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HTMLclientWebGIS
エイチ・ティー・エム・エル・クライアント で ウェブ・ジー・アイ・エス

Web GIS という言葉を
聞いたことがありますか?

 膨大な地図データを多くの方へ配信するときに便利なインターネット技術のひとつです。

 TNTmips 用 WebGIS ソフト「TNTserver」へ、インターネット・エクスプローラーやネットスケープ・ナビゲーターでアクセスする簡単な方法について紹介しましょう。


本ページ作成時の環境は Windows Me(TNTmips 6.5)

このページ内の 目 次
@サーバーへアクセス
ネットに繋げてGIS
A操作方法
どんな機能が用意されているか
B面積を測ってみる
使用事例




 

サーバーへアクセス

まずは試してみるのが一番です。
マイクロイメージ社が紹介している、
いくつかのサーバーにアクセスして
インターネット上で地図を閲覧してみましょう。


▼マイクロイメージ社のホームページから辿っていくと、TNTserverにアクセスするためのいろいろなツールについて紹介ページがあります。
http://www.microimages.com/testserver/



▼次に、HTML atlas client の解説ページへ行ってみましょう。ここには使い方と公開している TNTserver へのリンクがあります。
利用できるブラウザは、できる限り次のものを使用してください。

 ●Netscape 6.0 以降 もしくは
 ●Internet Explorer 5.0 以降 (Mac の場合はver.5.5以降)


http://162.40.89.245/TNTservlet/index.htm




▼では、左側にある紹介リンクをクリックしましょう。今回はオーストラリアの「SRS:Southern Remote Sensing 株式会社」が作成したサーバーへ行ってみましょう。クリックするとちょっと小さめの新しいウィンドウが開いてなにやらデータを読み込み始めます。

うまく表示されたら、次の作業へ移りましょう。





 

操作方法

サーバーにアクセスしたら早速閲覧してみましょう。

任意の倍率で表示することは勿論、
各レイヤー・各オブジェクトごとの表示設定
簡単な距離・面積測定などがブラウザ上で可能です。



▼全体はこんなカンジ。
左側にコントロールパネル、左下に全体の概観、右が地図表示メインフレーム。



▼タスマニア島を拡大表示してみました。
網目状に道路が発達しているのがわかります。





▼それでは、少し機能の説明をしましょう。まずは左のパネル。


【凡例】 【レイヤーコントロール】 【計測】 【検索】



▽例えば検索パネルを開くと、このような形でベクタデータに含まれる属性テーブルのフィールドを指定することができ、条件式を入力して検索をかけることができます。




▼次に、表示された地図をマウスで操作するためのアイコン。
目的の場所へたどり着くためによく使います。


【ナビゲータ】 【虫眼鏡】 【詳細】 【ペン】



▽虫眼鏡アイコンは 通常拡大機能ですが、Shift キーを押しながら操作すると縮小機能となります。
また、Alt (もしくは Option) キーで倍率無変更となり、単なる移動ができます。



▽詳細アイコンを押して画面上でクリックすると、このような情報がでてきます。
これは、とあるポリゴンをクリックしたときのものです。




▼地図画像をブラウズするための基本的なツール


【再表示】 【ホーム】 【進む】 【戻る】 【停止】 【縮小】 【全体表示】 【等倍表示】 【印刷】 【お気に入り】 【ヘルプ】



▼8方向へ画像を移動するコントロール・ボタン





▼下に表示されているスケールは、矢印をクリックすると、メートル・マイル単位を変換してくれます。







 

面積を測ってみる

単に見るだけでは、あまり面白くありません。
せっかくGISデータとして座標情報を持っているのだから
実用的なことに使いたいものです。

そんなわけで、ちょっと面積を測ってみましょう。


▼空中写真オルソ画像のハイパーリンクをたどり、拡大していくと、こんな農家がみれます。
池が見えましたので、この池の面積を計測してみましょう。




▼左上の【計測】ボタンを押して画面上にポリゴンを書いてみます。ラインやポイントなどを描くときは、ペンアイコンを押して何を作成するのか指定してください。通常は、ポリゴンが選択されます。





▼ダブルクリックするとポリゴン完成。
周囲長と面積の計算結果が左側に表示されます。単位の変更は、Unit ボタンで指定してください。




以上で、簡単な WebGIS の利用方法を感じていただけたと思います。

 現状の通信速度では、まだまだ遅いと感じられるかもしれませんが、ADSL や FTTH といった ブロードバンドの普及と共に、その価値もどんどんと高まっていくと思われます。ということは、サーバーやコンテンツの準備はもうすぐにでもはじめる必要がある、のかもしれません。

 オープンGISでは、WebGIS でのデータ配信を、今後とも積極的にサポートしていきたいと考えております。





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2001.6.26更新

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