を与える
(本文)
 ”ようこそ”画面と索引画面が必要か、それらをまとめて1つにするのか、あるいは、それらを与え
る必要がないのか、といったことは、HyperIndex スタックの複雑さと、計画的な読者によって決定
されます。スタックの後の段階から”ようこそ”画面、索引画面、あるいは他の画面に戻れるように
するかは、スタックにおける読者の充実性と構成法によって決定されます。(Navigatorウィンドウ
を用いて、いつでもHome Levelに戻ることができます。)
 Home Levelが、名前と位置を与え、スタックをデザインした組織の判別などを与えてくれる注釈
の付いた博物館外部の写真であるデジタル化された博物館を例に挙げる。次の段階はさまざま
な、舞台わきで表す博物館の設計図です。ここで選択された舞台わきが拡大され、詳細な注釈が
得られます。それぞれの収集写真を得る前に、もう1つの組織段階を踏まなければならない可能
性もあります。Navigatorウィンドウボタンのみに頼ると、適当な写真から他の収集内の写真に移
るのには多数のステップが必要になります。他の段階のスタックへ直接リンクを与えてくれる複数
あるレイアウト内の1つの画像も組み入れることができます。

(右)
用語:Home Level(ホームレベル)はされるスタックの中でいつでも第一のレベルです.出版されて
いるアトラスでは,Home LevelはいつでもWelcome画面です.他のHyperIndexスタックでは,あ
るスタックを眺めたときに好きな場所から始めることができ,そのときHome LevelはHyperIndex
Navigatorを選択したとき(又は,TNTアトラスのオブジェクトを開いたとき)に表示されるレイアウト
です.

これらは,前ページのTNTアトラス SampleのHome(ようこそ)と目次のレベルです.右の奥に第
三レベルのスタックから得たレイアウトの一つが示されています.

NavigatorウィンドウのHome Levelボタンをクリックするといつでも開始したところのレベルに移動
することができます.

この図はIndexページへの直接のリンクを与えます.これは,このアトラスのIndexレベルよりも下
の全ての図解的なレベルに現れます.

(上や右に)指し示された図かNavigatorウィンドウのHome LevelボタンでこのスタックのHome
Levelに戻ります.


P.6 構成開始
(本文)
 ポイント-クリック・オブジェクトの修正では,現在のViewウィンドウ内容を修正されたオブジェク
トに置き換えます。あらゆるオブジェクトと縮尺バー、凡例、又はその他の質の向上などを含むあ
らゆるオブジェクトタイプの複雑なレイアウトも修正できます。それは、保存されたレイアウトが
HyperIndex スタックの一部から成るからです。スタック を通じて構成をしたり操縦をしたりするた
めに表示又は、ハードコピーレイアウトのモードに入る必要があります。Displayレイアウトモード
は、TNTアトラス内で唯一のモードです。
 スタックのHome Levelは、索引領域を重ねずに最適にデザインできます。(索引領域とは、この
練習問題内の弾性ボックスで定義される次のレベルのスタックとリンクされる領域です。)スタック
を通じて操縦するとき索引領域の重なりをクリックするとウィンドウを開くことができ、次に見るため
のオブジェクトを選択することが可能になります。初期の混乱防止のため、選択を与える前にユー
ザーをスタック内へと入れることが望ましいです。

(左)
ステップ
・ Display(表示)メニューからSpatial Data(空間データ)を選択する.
・ Spatial Data Display(空間データ表示)ツールバーのNew Display Layout(新しい表示レイアウ
ト)アイコンをクリックします.
・ Layout Control(レイアウト制御)ウィンドウ内のAdd Raster(ラスタ追加)アイコンをクリックし,
Quick-Add Single(クイック単独追加)を選択します.
・ HELLO Project FileからWELCOMEオブジェクトを選択します.
・ HyperIndex Linkerアイコンをクリックし,開いたHyperIndex Linkerウィンドウ内のBox(ボックス)
アイコンをクリックします.
・ 示されているようなSPOT Viewのグラフィックとテキストを含むように弾性ボックスを引き出し,
マウスの右ボタンをクリックします.
・ HyperIndex Link内の[Add]をクリックします.
・ 開いているHyperIndex Link Editorウィンドウ内の[Object…]をクリックして,INDEX Project File
からSPOTINDEXオブジェクトを選択します.
・ Position(位置)オプション・メニューをImage Center(画像中央)に設定し,HyperIndex Link
EditorとHyperIndex Linker Selectionウィンドウ内の[OK]をクリックします.
・ 飛行機のグラフィックとAerial Viewの表示のまわりにボックスを描くこととAIRPHOTOオブジェ
クトを選択することを除き,その他は6〜9番目のステップを繰り返します.

新しい索引領域を作成するときこの表は空白になっています.存在するリンクの編集を選択すると
きもこれと同じウィンドウが開き,目次領域にリンクされている全てのオブジェクトが表に載せられ
ます.

このウィンドウでは,新しいリンクに関する全てのオプションを特定できることに加えて,
HyperIndex Link Selectionウィンドウ内の[Edit]をクリックすると開き,存在するリンクのパラメータ
を変更することができます.


P.7 Home Levelリンクの終了
(本文)
 練習問題が終了すると4つの異なるオブジェクトへリンクされた5つの索引領域を含むHome
Levelリンクがあります。それぞれの索引領域は、1つ限りのオブジェクトへしかリンクされていな
いため、選択はありません;クリックをすると次のレベルが自動的また直ちに表示されます。この
程度の複雑さが、Home Levelには適しています。これより簡単なばあいもかんがえられます、例
えば、初期画像をまるごと登録した1つの索引領域のみ、あるいは、さらに複雑な物ですが、
Home Levelの目的は、ユーザーにいくつかのスタックの本質に関する情報をあたえ、ユーザーに
もっと深く引き込むためです。そうすると、スタックからすでに収集された情報によって、それぞれ
の索引領域に関する選択を提供し始めます。
まだ述べられていないHome Level の重要な特徴は、外観です。誰もが専門的で、満足できる
画像を好みますし、もしレイアウトや、デザイン重視でなければ、グラフィックアーティストを雇うこと
を考慮するかもしれません。しかしながら、Home Level 画像デザインでは、高画像度の印刷物と
違って多ければ良いというわけではありません。

(右)
ステップ
・ 左下のMicroImagesロゴとテキストのまわりにボックスを描くこととPRODUCTSオブジェクトを選
択することを除き,その他は前の練習問題における6〜9番目のステップを繰り返します.
・ 右下のホーム索引のグラフィックとテキストのまわりにボックスを描くこととINDEXオブジェクトを
選択することを除き,その他は前の練習問題における6〜9番目のステップを繰り返します.
・ Circle(円)ツールをクリックし,カーソルの位置を丸い形をしたGolden Gate Bridgeの画像の中
心あたりに持って行き,円の輪郭にだいたい一致するように円を描き,マウスの右ボタンをクリッ
クします.
・ INDEXオブジェクト(このページの2番目のステップと同じオブジェクト)を選択することを除き,そ
の他は前の練習問題における7〜9番目のステップを繰り返します.

索引領域が示されたHome Level


P.8 索引領域の透明化
(本文)
 索引領域は、たびたび画像の見栄えを損なったり、重なりの多いときに混乱させます。
索引領域を見えるように制御するのに2つの方法があります:Show Index Areas トグルと透明化
の割り当てです。索引領域は常にHyperIndex Linker ツールを用いている際に描かれます。(明
確指数はミディアムグレーで輪郭が描かれます。);これらのオプションはHyperIndex Navigator を
用いている際に適用します。
 索引領域を見せたくないときは、Show Index Areas オプションをオフにして下さい。
索引領域をいくつかのレイアウトのみに見せたいときは、Show Index Areas オプションをオンにし
てTransparent を見せたくない索引領域に割り当てて下さい。それらを透明化してしまった後でも
altas起動中にユーザーは常時Show Index Areasトグルをオンにすることによって索引領域を明
らかにすることができます。(Show Hidden Index Areas をオンにしてください。)透明化された索引
領域を見せるには、Show Index areaとShow Hidden Index Areasトグルの両方がオンになってい
なければなりません。

(左)
ステップ
・ HyperIndex LinkerウィンドウのExisting(存在)アイコンをクリックします.
・ その中をクリックして追加した索引領域をどれか選択します.
・ HyperIndex Linkerウィンドウ内の[Color…](カラー)をクリックし,Color Editorウィンドウの上に
あるTransparentボタンをつけ,[OK]をクリックします.
・ 他の4つの索引領域のうち3つについてステップ2と3を繰り返します.
・ (もしついていなければ)Layout Viewウィンドウ内のOptions / HyperIndexメニューのShow
Index Areasトグルをつけます.
・ HyperIndex Navigatorツールをクリックします.ある一つを除いた全ての索引領域が消えている
ことに注意して下さい.
・ Show Hidden Index Areasトグルを消します.
・ HyperIndex Linkerアイコンをクリックし,透明でない索引領域についてステップ2と3を繰り返し
ます.

Options / HyperIndexメニューでした最後の選択は,結局オブジェクトを見たくないと決定したとき
に取り消すことができるように,索引領域へただ一つだけリンクが存在するときにも選択肢プロン
プトをつけます.索引領域へ一個以上リンクがあれば選択肢プロンプトはいつも現れます.


P.9 横リンクとナビゲーター
(本文)
 横リンクはHyperIndex Navigatorウィンドウ内で方向ボタンの使用し以前に見たことのあるオブ
ジェクト内の索引領域とその他のオブジェクト間の移動を可能にします。親オブジェクトをクリック
するとそれに属す子オブジェクトをスタックに表示しますが,そのスタックを短絡的に見るとこの特
微はより簡単にあらわすことができます。そのような条件の元では横リンクを用いて1つのオブジ
ェクトを持つ子オブジェクトの間を移動することができます。スタックを下に移動しているときに限ら
ず、上に移動しているときも横リンクが作り出され、リンクは枝分かれ図よりも複雑な構成を持ちえ
るため、この説明は短絡的過ぎます。
 横リンクは自動的に作り出されます。この処理は、以前に表示されたオブジェクトを見て、索引領
域の相対位置によりそれにリンクされているオブジェクトとのアクセスを整頓します。従って、以前
クリックされたのよりも1つ上の索引領域にリンクされたオブジェクトは、Navigator ウィンドウ内で
上向きの方向ボタンからアクセスします。
 8方向いずれかの1つ以上の横リンクが存在する可能性があります。方向ボタン上で右クリック
すると、どれを表示するかを選択するためのその方向への全てのリンク詳細がリストされます。方
向ボタン上で左クリックすると、最短リンクを表示します。Home Levelは、始めは横リンクを持ちま
せんが、Home Levelに戻ると戻ってきた段階にリンクされているもの全てを横リンクします。

(右)
ステップ
・ HyperIndex Navigatorアイコンをクリックします.
・ HyperIndex Navigatorウィンドウで全ての方向ボタンが薄くなっていることに注意して下さい.
・ 地球とSPOT衛星画像を取り囲む索引領域の中をクリックします.
・ いくつかの方向ボタンがもう薄くないことに注意し,それぞれの上でカーソルを止めて左クリック
すると表示される,オブジェクトの説明であるToolTipを見てください.
・ 下ボタンを右クリックし,この方向には2つの選択があることに注意して下さい.
・ 何も選択せずにマウスボタンを離して右矢印の上で左クリックして下さい.
・ この索引画面でBay Area SPOT衛星をクリックし,表示されるオブジェクトがステップ4のものと
同じであることに注意して下さい.しかし,ナビゲーターウィンドウ内のアクティブなボタンは異な
っています.なぜでしょう?

Welcome画面からSPOT索引にたどり着くと,Navigatorウィンドウを使って他の4つの索引領域
にリンクしているオブジェクトを表示することができます.


P.10 自動リンク
(本文)
 Auto-Add featureは、あらゆる数のオブジェクトの選択を可能にしそれらを自動的に現在表示さ
れているオブジェクトにリンクします。 選択されたそれぞれのオブジェクトの地理範囲は索引領域
をつくり出すことに使われます。国名を与えてくれるData Tipsを用いて各州と国の輪郭地図への
アクセスを可能にしてくれるTNTlite-sized スタック のセットアップには2分くらいしかかかりませ
ん。(州の輪郭段階のData Tipsは多角形区域をあたえてくれます。)
 後の練習問題のトピックでは、時間的消費を伴いますが、同じ用途で多角形そのものを用いて
索引領域つくるより簡潔で的確なスタックもあります。不均一な形から定義される索引領域や、隣
接する地理範囲を用いて固有に重なった区域は各要素のリンクによって排除されます。多くの州
の中央をクリックすることによって、リンク指定なしで郡の段階までいくことが出来ます;境界付近
をクリックするとほとんどの場合選択をしなければなりません。

(左)
ステップ
・ 新しい表示レイアウトを開きます.
・ Add Vectorアイコンをクリックし,Quick-Add Vectorを選択し,UNTDSTAT Project File内の
STATESオブジェクトを選択します.
・ HyperIndex Linkerアイコンをクリックし,HyperIndex Linkerウィンドウ内の[Auto Add…](自動追
加)をクリックします.
・ 既に選択されているSTATESオブジェクトを除いたUNTDSTAT Project File内の全てのオブジ
ェクトを選択します.(一番早い方法は,Alabamaを明るくして<enter>を押し,キーボードの下矢
印キーを押して<enter>を押し,そしてWyomingが加わるまでこれらの2つのキーを交互に繰り
返します.)
・ [OK]をクリックし,索引領域が選択された順序で地理的位置に現れているかどうか自動追加処
理を注意して見て下さい.
・ HyperIndex Navigatorアイコンをクリックし,Nebraskaの中央をクリックします.
・ いろいろな郡の上でカーソルを止め,DataTipに注目します.

Navigatorウィンドウを使って他の郡レベルにたどり着くことができます.

これは,索引領域が示されない良い例です.


P.11 リンクの選択と叙述
(本文)
 オブジェクトの叙述は、しばしばあまり注目されず、全て省略されたり、処理による出力全てに同
じ初期設定が採用されます。HyperIndex スタックを構成する上で、オブジェクトの叙述は重要です。
オブジェクトの叙述は,重なりのある索引領域をクリックするとLink Selectionウィンドウ内に現れ
ます.またオブジェクトの叙述は,方向矢印のToolTipや, Navigatorウィンドウで横リンクするた
めの右マウスボタンメニューの見出しとしても現れます。
 HyperIndex Linkを用いてリンクの追加や編集をする際には、もちろん叙述の変更が可能ですが、
オブジェクトがインポート、作成あるいは編集されるとき、特に以前の練習問題で説明された
Auto-Addの特徴を利用するのであれば、それを単独で叙述することに着目するべきでしょう。も
ともと前練習問題で用いられたオブジェクトは、州名の付けられた別のファイルに入っていました
が、それぞれのファイル内のオブジェクトは同じ名前と叙述("county outlines")を持っていました。
Auto Addが州名を含むオブジェクトの叙述を編集する前(上)と後(下)に行われたときに重なる
領域をクリックすると開くLink Selectionが上に示されています。この場合では、編集はAuto Add
の前にProject File Maintenance(Support/Maintenance/Project File/[Edit])で行われています。
 この練習問題のように,HyperIndex Link内での叙述変更は、リンク叙述のみを変更し、オブジェ
クト叙述は変更されません。

(右)
ステップ
・ HyperIndex Navigatorツールがまだアクティブで前の練習問題から州の郡輪郭地図が表示され
ているままで,Navigatorウィンドウ内のHome Levelをクリックします.
・ HyperIndex Linkerアイコンをクリックし,もしまだExistingアイコンが選択されていなければクリ
ックします.
・ Nebraska(又は他の州)の中央をクリックし,[Edit Links](リンク編集)をクリックし,開いている
Link Selectionウィンドウ内の[Edit]をクリックします.
・ DescriptionフィールドをNebraska county outlinesに変更します.(カーソルがタイプしたウィンド
ウの上に残っていなければいけないことを覚えておいて下さい.)
・ [OK]をクリックし,Link Selectionウィンドウ内の叙述もまた変わっていることに注目して下さい.
・ 他の望む州について繰り返します.


P.12 索引要素
(本文)
 リンクのために索引領域を描くかわりにベクタ要素を選択すれば、ベクタオブジェクトへのリンク
を確立する際の索引領域の重なりを避けることができます。最もわかりやすい索引要素は多角形
ですが、点や線にリンクを作り出すこともできます。線要素は、クリックした線に応じた,流れの中
の魚あるいは高速道路管理の情報といったような画像をもたらします。典型的な点要素のリンク
は,その場所の記念碑あるいはサービス情報を含みます。
 多角形索引要素、線付近、点索引要素をクリックすると、他の索引領域を描くのと同様に、次の
レベルに進めます。オブジェクトにリンクされた索引要素の横リンクも作り出されます。
索引領域と索引要素との1つの違いは、Show Index Areas がトグルオンされている際、に索引要
素が異なって表示されないという点です。

(左)
ステップ
・ UNTDSTAT Project File内にある元のSTATESオブジェクトの生コピーを取ります.(もし前の
練習問題でSTATESベクタオブジェクトだけを使用したならば,そのオブジェクトのコピーを取り,
Project File Maintenance(プロジェクトファイル管理)を用いてそのHYPERINDEXサブオブジェク
トを削除します.)
・ 新しい表示レイアウトを開き,STATESベクタオブジェクトの新しいコピーを加えます.
・ HyperIndex Linkerアイコンをクリックします.
・ Vecter Polygon(多角形ベクタ)アイコンをクリックし,Nebraskaをクリックします.
・ Link Selection(リンク選択)ウィンドウ内の[Add](追加)をクリックします.
・ Type(種類)オプションメニューをVector(ベクタ)に設定して[Object…](オブジェクト)をクリック
し,その州の郡輪郭地図を選択します.
・ Link Editor(リンク編集)とLink Selection(リンク選択)ウィンドウ内の[OK]をクリックします.
・ もう一つの州の概略図を選択し,ステップ5〜7を繰り返します;約5つの州(上と下のMichigan
を含む)を終えるまで,州の輪郭図を選択してリンクを追加したままにしておきます.
・ HyperIndex Navigatorアイコンをクリックし,リンクに追加した州をクリックします.
・ 全てのアクティブな方向矢印の上でマウスの右ボタンを押してオプションに注目します.

ここでの練習問題で追加したそれぞれのリンクに対してこれらのオプションを設定します.

Michigan郡輪郭図にリンクした2つの分割された多角形(上と下のMichigan)があるので,
Michiganは縦リンクの表に2回現れます.一つの方向矢印(左)で一回現れ,そのときに表示され
ている州に対応した二つの異なる方向矢印(右)でそれぞれ一回ずつ現れます.


P.13 他のリンク編集の特徴
(本文)
 PositionとScaleのオプションは、ベクタとCADオブジェクトが常にウィンドウに収まるように初
期表示されているため、ラスタとレイアウトのみにしか適用しません。PositionとScaleセッティン
グの相互作用:PositionセッティングはScaleが1Xに設定されていない限り何の影響もなくラスタ
が大きい時のみ問題になってきます。何故でしょう?それは、もしもScaleがFull Viewに設定さ
れていたら何処をクリックしようが関係ないからです;次の段階はView ウィンドウにおさまるよう
に縮尺された画像です。そして、もしもScaleが1Xに設定されていたとしてもラスタまたはレイア
ウトがViewウィンドウより大きくない限り全画像を見ることができます。

(右)
ステップ
・ 10ページで作成したスタックに戻り,Neblaska郡レベルに操縦します.
・ Viewウィンドウを600×400ピクセルにサイズを変えます.
・ HyperIndex Linkerアイコンをクリックし,[Auto Add…]をクリックし,CB_SPOT Project File内の
SPOT_PANを選択します.
・ 効果を見るためにHyperIndex LinkerとNavigatorツールを切り換えたり索引領域のいろいろな
部分をクリックして,Position(位置)とScale(縮尺)設定のいろいろな組み合わせを試してみて
下さい.

それぞれの格子状セルは独立した地図の4種類のシートにリンクされています.

下にある全ての風景は同じ地図の4種類のシートです.


P.14 メタデータ
(本文)
 メタデータは、内容、元のもの、正確さ,そして地理空間オブジェクトや他のオブジェクトの特徴や
属性を表すテキストです。”ようこそ”画面のグラフィックアーティストへの謝辞も簡単にでき,連合
する属性表の名前だけでなく投影情報や投影パラメーターも好きなだけ詳細にできます。
TNTmipsは、オブジェクトが処理するときまたはコピーされるときはいつでも,オブジェクトがサブ
オブジェクトとしてメタデータと一緒に保存することによってメタデータを管理します。
 ”ようこそ”画面、又は、索引画面とともに連合することにより、メタデータは作り出されるスタック
の使用の説明を与えてくれます。スタック内のオブジェクトと共に連合させたい叙述テキストもこの
方法で与えられます。例えば、問題のスタックが国立公園のキャンプ場だとすると、それぞれのキ
ャンプ場に特定されたレイヤーは,いくつものキャンプ場に関する情報や、その他の施設、サービ
ス、最寄りの興味深い場所などに関する情報などを含むメタデータに連合しているとも考えられま
す。

(左)
・前の練習問題で追加したSPOTレベルに操縦します.
・ SPOTレイヤーに対応するToolsアイコンをクリックし,メニューからMetadata(メタデータ)を選
択します.
・ Metadata Editorウィンドウ内のEdit / Insert Fileを選択します.
・ この冊子のためのデータとしてコピーしたMETADATA.TXTファイルを選択します.

あらゆるラスタ,ベクタ,CADやTNTオブジェクトはメタデータに連合させることができ,メタデータ
はオブジェクトが表示されているときにはいつでも見ることができます.

Metadata Editorウィンドウはこのオブジェクトに対して初めは空白です.


P.15 アトラス内のレイアウトを使用する
(本文)
 ベクタを単独で表示するよりもイメージにわたってベクタを表示をする方が、一般的により豊かな
画像を伝えることができます。HyperIndexスタック上で一度に2つ以上のオブジェクトを表示したい
ときは、事前にオブジェクトの集まりをグループ又はレイアウトとして保存しなければなりません。
必要に応じて、多様なグループを用いて、レイアウトにリンクする事も可能です。
 HyperIndex Navigatorツールが起動中の際も、レイヤーをたしたり、レイアウトの保存をするとい
った全ての表示の特徴を利用できることを念頭に置いて練習問題を進んで下さい。TNTアトラス
では無理ですが、TNTview 内のHyperIndex Navigator を用いる時にもこの能力は利用できます。

(右)
ステップ
・ SPOT画像を前の練習問題から画面上に残したまま,Add VectorをクリックしてQuick-Add
Vectorを選択します.
・ CB_SOILS Project FileからCBSOILSを選択し,CB_DLG Project Fileから6つ全てのベクタを
選択します.
・ Layout Controlsウィンドウ内でLayout / Saveを選択します.
・ レイアウトをSPOT画像と同じファイルに保存し,SPOTandOverlaysという名前を付けます.

7つのベクタが重なっていてもこの画像は1×(上)ではそれほど重くはありません.しかし,Full
View(全体表示)が表示される場合(左)やLocator(位置)ウィンドウ内にある場合(図の左)は騒
がしすぎて快適ではありません.


P.16 隠しレイヤーの使用
(本文)
 アトラスに備えたい情報量は、プレゼンテーション戦略の決定に役立ちます。たびたび地理空間
データは、単数または複数の基本画像をや色々なテーマを表す数々のベクタの上掛けを持ちま
す。
 ある1つのプレゼンテーション法は,レベルを開くとき眺めるために選択された全てのベクタ上掛
けのうちいくつかを含む様々な画面の基本画像を繰り返します。この方法は,そのようなレベルま
で操縦するとき、交通や水理といったような上掛けテーマ間から選択する気楽なユーザーに最適
でしょう。もう1つの方法では、1つのレイアウト内で1度限りで基本画像の上掛けをしますが、初
期表示では、上掛けは、隠れた状態になります。ユーザーは、どの上掛けが現在の仕事に関係あ
るかを判断しそれらを浮き上がらせます。

(左)
ステップ
・ レイアウトを前の練習問題から開いたままにして,ラスタと水関係のベクタを除いた全てのレイ
ヤーに対して Hidden / Show(View 1)アイコンをクリックします.(これをすると機能が消え,アイ
コンが灰色の影となって現れます.)
・ もしLocatorウィンドウが開いていなければ,Viewウィンドウ内のViewメニューからLocatorを
選択します.
・ SPOTラスタを除いた全てのレイヤーに対してLocatorアイコン内のHide / Showをクリックしま
す.
・ Layer Controlsウィンドウ内でLayout / Saveを選択します.

下のレイヤーだけ描写

全てのレイヤーを描写

MERLINデモアトラスは湾岸地域を覆う36の正画像を持ち,示されているように,それぞれはだい
たい同じ数だけのレイヤーの重なりを持っています.


P.17 リンクの追加と削除
(本文)
 SPOT 画像よりもより多くの領域情報を用いたレイアウト作成が済むとレイアウトを用いてスタッ
ク内の初期画像の足し置き換えが可能になります。この練習問題で用いられる手法は存在する
索引領域内でリンクを追加又は、削除するときと同様に使われます。
 以前の練習問題内で作成された複数レイヤーレイアウトを追加した後にNavigatorを用いるとき,
隠しレイヤーとFull View 又は1X縮尺といった好みに対する洞察力も得なければなりません。

(右)
ステップ
・ Previous Levelアイコンをクリックします.
・ HyperIndex Linkerアイコンをクリックします.
・ (P.13の練習問題で作成した)Dawes郡内の索引領域をクリックします.
・ HyperIndex Linkerウィンドウ内の[Edit Links…]をクリックし,Link Selectionウィンドウ内の[Add]
をクリックします.
・ TypeをSaved Layoutに設定して[Object…]をクリックし,15,16ページで作成した
SPOTandOverseasレイアウトを選択します.
・ ScaleをFull Viewに設定し,Link Editorウィンドウ内の[OK]をクリックします.
・ Link Selectionウィンドウ内でSPOT画像だけが強調されたまま,Verifyウィンドウ内の[Delete]
をクリックし,[OK]をクリックします.
・ Link Selectionウィンドウ内の[OK]をクリックし,HyperIndex Navigatorアイコンをクリックします.
・ 作成したCrow Butteレイアウトに対応する索引領域をクリックします.
・ 風景がどのように変わっているかを見るために,Hide / Unhideアイコンを使用します.

(SPOT画像と水関係(左上)だけに)操縦されてすべてのレイヤーが表示されている(左)ときに
開いているように,Viewが表示されています.


P.18 再び,構成の練習問題へ
(本文)
 P6とP7では、計画された通り必要なリンクを”ようこそ”画面と接続しました。すでにリンクされて
いる索引画面はその他あらゆるオブジェクトへリンクを確立された索引領域を備えています。索引
画面を用いて、Project File内では、10個のこのようなリンクされたオブジェクトが存在します。コ
ピー時にProject Fileに初期の名前と同じものを与えると、これらの索引領域をクリックすることに
よって次のレベルのアトラスを表示することができます。TNTアトラスは、異なる名前を持つファイ
ル内のオブジェクトは用いませんが、TNTmips又は、TNTviewを実行している際に、異なったファ
イル名が与えられている場合、プロンプトを満足させ、オブジェクトを配置する事ができます。どの
ような場合でも、オブジェクトは、そのもののオリジナル名を持たなければなりません。存在しない
オブジェクト(下記の図解で×の書かれている索引領域)の索引領域をクリックすると、プロンプト
の選択は満足しません。
 ここで明確にしておきたいのは、HyperIndex スタックの部分オブジェクトにリンクする時は、いつ
でも事前に確立された全てのリンク情報が付いてくるということです。それが、部分的な情報を含
む場合には、存在する索引領域、あるいは、全てを編集することができます。その際には、オブジ
ェクトを含む新たなスタックを開始する前にHyperIndexサブサブジェクトのコピーをつくらなければ
成りません。

(左)
ステップ
・ 新しいDisplay Layoutを開きます.
・ Add Rasterアイコンをクリックし,Quick-Add Singleを選択し,INDEX Project FileからINDEXオ
ブジェクトを選択します.
・ HyperIndex Navigatorアイコンをクリックします.
・ リンクを持っていると示されている索引領域をクリックし,次のレベルが表示された後に
Navigatorウィンドウ内のPrevious Levelアイコンをクリックします.
・ オブジェクトが位置づけできないときに何がおこるかを見るために,リンクされたオブジェクトのな
い索引領域を一つ以上クリックします.

操縦を始めた時に見るレベルがIndex画面なので,この練習問題においてはNavigatorウィンド
ウ内でHomeアイコンをクリックすると,Welcome画面よりはIndex画面に行くことが多いです.


P.19 スタックの更新
(本文)
 HyperIndex stackを更新するのに必要な技法は既に用いられました。前バーションの画像を置
換するのであれば、“ようこそ”画面は、読者が用いようとしているものとまったく同じ手順を用いま
す。リンクの追加や削除の練習問題も更新の練習です。このレイアウトでは、前のオブジェクトと
置換するために、新しい、そして、出来上がっでいるオブジェクトがありました。
 スタックの中央の画面を更新するとき、オブジェクトがリンクされている索引領域が継続してオブ
ジェクトに位置づけられるようにProject Fileとオブジェクトの名前を同じにしたいと思います。それ
は一般的には薦めることはできませんが、画面を更新する必要があってAuto Addによって単純
に作り出されないたくさんの索引領域を持つ場合には、HyperIndexサブオブジェクトは元のオブジ
ェクトから新しいオブジェクトにコピーされることができます。この処理は、元のオブジェクトと移し
替えられたオブジェクトが(オブジェクトの座標内で)同じ次元を持ち、すべての要素が多かれ少な
かれ同じ場所にあることが必要です。このコピー処理の正当な使用は、前の練習問題のIndex画
面に関連したマニュアルリンクを含む30以上の索引領域を作成したとすると、一つのラベルに誤
植エラーがあることが見つかるでしょう。もし全ての索引領域とリンクをやり直すことができたら、エ
ラーを除く気になりますが、HyperIndexサブオブジェクトはこのような場合にはどちらか一方のも
のしか与えません。

(右)
ヒント
・ リンク叙述バージョンを特定しないで下さい.そうでなければ,それらをすべてスタックの次のバ
ージョンに更新しなければなりません.(TNTアトラスサンプルWelcome画面に戻るための多く
のリンク叙述には,与えられたオブジェクトはPrototype 3から来ているのに“Welcome screen
for Prototype 2”と書かれています.)

全てのHyperIndexスタックの(索引領域がどこにあるかとか何にリンクしているかとかいった)情
報は一つのHyperIndexサブオブジェクトに納められています.このサブオブジェクトは自動的に
作成されるか,HyperIndex Linkerを使用するときに追加されます.