1998.10.30
TNTmips V5.9

DEMの立体視

 
DEMラスターをワイヤフレーム表示して、TNTmipsに同梱されている赤青の色めがねで見ると、立体的に見えます。
 
1.メイン・メニューから表示/空間データ(Display/Spatial Data)を選択し、さらに新3Dグループ(New 3D Group)を選びます。

新3Dグループ(New 3D Group)

2.Group Controlsウィンドウから地形の追加(Add Surface)を選択。
地形の追加(Add Surface)

例としてLITEDATA/CB_DATA/CB_ELEV.RVC/DEM_16bitを使用。

3.3D Viewpoint Controlsウィンドウの距離 (Distance)を動かしてワイヤフレームの表示範囲を調整します。

3D Viewpoint Controlsウィンドウ
3D Viewpoint Controlsウィドウが表示されていない時は、Group View 2 (Perspective)ウィンドウの視点コントロール (Viewpoint Control)ボタンを押すと出てきます。

4.Group View 2 (Perspective)ウィンドウで、ステレオビュー(Stereoview)・ボタン(めがねの絵)を押す。

ステレオビュー(Stereoview)
 
5.「ステレオ深度スケール」のバーを右に動かして大きくすると、ワイヤフレームが赤、青に分離します。

CB_ELEV.RVC/DEM_16bitのステレオビュー

3D Viewpoint Controlsウィンドウの設定
 
6.添付の赤青メガネで見ます。「ステレオベース距離」を右にグッと大きくして、その後「ステレオ深度スケール」も大きくします。経験的に、赤と青が大きく分離する直前位のスケール値が一番立体的に見えるような気がします。
 
Group View 2 (Perspective)ウィンドウの背景の色は、そのウィンドウのオプション(Option)メニューのカラー(Color)で変えます。黒またはグレイが見やすいかもしれません。
ワイヤフレームの線を細かくするには、Group Controlsウィンドウのツール(Tools)ボタンのコントロール(Control)を選び、「ワイヤフレームのサンプリング」の数字を小さくします。ピクセル何個置きにワイヤフレームの線を引くかという意味です。

ツール(Tools)ボタンのコントロール(Control) ワイヤフレームのサンプリング
 

その他の例


DEMの上に画像を重ねることもできます。その場合の画像はグレイスケールが適しています。


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