読んで字のごとし、ピクセルがファイル中に画像の行、列の配列の形で配置しているラスタ形式。480行(ライン)、512列(カラム)のラスタデータならば、レコード数480、レコード長512バイトのファイルになります。1ピクセルで通常、1バイト=8bit=256階調を表します。
弊社がチュートリアル用サンプルデータとして添付している富士山の画像はシンプルアレイです。TNTmipsでインポートする時は、パラメターとして行数および列数を与える必要があります。
シンプルアレイのデータは、ファイルの拡張子を「.RAW(汎用フォーマット)」とすると、Photoshopで開くことができました。
Photoshopでは、表示する際に画像情報が表示されます。
日本気象協会が販売しているNOAAのAVHRRのデータも単純配列でインポートできました。
買ってきた画像のフォーマットがよく分からなかったら、まずはPhotoshopで.RAWを付けて開いてみるのがよさそうです。
上で1ピクセル=1バイトと書きましたが、DEMのデータ(標高のメッシュデータ)のように1ピクセル=2バイトで表されるデータもSimple Array形式で読み込めます。TNTmipsのImport,Raster,Simple Arrayで、データタイプを「符号付き(あるいは無し)16bit整数」にしてください。
PhotoshopはここではWindows版日本語4.0Jを使用しました。
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