緯度経度などの座標情報や属性情報がテキストファイルなどである場合、以下の方法でTNTmipsへ読み込めます。Dbaseファイルへの保存が味噌です。
1.サンプルデータとして、世界の火山に関する情報を含むテキストファイルを使用させてもらいます。
(http://www.nmnh.si.edu/gvp/volcdata/)
Windows95のワードパッドで開いたところ。
この中には火山の名称や国名、緯度、経度などの情報が含まれています。緯度、経度を点データの位置をあらわすX,Y座標として使用します。他の情報は属性情報として取込みます。
(注意)座標が43.250 Sという風に与えられている場合は、取込む前にエクセルなどで、-43.250のように数字で扱えるようにしておきます。
2.エクセルで開きます。
3.1行目にラベルを追加しました。これはTNTmipsに取込んだ時、テーブルのフィールド名になります。
4.DBASEファイルに保存するため、保存する範囲をドラッグして反転させます。
5.別名保存を選び、DbaseIVの形式で保存します。
6.TNTmipsを起動します。「処理/インポート/エクスポート」メニューを選択。
7.「インポート、ベクタ、DATABASE」を選びます。「選択」ボタンを押す。
8..次のウィンドウが出ます(あるいは英語)。
9.DBASE IVなので、データベース形式はそのまま。「データベース」ボタンを押し、先ほどのDbaseファイルを入力ファイルとして選択します。
10.次に、「投影法」ボタンを押して、座標の投影法を指定します。今の場合は地理座標(緯度経度)です。
11.「xカラム」「yカラム」ボタンを押して、x座標にする項目、y座標にする項目をそれぞれ選びます。
12.座標軸の正方向を選びます。
パラメター設定後の画面
13.「インポート」ボタンを押して、出力プロジェクトファイル、ベクターオブジェクトを指定します。取込みが開始します。
14.終了は「閉じる」ボタンを押します。
15.ちゃんと取込めたかインポートしたデータを表示して確認します。
インポートした点ベクター
インポートしたテーブル
(C)オープンGIS