GIS, RS, CAD, RDB の表示・印刷用システム
TNTview
The Dynamite Map & Image Processing System
2023年1月より、TNTmips は"Datum(データム)ワークステーション"に製品名を変更しました。
TNTview (ティーエヌティー・ビュー) は、米国 MicroImages (マイクロイメージ) 社で開発されたラスタ・ベクタ一体型の地理情報システム TNTmips のGIS表示・印刷・データベース作成に限定したプロダクトです。 機能を限定することで、ソフトウェア本体の値段を下げ(TNTmipsの 約10分の1 の価格)、安価にデスクトップ・マッピング、三次元アニメーション作成、電子地図出版、その他の空間データベース管理、ビジュアリゼーションを行うことが可能です。 また、Windows 10、macOS と現在普及しているOS上で動作し、しかもどのプラットフォームを使っても同一の機能、同一のユーザ・インタフェースを提供します。 TNTview は、最も先進的で、コストパフォーマンスに優れたシステムです。
製品の紹介
TNTview は、地理空間データを視覚化し解釈するための統合された地理情報システムです。 地図に限らず、図形や図面、データベース、衛星画像、それに医学分野のスライドといった様々な情報を表わすことができます。 これらのデータは、ラスタ、ベクタ、TIN、CADそしてリレーショナル・データベースという情報として、1つのプロジェクトファイル内に格納できます。 この格納された複雑な地理空間データを、TNTmips を所有していない様々なユーザや部署、支店で確認することができます。 LANやWANを経由して、今まで作成・収集してきたたくさんのマーケティングデータ、フィールドワークデータ、GISデータ、画像データ、地図データ、データベースデータを閲覧するという点で特に有用です。 TNTview は簡単に学習することができ、あなたに、パワフルな可視化機能と対話型ツールを提供します。
検索ツール
TNTview は強力で直感的な検索ツールを持っています。 対話型の GIS 操作を実行するために論理的な空間の基準によってプロジェクトファイルに格納されたオブジェクトを選ぶことができます。またプロフェッショナルが、頻繁に使用される空間検索を前もって準備し、GISデータ中に埋め込んでおくことができます。
どこへでも持ち運べる!
フィールドでデータを確認したいとき、またGPSをつないで現在地をプロットしたいときなどにも、TNTmips ライセンスは高価で屋外には持ち出しできない!という場合が多々あります。 そんなときに TNTview が大活躍します。 ライセンスキーも、ノートパソコンで気軽に使えるUSBタイプから、屋外でなくしたり壊さないよう埋め込んでしまうPCカードタイプまで幅広く取り揃えております。
日本語メニューに切り替え簡単!
TNTview をはじめ、TNT製品の初期設定は英語となっておりますが、1つの設定を変更するだけで、簡単に日本語メニューに変更することができます。 もちろん、日本語以外の多言語にも対応しておりますので、どこの国へ行っても、その国用のTNT製品をそれぞれ用意するのではなく、たった1つのTNT製品だけでお使いいただけます。
どのコンピューターでも
TNTview は、WindowsとmacOS上で実行することができます。 しかも、1ライセンスで、WindowsでもmacOSでも利用可能です。ソフトウェアはそれぞれのマシンにインストールしていただき ライセンスキーを使用するマシンへ差し込みますと、製品版として起動できます (ライセンスキーが無い場合はフリー版のTNTmips Free として起動します)。そういった意味では1ライセンスで2ライセンスの価値がありお買い得です。さらに、すべてのプラットフォーム上で同一のユーザインターフェース(X-Window)を持っていますので、操作手順に違いはありません。 macOS ではアップルのX11環境を使用します。Windows上の TNTview は、ウィンドウズ・デスクトップまたはMicroImages 独自の X-Window(MI/X) を使用します。
- Windows 10 [マイクロソフト]
- macOS [アップル]
データの共有
インターフェースと同様に、地理空間データを格納するプロジェクトファイルも、すべてのプラットフォームで共通となっています。 例えば、Windowsで作成したGISデータをネットワーク経由でmacOSにコピーしても、とくに意識することなく、自由にデータ交換を行うことができます。
TNTviewのメニューと機能
表示機能
- ベクタ/CAD/ラスタ/TIN/データベースのレイヤを重ねて表示
- ポリゴンなどの各要素にデータベース属性を与える
- 大きなデータでも、拡大/縮小/スクロール自由自在
- トポロジ構造を持ったベクタデータの利用
- 様々なデータタイプ(整数/実数/虚数)の画像利用
- 多角形や楕円などの形状を定義されたCADオブジェクトの利用
- 地表面操作の機能用TINオブジェクトの利用
- JPEG2000, TIFF/GeoTIFF, シェープ, マップインフォタブ, ECW, MrSID などを直接利用可
- 属性データベースの検索による重ね合わせのコントロール
- 検索によって選択された属性をマップ上にプロット
対話処理
- 画面上でCADデータの簡単作成(スケッチ機能)
- 画面上で簡単計測(面積/長さ/方位など)
- 画面上でGPSの位置をプロット
- 表示しているデータの座標範囲を表示
- 必要な座標に表示切替え
- 座標変換用の座標電卓
- ラスタのDN値を数値として表示
- ラスタヒストグラムと相関ヒストグラムを表示
- 標高データはすぐに陰影図表示可能
座標管理
- 独自の座標系で座標付けが可能
- 地図投影法を用いて座標付けが可能
- ダイナミックに異なる投影法のデータを重ね合わせることが可能
- 地図投影法を統合したり、向きの変更が可能
- 地図投影法の選択と変換
デザインツール
- ポイント、ライン、ポリゴン境界のスタイル作成
- ポリゴンに透明化パターンを塗りつぶし
- 属性テーブル用のスタイル定義
- ラインと塗りつぶしのパターンエディタ
- イメージコントラストとカラーバランス調整
その他
- 現在のヘルプを提供
- マニュアルはすべてオンライン・マニュアル
- 様々なシステム(Windows / macOS)やネットワークで利用可能
- すべてのシステムでインターフェイスが統一
- TNTプロジェクトファイルは、すべてのOSで共通利用可能
- 1つのコストですべてのシステムに供給可能
- 無料ブラウザ TNTatlas プロダクト付属
TNTmips は、あなたを待っています
TNTmips は最も技術的に進んだ、使いやすい専門家のための地理情報システムです。他の GIS で TNTmips の機能を実現するためには、複数のしかも高価格なシステムが必要になります。しかも統合化のための複雑な問題、高価な別売オプション、インタフェースの問題、学習時間、必要な装置、ドキュメント、更新スケジュール、コストなど様々な問題と格闘しなければなりません。MicroImages社とオープンGIS社はフルセットのドキュメンテーション(PDF)とテクニカル・サポートを提供します。オープンGIS社経由で、組立調整、TNTmips のインストール、新しいコンピュータを入手することもできます。個別またはグループによるトレーニングを、弊社および MicroImages社、ユーザ・サイトでも提供いたします。
最後にユーザーであるみなさまのアドバイスは TNTmips の発展において極めて重要です。TNTmips が、最も進んだ画像処理、GIS、およびデスクトップ・マッピングの統合システムとして確たる位置を維持してきたのは、ユーザーのみなさまが一貫して MicroImages社を支えてきたからです。今後とも、どうぞお気軽にご意見・ご指摘いただけると幸いです。
TNTmips, TNTlite, TNTsdk, TNTview, TNTedit, TNTatlas, TNTsim, HyperIndexは、MicroImages社の商標です。
登場する社名及び製品名はそれぞれ各社の商標または登録商標です。
本カタログの内容は、製品改良のため、予告なしに変更する場合がありますので、予めご了承下さい。