EXCELデータをラスターとして
|
このページ内の 目 次 |
●Excelからの出力 textファイルを作成します |
●Mipsでインポート mipsを起動してインポートします |
●確認 表示して確認します |
Excelからの出力まずは、表計算ソフトの代表格であるエクセルから、データを出力します。 特に、エクセルでなければならないというわけではないのですが、 ほとんどの方がエクセルを使われているため、 今回はエクセルを用いて説明します。 ▼はじめに、エクセルを起動して、下のように数値を入力します。 面倒くさい方は、上記の配列をコピーし、「形式を選択して貼り付け」を選択して「テキスト」としてセルに貼り付けると、一瞬で入力作業が終わります。 ▼このデータを、ファイル / 「名前を付けて保存」 から、 ファイルの種類を「テキスト(スペース区切り)」を選び保存します。 (実は、TAB区切りでも対応します) ▼Windowsのアクセサリのメモ帳で見るとこんな感じ。 ▼これで、エクセルからのデータの出力は終了です。 |
Mipsでインポート先ほど、エクセルで作成したスペース区切り (TAB区切りも可) のテキストファイルをmips のインポート機能を用いて、読み込みます。 ここで、用意しておくことは、インポートするファイルの数字の並びが、 縦横、何行何列であるかということだけです。 では、はじめましょう。 ▼TNTmipsを起動して、Process/Import/Exportを選択します。 ▼入出力用ダイアログが現れるので、Import(右上), Raster(左上)を選択して、 中央に表示されているリストの中から、「ASCII text format」をクリックし、 左下の「Import」ボタンを押します。 ▼どのファイルを読むか、聞いてくるので、 先ほどエクセルで作成した、スペース区切りのテキストファイルを選択します。 ▼次に、パラメータのダイアログが現れますので、 Lines に 7 、Columns に 5 を入力します。 ▼以上で、パラメータの入力は終了したので、「Import」ボタンを押します。 ▼最後に、出力のプロジェクトファイル名とオブジェクト名を与えます。 適宜、適当な場所(たとえば、デスクトップなど)に 新規プロジェクトファイル とオブジェクト を作成すると、 自動的に処理が行われます。 ここで、エラーが発生したら、 ●Lines と Columns の数値が間違っていないか? ●データファイルに余計な文字や空白行が含まれていないか? ●セパレータ(文字を区切っているもの)がスペースやタブになっているか? を確認してみてください。 |
確認エラーメッセージもなく処理が終わったならば,ほぼ作業は完了です。が、 念のため、データを開いてみて、確認してみましょう。 たまに、データが空であったり、保存した場所を見失うこともあります。 一応、念には念を入れ... ▼インポートが終了したら、 Display メニューの Add Raster / Quick-Add Single で表示します。 縦7ピクセル、横5ピクセルのラスタが現れているはずです。 ▼どうでしょうか?イメージどおりの画像が描けたでしょうか? お疲れ様でした。 このあとは、幾何補正など、各自行いたい作業へと進んでください。 |
2001.5.1更新 |
|