Subject: [ts-mag:00048] OpenGIS Mail Magazine for T.S.U 【第 43号】
Date: Fri, 12 Apr 2002 10:00:17 +0900
From: Taichi FURUHASHI
OpenGIS Mail Magazine for Technical Support Users 2002/4/12
Keywords: OpenGIS,TNTmips,Color Palette,Transparency,getstart
オープンGIS
テクニカル・サポート専用メールマガジン
第43号「 カ メ レ オ ン 色 は ど ん な 色 ？ ？ 」
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株式会社 オープンGIS
例えば、標高ラスタ(DEM)を表示したりするとき、
どのような色で表現するとデータが見やすいか悩むことがあります。
とりあえずグレースケールでいいやと、
デフォルトのまま白黒表示で済ませてしまうことが多いかと思いますが、
せっかくですので、既に用意されている配色を利用して、短時間で効果的
な色付けをしてみてはいかがでしょうか？
現在 TNTmips ver6.6 で使用可能な色づけ(カラーパレットといいますが)
は全部で43パレット。無理やり主観的に分類してしまうと...
●シンプル系
Grayscale Red Linear Green Linear Blue Linear
Black-Blue-White Black-Red-Orange-White
Black-Green-White Black-Red-Magenta-White
●虹配色系
Rainbow 1 Rainbow 2 Rainbow 3 Rainbow 4 Rainbow 5
Rainbow Steps (16-level) ChromaDepth3D
(Eos-A Eos-B Magenta-Red Striped)
●多色グラデーション系
Black-Green-Red-Blue-White Black-Blue-Green-Red-Yellow
Black-Blue-Red-Yellow-White Black-Red-Green-Blue-Black
Black-Green-Blue-Magenta-White Black-Blue-Red
White-Blue-Orange Blue-Cyan-Green-Red
Red-Magenta-Blue-Green-Orange Red-Blue-Green-White
White-Cyan-Green-Red
●ストライプ系
Magenta-Red Striped Blue-Orange Striped
Eos-A Eos-B
●どぎつい系
Stern Beach Chameleon Nature Painted Desert
Stained Glass Plasma Coral Reef Rain Forest
●地図表現系
Desert Mountains Earth Tones Green to Brown
●ランダム系
Random
カラーパレットの一覧はこちら
http://www.opengis.co.jp/htm/basic/color_palette.htm
ここまでたくさんあると、迷ってしまいますね。
時間があれば、じっくりとパレットを選び、必要に応じて細かく修正する
ことも可能かと思いますが、なかなかそこまで時間を割くことも難しいか
と思います。
そこで、30秒で決める古橋流パレット選択方法をご紹介しましょう。
もしラスターデータが
・標高DEM だった場合 >>> Earth Tones
・土地利用などの分類ラスタだった場合 >>> Random
・連続量だった場合 >>> Rainbow 4
これだけです。
最適パレットではないかもしれませんが、少なくともハズレません :-)
ハズレるってどんな色？？？
と思われるかもしれませんが、そうですね... 例えばカメレオン色。
興味をそそられてしまう名前ではありますが、実際あてはめてみると
こんな色...
これはこれで、個性があって良いかもしれませんが、
ほとんどの方は「やめておこう...」と思われるのではないでしょうか。
また、たったこれだけでは使いたいパレットがない!! という方は、
どうぞ実用的な、もしくは独創的なパレットを作ってください。
そして、もしあなたの作ったオリジナル・カラーマップができましたら、
弊社までご提供いただけませんでしょうか？
できるかぎり、デフォルト・パレットとして採用いたしまして、
ユーザー皆さんが、より美しい図を描けるよう共有できたらばと
願っております。
今週のプチ・テクニック
"""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""
"
" カラーパレットで色づけした標高ラスタ(DEM)画像を、
" より格好良く表現するテクニックをひとつ。
"
"
" コントロールパネルで、DEM を開いた(Add した)作業を、もう一度
" 行い、まったく同じ DEM を２レイヤ表示します。
"
" まずカラーマップは、上のレイヤに Earth Tones、下のレイヤに
" Grayscale をあてはめます。
"
" 次に、下のレイヤを陰影図にするために、Toolsボタン/Controls で
" Options タブの Relief Shading をオンにします。
"
" 最後に上のレイヤも、Toolsボタン/Controls で Options タブへ移り
" Transparency: 欄に 30(単位は％)と入力してＯＫボタン。
"
"
" これで Earth Tones のカラーパレットで、
" 地形の起伏が加わり見栄えが良くなります。
"
" 比べてみるとこんな感じ(左：通常 右：プチテク)
"
" 
"
"
"""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""
New Things 最新情報
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=
= 日本語テキスト一部を更新しました
= http://www.opengis.co.jp/htm/getstart/getstart.htm
=
= 今回のテーマでしたカラーパレットの一覧サイト
= http://www.opengis.co.jp/htm/basic/color_palette.htm
=
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バグ・トラブル情報
???
??? 設定したパレットを読みにいかない...
???
??? 一度カラーパレットを設定したのに、再度表示したときには、また
??? グレースケールに戻ってしまった...
???
???
??? そんなときは、次の２点をご確認ください。
???
??? ●確認その１：カラーパレットをラスタの下に保存していますか？
??? ラスタデータのサブオブジェクトとして、カラーパレット・オブ
??? ジェクトを保存しておかないと認識しません。
???
??? ●確認その２：Raster Layer Controls で選択されてますか？
??? Raster Layer Controls ウィンドウの Object タブにて
??? Color Palette:欄 が None や User-Defined になっていましたら
??? 保存してあるカラーパレット・オブジェクト名に変えましょう。
???
???
??? これで、毎回カラーパレットを設定しなくても大丈夫です。
???
???
???
今週の話題 on メーリングリスト
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~ 今週はとくにありませんでした。
~
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メーリングリストに参加されたい方は、
info@opengis.co.jp までご連絡ください。
弊社からの対応は バグ対応と、新製品告知のみですが、
ユーザーさまの間での情報交換の場として
多くの方に利用されています。
☆☆☆ バ ー ジ ョ ン ア ッ プ が 年２回 と な り ま し た ☆☆☆
いままでの年３回バージョンアップから年２回に変更されました。
同時に、年間バージョンアップ契約も、150,000円で２回分となりました。
前倒しで購入されていた分に関しましては、３回としてカウントされます
が、今後申し込まれた方は、２回分としてカウントされます。
また、今まで新規購入の際に１回分のフリーアップグレード・サービスが
ありましたが、こちらのサービスもなくなりました。
新規購入された場合、そのバージョンのみの対応となります。
わからない点などありましたら、
info@opengis.co.jp までご連絡ください。
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■■■■■■■ 料 金 改 定 し ま し た ! ! ■■■■■■■
最近の円安に合わせまして、料金を改定を行いました。
今まで、日本語解説書・動作チェック・手数料などを含めまして、
１ドル ＝ 140円(120円 + 20円) 換算で行っておりましたが、
１ドル ＝ 150円(130円 + 20円) 換算へ変更いたしました。
例えば、TNTmips シングルライセンスの場合、
旧価格 840,000円 から 新価格 900,000円 となります。
普段より、元価格にあまり上乗せしていない分、
円相場に応じて価格が変動いたしますことを
ご理解よろしくお願いいたします。
わからない点などありましたら、
info@opengis.co.jp までご連絡ください。
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############# このメールマガジンの配信について ################
このメールマガジンは、
年間テクニカル・サポートに加入されている、
ユーザーさまのみを対象としております。
基本的には、登録アカウント１つに対して
１ユーザーを配信対象としておりますが、
例えば、研究室の予算で加入された場合などは、
ご購入いただいた指導教官と、実際に TNTmips で作業を行う学生1名の、
計２ユーザーを対象として配信させていただきます。
１アカウントに対して合計３名以上の配信は行いません。
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申し訳ありませんが、じゃんけん等で１人に決めてください。
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>サービスその３：対応は最優先で行います。
>サービスその４：専用FAX質問用紙をお送りします。
>サービスその５：電話・電子メールも、もちろん最優先で対応いたします。
>サービスその６：週に１回メールマガジンを配信します。
>サービスその７：展示ブースへご来場の方には特製オリジナルグッズを進呈。
>サービスその８：現在計画中です...
「これで年間９万円は安い!!」と感じていただけるような
サービスを提供していきたいと考えております。
よろしくお願いいたします。
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※OpenGIS Mail Magazine for T.S.Uでは、
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