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環境保全基礎調査データの Import
しぜんかんきょう ほぜんきそちょうさ データ の イ ン ポ ー ト

 
「緑の国勢調査」って知ってますか?

 本当は「自然環境保全基礎調査」という名称ですが、環境省が5年おきに日本全国の地形、地質、植生、それに野生動物の調査を行っている貴重な資料です。
この自然環境情報がデジタルデータとして無償で公開されておりますので、そのインポータを作ってみました。

データの使用条件については、環境省自然環境局生物多様センターさんのサイトをしっかり読んでくださいね。



環境省 自然環境局 生物多様センター
自然環境保全基礎調査



This Information was checked by Windows XP (TNTmips 6.5/6.6/6.7)
●1. ダウンロード
SML をダウンロード
●2. インポート
SML を実行してインポート
●3. データを見てみる
mips は全国一括、lite はサイズ限定





 

  ウ ン ロ ー ド


 自然環境保全調査データは、カンマ区切りのテキストファイル(CSV形式)で配布されております  まずは、インポート用ツールを下のダウンロードしましょう  



▼自然環境保全基礎調査データインポート SMLのダウンロード

ロッピーマークをクリックしますと、自然環境保全基礎調査データのインポータがダウンロードできます。

2002.11.19 ver1.0 作成
2004.03.29 ver1.1 処理状況を表示する機能追加
2004.06.29 ver1.2 西に1ピクセルずれるバグを修正

  JIBIS_Importer_v12.sml


は TNTmips のインストールフォルダ(デフォルトは C:\Program Files\MicroImages\TNT○○) の中にある、sml というフォルダを指定してください。

 





 

  ン ポ ー ト


 ダウンロードした SML を実行すると、あとは必要な情報を自動的に聞いてきます  ファイル名や出力先を指定したらあとは待つだけ... とっても簡単です



▼Process/S M L/Run... を選択

TNTmips を起動しましたら、メインメニューより Process/S M L/Run... を選択します。 すると Select Files ウィンドウが現れます。

 



▼SML ファイルを開きます。

Select File ウィンドウがでてきましたら、JIBIS_Importer_v10.sml ファイルのある場所まで移動して選択後、OK ボタンを押します。

ダ階層間の移動には、右上にあります Go To ボタンや、Up One Level ボタンを使うのが便利です。

 



▼左端の SML ボタンを押せば実行!!

SMLファイルを読み込むと、5個のボタンが現れますが、
TNTmips をお使いの方は、一番左側のボタンをクリックしてください。
TNTlite をお使いの方は、左から2番目のボタンをクリックして下さい。
これで自動的にインポータが実行されます。

 



▼Welcome ウィンドウ現る

Welcome ウィンドウが現れますので、OK ボタンを押しましょう。

 



▼自然環境保全基礎調査ファイルの指定

Select File ウィンドウがでてきます。 ここでは、インポートする CSV ファイルをひとつ選択します。 選択(黒枠で囲む)ができましたら OK ボタンをクリックしましょう。

 



▼座標系の指定

使用する座標系の設定を行います。 といってもファイル名についています2次メッシュコードから自動的に座標を与えますので、通常は下の画面のように SYSTEM... を Latitude/Longitude に、Datum... を Unspecified もしくは Tokyo - JAPAN など必要に応じて設定してください。

 



▼保存先フォルダの指定

、Select Folder ウィンドウが現れますので、出力先フォルダを選択してください。選択したフォルダの中に、インポートファイルが保存されます。

 



▼準備はいいですか?

ほぼ設定は終了です。あとは、Yes ボタンを押すと処理が始まります。

 



▼「完了しました!!」と表示されたら処理終了

メッセージと共に、保存ファイル名や保存オブジェクト名が現れますので、忘れないうちにメモしておきましょう。おつかれさまでした。

 





 

  ー タ を 見 て み る


 ちゃんと CSV ファイルがインポートされたかどうか、確認してみましょう  とくに、mips用と lite用でインポート範囲がどうちがうか比較してみましょう...



▼Display 機能を選択!!

ートしたデータを表示するには、メインメニューより Display/Spatial Data... を選択後、New 2D Group ボタンをクリックします。 すると下のように Group Controls ウィンドウと Group View ウィンドウのペアが画面上に現れます。

 



▼Controls ウィンドウで Add Raster ボタンをクリック

Group Controls ウィンドウにずらっと並んだボタンの中から Add Rasterボタンをクリックして Quick-Add Single... を選択しましょう。


 



▼ファイルの名前は JIBIS_DATA.rvc

Select Objects ウィンドウがでてきましたね。 それでは先ほどインポート作業で指定した出力先のディレクトリの中へ移動しましょう。 そこには JIBIS_DATA.rvc という名前の RVC ファイルが生成されていると思います。

RVC ファイル名をダブルクリックして中を開くと、Vegitation という名前のラスタ・オブジェクトが見つかります。 このオブジェクト名をダブルクリックして、右側にある Selections の枠内に指定されましたら、下にあります OK ボタンをクリックします。

 



▼これで表示完了!!

ですか? TNTmips モードでインポートした場合は、下のように表示されます。 うまく表示されない場合は、再度インポートを行ってみてください。

 



▼色を付けると見やすくなります

ロでは、あまりよくわかりませんので、簡易的に色を付けてみました。それぞれの色が、異なる種類の植生を意味します。

 



▼TNTlite モードではこのように!!

TNTlite の場合、ひとつのデータサイズに制限がありますので、TNTlite モードでは、1次メッシュが縦横7×7という範囲でインポートします。ちょうど北海道全域が収まる範囲です。

 



▼群落コードが 32bit 符号付き整数として...

落のコードを、32bit の 符号付き整数値に置き換えて、ラスタに割り振っています。ですので、頭文字や末尾になどの文字がある場合は、その情報を無視します。

 



▼群落のコードテーブルは sml の中!!

−ブルや自然度コードテーブルなどは、JIBIS_Importer_v10.sml ファイルの中に組み込んであります。将来的には、インポートしたデータと自動的にリレーショナルデータベース構築まで自動処理することを目標にしています。

 





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2004.06.29 更新

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