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50mDEMSML
50 メートル メッシュ デム エス ・ エム ・ エル ver3.0


TNTmips は DEM と呼ばれる標高データを
読み込むことができます。

 ここでは国土地理院の 50m メッシュ標高データを、SML で読み込む方法について解説します。

(このバージョンは ver.3.0 ですが、もっと新しい SML もあります)

 ver3.0 では自動的にジオリファレンスが付加され、海域の扱い方によって2種類のSMLを用意してあります。

TNTlite でも利用可能です!!


最新 50m メッシュ DEM コンバータ
250m メッシュ DEM のコンバータ


本ページ作成時の環境は Windows Me(TNTmips 6.5)

このページ内の 目 次
@ダウンロード
 SMLファイルをダウンロード
A使用方法
 SMLを実行します
B2つのSMLの違い
 ver 3.0 版と Null 版




 

 SML をダウンロード


 SMLファイルをダウンロードします。
 使用方法によって、
 2つの種類を選択しますので、
 ご注意ください。



▼それでは、まず下のボタンをクリックして、SMLファイルをダウンロードしてください。

 求めたい値によって2種類のSMLを用意しました。通常の使用目的であれば、海面0m版をダウンロードしてください。


  海面 0m版 SML [3KB]  <<<<< ダウンロードしてください!!

  海域 Null値版 SML [3KB]  <<<<< ダウンロードしてください!!






 

 SML の使用方法


 では、SMLを実行してみましょう。
 アイコンをダブルクリックすると
 自動的に起動して、
 必要な情報を聞いてきます。



▼早速 SML を実行します。
 CD-ROM をセットして SML ファイルをダブルクリックしてください。




▼実行すると、TNTmips が起動し、このようなポップアップがでてきます。OK ボタンを押してください。




▼読み込む .MEM ファイルがどこにあるかを聞いてきますので入力してください。




▼今度は、出力ファイル(RVC名とオブジェクト名)の指定を催促されますので、右上の New File ボタンや New Object ボタンを押して、新規ファイル名を与えてください。




▼最後にコントロールポイントのジオリファレンス情報ダイアログが出ます。ここでは、System 欄を「Latitude/Longitude(緯度経度)」Datum 欄を「Tokyo-Japan」と指定します。入力したら OK ボタンで終了です。




▼無事に終了すると、このようなメッセージが現れます。
 念のため、ちゃんと出力されているか確認をしてください。






 

 2つの SML の違い


 今回、2種類の SML があり
 どちらを選択したらよいか
 悩んでしまうかもしれません。
 その違いについて解説します。



▼まず、元々の DEM データには標高値以外に、海という情報が入っています。その値は -9999 です。




▼しかし、この値を標高値として認識すると、海岸線付近で巨大な崖が存在してしまいます。
  



▼そこで、ver3.0 版の SML [dem50v3.sml] は、海面の値を 0m と置き換えて出力します。その代わりに陸域の 標高 0m 地域との区別はできなくなりますが、リサンプリングを行う場合には、こちらのやり方のほうが向いています。



▼一方で、海域と陸域を区別して扱う場合は、この-9999という値が非常に重要になってきます。そこで、Null 版の SML [dem50null.sml] は、海域を-999(整数値で単位をmにする場合、元データを1/10にする必要があるため、ヒトケタ変わります)と区別できる形で出力し、更に通常の解析では対象外とする Null 値として扱われるよう設定します。



▼というわけで、2種類の SML がありますので、出力された標高データをどのように使用するかよく考えたうえで SML を実行してください。





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2001.6.29更新

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