本説明書は、MacintoshまたはPowerMacintoshにTNT製品をインストールするためのガイドです。不明な点については、同梱の英文リリース・ノートまたはインストール・ガイド(白バインダ)あるいは弊社までお問い合わせ下さい。

稼働環境


・数値演算コプロセッサを持った68040またはPowerPCマッキントッシュ。パフォーマンス上、できるだけ高速のCPU(PPC 603eまたは604e、200MHz以上)のPowerMacをお勧めします。 [後述の附録(MacとPCのパフォーマンス比較)参照]

・MacOS 7.5.5以降をご使用ください(MacOS7.5.5は7.5.3より35%またはそれ以上にパフォーマンスが上がっており、かつ安定しています)。

・TNTmipsを起動する時は、最小限の機能拡張ファイルをご使用ください(10%程度パフォーマンスが良くなります)。

・メモリー・サイズ  最低16MB、できれば32MB以上

・ハードディスク容量 200MB以上

・推奨ソフトウエア
  RAM Doubler 2(実メモリの容量にかかわらず使用を推奨)
  Speed Doubler 2(起動時間を短くします)

ライセンス・キーの接続


マッキントッシュ版を購入されたお客様は、ADB(Apple Desktop Bus)ポート用のライセンス・キーが白のバインダの中に同梱されています。これをマウスとキーボードの間に挿入して下さい。接続後、マッキントッシュを再起動します。

ワークステーション版を購入されたお客様は、ワークステーション版のキー(シリアル・キー)を使って、マッキントッシュにTNT製品をインストールすることができます。
この場合は、キーをマッキントッシュのモデム・ポートまたはプリンター・ポートに接続します。接続の際、25ピン-マック・シリアルポート用の変換ケーブルが必要です。

CD-ROMのセット


TNTmipsの2枚のCD-ROMのうち、Aと書かれたディスクをCD-ROMドライブにセットします。

TNT製品のインストール


1.CD-ROMのアイコンをダブルクリックして開きます。

2.Installerをダブルクリックします。

3.License Optionsと題したウィンドウが現れます。Install TNT Professional Productsの前のラジオボタンを押されているのを確認して、OKボタンを押します。



4.次にTNTinstallと題したウィンドウが現れます。インストールする項目(フィーチャ)の先頭にあるチェックボックスをチェックします。ここではハードディスクから実行するようにインストールしますので、以下のようにチェックします。



その他の項目としては、以下のものがあります。

・Online Reference Manual オンライン・マニュアル
・Illustrations for online reference manual イラスト・データ
・Reference Manual(Word Format) MS-WORD形式のオンライン・マニュアル
  (英語版MS-WORDで読み込み可)
・Sample data for TNTlite TNTlite用サンプル・データ
・Sample data for professional TNT products TNTmips用サンプル・データ
・Sample SML Scripts サンプルSML
・Enable Software Options オプションなどを追加する時に使用

ここではEnable Software Optionsを除いて、チェックします。

(注)Enable Software Optionsはチェックしないで下さい。インストーラが途中で停止することがあります。
インストール先のフォルダ名は「Select Folder」ボタンで指定します。
Installボタンを押します。

5.どのポートにキーが接続されているか聞いてきます。接続されているポートを選択し、OKボタンを押します。



以下、画面の指示に従います。インストールにかかる時間は、PPC 604e(225MHz)、8倍速CD-ROM で約7分です。

6.インストールが終了すると、次のメッセージが表示されます。



Quitボタンを押します。

以上により、インストールは終了です。ディスクにTNT products というフォルダが作成されました。



TNTmipsの実行


TNT products フォルダのTNTmipsアイコンをダブルクリックします。

チュートリアル補足説明


チュートリアルにおいてマウスの右ボタン・クリックは、Macintoshではコマンドキー+マウス・クリックに対応します。なお、このキーの組み合わせは、TNTmips起動後のタイトルバーのFile/Preferencesメニューにより変更することができます(Button 3)。
またチュートリアルのサンプルデータはフロッピー(2枚)に入っており、CompactProの自動解凍ファイルです。フロッピーを開き、tutor1とtutor2のアイコンをダブルクリックし、解凍してからご利用ください。



附録.MacとPCのパフォーマンスの比較


・68xxxチップのMac.................... 同じMHzのIntel 386のPCより遅い
・PPC601のPowerMac............... 同じMHzのIntel 386のPCとほぼ同等
・PPC603のPowerMac............... 同じMHzのIntel 386と486のPCの中間
・PPC603eのPowerMac............. 同じMHzのIntel 486と586のPCの中間
・PPC604のPowerMac............... 同じMHzのIntel 586(P5; Pentium)とほぼ同等
・PPC604eのPowerMac............. 同じMHzのIntel 686(P6; Pentium Pro)とほぼ同等



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