1998.11.9
TNTmips V5.9
画像の幾何補正
自動リサンプル処理
Process/Raster/Resample/Automaticメニューで行う。
GCPポイントを使用して画像内部の歪み除去や変形を行う。
1.自動ラスター・リサンプリング・ウィンドウ
- Model 幾何変換モデル
- Resample 出力セル値の内挿法
- Scale 出力ラスタの形式を指定(セルサイズ、ラスタサイズ他)
- Orient 出力ラスタの向き
- Extents 出力ラスタの範囲
2.入力地図投影の向きに変換する
- セルの水平方向のラインが入力の座標系のX軸と平行になる。
- セルの垂直方向のカラムが入力の座標系のY軸と平行になる。
3.別の地図投影に変換する
4.参照ラスターへの変形
ScaleメニューからMatch Referenceを選ぶ
5.出力範囲およびラスターサイズの設定
6.方向を変える
7.セル値の内挿方法
周囲の入力セルから計算する。
- Nearest Neighbor.....一番近い入力セルを使用。セルの値が不変。クラス・ラスタなどに適す。
- Bilinear Interpolation..... 4個の近接入力セルの重み付き平均。重みは線形距離。より小さいセルサイズにリサンプルする時有効。
- Cubic Convolution..... 4x4のセルから計算。重みは非線型。より大きいセルサイズにリサンプルする時有効。
8.幾何変換モデル
- アフィン変換
- 平面投影(遠近法)…飛行機から撮影した場合で、比較的平坦な場所
- 多項式変換…..2次….半径方向のレンズの歪み、高緯度での地球の曲率、広範囲での衛星シーン
- 区分的アフィン…..各GCP点はエラーなしと想定。三角網で接続。各三角形に対してアフィンを計算。