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VirtualTNTDesktop
バーチャル・ティー・エヌ・ティー・デスクトップ

画面が狭くてメニューや画像があふれてしまったこと、少なくないですよね。

 そんなとき、ディスプレイが2画面あったらなあ、と思いませんか。
Windows 版 TNTmips の X-Desktop モードでは可能です。それも、2画面どころかメモリの許す限り広大なディスプレイを仮想的に使うことができます。

 その使い方について説明しましょう。








本ページ作成時の環境は Windows XP(TNTmips 6.8)

このページ内の 目 次
@設定
画面の大きさを指定
Aテクニック
素早く画面切り替え
B必要なメモリ
64Mでも大丈夫か?




 

設定

X-window の設定を行います。
このなかで、仮想的なデスクトップの広さを指定することができます。

設定が終わったら、一度TNTmipsを閉じて、再度起動。
これだけです。


▼まず、TNTmips を起動しまして、タスクバーの右端にあります [MicroImages X Server] インジケータを右クリックし、[Preferences] メニューを選択してください。




▼すると、MicroImages X Server Preferences ウィンドウが現れます。ここで Workspace Size: 欄をクリックして 拡大したいサイズを選択してください。

 メモリが64Mでしたら Double Screen width がお勧めです。128M以上あるのでしたら、迷わず Double height and width を選んでください。勿論 User defined で好みのピクセルサイズを指定してもかまいません。


選択したら OK ボタンをクリックし、一度 TNTmips を終了します。



▼再度 TNTmips を起動します。するとこのように右下あたりに見慣れないウィンドウが現れます。現れない場合は申し訳ありませんが、もう一度画面サイズを小さくしてから実行してみてください。






 

テクニック

マウスで操作するよりも、
ショートカットを使いこなしたほうが何かと便利です。
ちょっとしたことですが、
効率よく作業が進められるので、
是非覚えてください。



▼新しく現れたウィンドウを眺めてみましょう。

 この Workspace Overview ウィンドウ全体が仮想デスクトップ全体に相当します。その中に赤い枠で囲まれているのが、実際に画面上に映し出されている範囲。この例では通常の4倍の大きさに設定されているのがわかります。




▼赤い枠をマウスでドラッグすると、表示画面が移動します。




▼Overview ウィンドウ内の ミニウィンドウを移動させたい場合は、Shift キーを押しながらマウスでドラッグです。




▼X-window と Workspace Overview は Ctrl + TAB キー でアクティブを切り替えられます。
もし、文字を入力中に TAB が使えなくなったときは、Workspace Overview ウィンドウに切り替わっている可能性があります。そんなときも Ctrl + TAB キー でX-window をアクティブにしてください。




▼Workspace Overview の赤枠[表示画面]を移動するには、矢印 キー で切り替えられます。このとき勿論 Workspace Overview がアクティブになっている必要があります。





 

必要なメモリ

メモリをそんなに積んでいないが、
大丈夫なのだろうか?

そんな、作業に適したメモリ環境についてお答えします。


▼透明化の処理を行う場合、次のサイズが適当です。

64Mbytesの場合 ・・・・> 2倍(縦2倍 か 横2倍)

128Mbytesの場合 ・・・・> 4倍(縦横2倍)

256Mbytes以上の場合 ・・・・> 4000×4000 pixcel 以上



▼24 bitカラーで実際に消費するメモリは

 ピクセルサイズ   透明処理不可   透明処理可 
2000×2000 16Mb 28Mb
3000×3000 36Mb 63Mb
4000×4000 64Mb 112Mb






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2003.11.21更新

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